2日間ダンボールと格闘した話

Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話

ヤフオクで雑誌をメインに出品しています。

10年くらい続けているのでいろいろなことがありましたが一番大変だったのは忘れもしないテレビ雑誌を大量に出品してダンボールと大格闘したことです。

いつもはファッション雑誌やムック本などを出品後、OPP袋に入れて保管、落札されたら封筒に入れるだけという簡単な作業でした。

テレビ雑誌は約80冊ほとんど落札され後は封筒に入れるだけというところで落札者から「テレビの本は薄くて折れやすいので厚紙で補強してください」とのメッセージが。

なんでも以前落札したものが折れていてショックを受けたとか。

「えっそうなの」たしかに薄いし折れやすいかも。

封筒には「折曲・水濡厳禁」と常に表記していますが、万が一のことを考えてテレビ雑誌すべて厚紙補強をすることにしました。

この時までは「ダンボールもらってきてカットするだけでしょ」とあまり難しく考えていませんでした。

出品後にはすべてOPP袋での梱包を終えているので、あとは厚紙を用意して宛名印刷するだけだから簡単だと。

まずはスーパーに行って大量のダンボールを入手、1箱当たり4枚の厚紙が取れると計算して20枚、これも結構大変だったけれど午後には発送できると予測していました。

まずは一枚、ダンボールを封筒の大きさに合わせてカットしてみると、なんと2枚しか取れない。

残りの2辺は小さすぎて使えないことが判明。

それでも今日の発送分は半分くらいだから、午後発送した帰りにまたダンボールをもらって来ればいいとまだ余裕がありました。

しかし、いざダンボールを切ってみるとなかなか大変。

大きいので扱いづらいし、普通の紙と違って切りづらい、切り口がきれいに揃わない、カッターの刃もすぐダメになる。

ゴミはたくさん出るし、切りくずでくしゃみが止まらなくなってくる。

もう10枚くらいでぐったり。

完全にダンボール補強というものをなめていました。

ただ切るだけと簡単に考えていましたが、ダンボールにもカッターにも不慣れだった私。

それでも切るしかないとひたすら頑張るものの、まだまだ足りない。

やっと切り終わったころにはすでに2時近く。

達成感とともにゆっくり昼食を終え、宛名を印刷し、あとは封筒に入れるだけというところで大きなミスを犯していたことに気づきます。

封筒の大きさでカットしていたので、厚紙のサイズが封筒とぴったり同じで封筒に入らない。

自分を呪いながら泣く泣くリサイズしすべての作業が終わったのは5時。

急いで発送分を持ち込み、明日のダンボールをゲットするためスーパーへ。

もう間違えません、あと40件分だから20枚、またさっきの経験から切りやすいダンボールの種類がわかっていました。

しかし今度はちょうどいいダンボールがない、さらには小さいものばかり。

夕方はダンボールが回収されてしまうのか、お客さんがもらうのかは不明ですが最終的に4件スーパーを回ることになりました。

またダンボールと格闘しなければならないところですが、なれない作業に疲れてしまい明日にまわすことに。

翌日はアレルギー性鼻炎のような症状でくしゃみと鼻水が止まらずマスク着用で掃除機をかけながらの作業。

当然効率は悪いし、頭痛もしてくる、「なぜ夕べやらなかったのだろう」とイライラはピーク、もう悪い評価がついてもいいからキャンセルしようかと考えだす始末。

結局その日も終わったのは夕方、2日間ダンボールと格闘。

おかげで「丁寧な梱包を」という高評価をたくさんいただきました。
売り上げも良かったですがもう2度と薄い雑誌は出品しないと心に誓いました。

今思えばメッセージをくれた人にだけダンボール補強をすれば良かったのかもしれません。

まだヤフオクをはじめて間もないころだったので応用がきかず真面目に取り組んでしまいましたがもっと方法があったのだと思います。

その後薄めのカタログを落札したことがあり、どんな梱包で来るのか楽しみにしていたところ、スーパーの食品を入れるビニール+リサイクルの封筒でした。

それでもその人の評価は4桁、すべて「非常に良い」でした。

私のあの努力は何だったの、この人の梱包レベルで良かったのとショックを受けました。

さらに後日ネットで「折れやすいものはクリアファイルに挟んで発送するという」という記事を見たときはさらなるショックでした。

こういうことを経験してより良い方法を模索していくのだと思います。
今となってはなつかしい思い出です。

ほかにも細かく梱包方法をしてくる人の話や、発送中商品が迷子になってしまい2か月後に発見されたなど色々ありますがこの2日間にわたるダンボールとの格闘がいちばん苦労しました。

のちのち後悔した格安出品

はじめまして。

子育て中のアラサー主婦です。

子供用品は必要不要のサイクルがとても早いため、私はよくフリマアプリを利用しています。

アプリ自体はすごく便利なシステムで大半の取引はスムーズにいくのですが、なかには少し困った体験をしたこともあります。

今回はそんな私の体験談を一つご紹介したいと思います。

あれは1年ほど前のことです。

私は子供の1歳の誕生日に使った、誕生日飾り(タペストリー)を送料込み350円で出品しました。

送料や梱包費用を考えるとほとんど利益のない出品でしたが、やはり思い入れのあるものなので捨てるよりは他の方に使ってほしいと思い出品に至りました。

そしてある金曜日の夜のことです。

アプリ運営サイトから、商品が購入されたため発送して下さいという旨のメッセージが私のもとに届きました。

私はアプリ上で購入者に、購入していただいたことに対するお礼を伝えました。

そして、出品時に商品説明文に記載したとおり発送は最安の方法(郵便局からの定型郵便)をとるため、最短で月曜日の発送になることを連絡しました。

すると購入者からすぐにメッセージが返ってきて、火曜日の子供の誕生日に到着を間に合わせてほしいと言われました。

私は、今日は郵便局がもうすでに閉まっているし月曜日までは定型郵便を出しに行けないこと、商品説明文にも郵便局から送ることと発送に2?3日かかるということが書いてあることを伝えました。

しかし購入者からは月曜日発送で火曜日に間に合いますか?という旨の返信が届きました。

もちろん間に合うはずはありません。

内心、こちらも忙しいのだからそれくらい自分で調べてから購入してほしいと私はいらいらです。

しかしトラブルになるのは避けたかったため、申し訳ないですが火曜日着には間に合わないので、よろしければ購入キャンセルされますか?と私は自ら下手にまわってたずねました。

その日はそこから返信がなくなったため、寝てしまったのかなと思い翌日再びメッセージを確認しました。

しかし返信はきていません。

火曜日に誕生日なら次の購入も急ぐだろうと思い、私は再び取引キャンセルされるか確認のメッセージを送りましたが、それもスルーでした。

困った私は結局定型郵便に比べて50円以上値上がりするヤマト運輸の発送方法で商品を送ることにしました。

ヤマト運輸であれば土曜日でも発送業務を行っているためです。

もちろん発送費用は全額こちら持ちなので私にとっては思わぬ損失です。

またヤマト運輸で発送するには二駅となりのセブンイレブンまで商品を持って行く必要があり、小さな子供を連れて二駅分自転車で往復する手間ができてしまいました。

本当ならもうこのまま商品を送らずアプリ運営側に相談してもよかったのですが、せっかくのお子さんの誕生日にこんなことでトラブルのは相手側も気分が良くないだろうと思い、私なりに最大限の配慮でした。

商品発送後、ヤマト運輸で発送したため火曜日には間に合うことを連絡しましたが、それにすら返事がありませんでした。

私は一体なんなのだと思い、怒り心頭です。

結局商品発送から2日後の月曜日になって、相手側からは一言だけ「届きました。
」との連絡が入りました。

350円という小さい商品取引ですが、それにかけた労力や気負いはその価値以上に私にとってしんどいものでした。

フリマアプリをよく利用してきましたが、こんなにも不快に感じた取引はありません。

せっかく誰かに喜んでもらえればと思い格安で出品した品物も、もはや出品しなければよかったと後悔したほどでした。

それ以降は、こういったややこしい手間がかかるリスクも含めて値段を決めるようにしています。

ぎりぎりの価格設定だと、出品して損したという経験になりかねないことをこの一件で学びました。

初心者がフリマアプリの配送方法で悩んでしまった話

ずっとフリマアプリとは無縁の私でしたが、いよいよ意を決して本を数点出品してみることにしてみました。

リサイクル系の本屋に買い取り依頼をするならば出向いて本を渡して査定しても貰うだけで済みますが、逆に考えるなら本屋に出向かなければいけないし値段を査定されてしまうので自分の意にそぐわない値段にされてしまったりしまうというデメリットがあります。

フリマアプリを始めようと思った当初はそこまでではありませんでしたがこれからはあまり外へ出ることも出来ない状況になるかもしれないと感じこの機会にフリマアプリに挑戦してみることにしました。
そこで最も困ったのが配送方法です。

今まであまり宅配というものを使って来なかった私はどのように梱包して購入希望者の人に本を配送すれば良いのか全くもってピンと来なかったのです。

色々調べていく内に最近は配送したいものによりますが段ボールに入れずとも郵便ポストに入れるだけで配送出来る厚紙の封筒やさらにはフリマアプリによってはこちらの住所を購入者の人に教えなくて済む配送のシステムなどもありそれぞれ配送方法の流れや手数料が変わって来るようなので調べれば調べるほど頭がこんがらがってしまい私にとってどの配送方法がベストなのかわからなくなってしまいました。

そのせいで出品する為の本も商品登録出来ないままになってしまい、しばらく何もしないまま日が経ってしまいました。

数日経ったある日、友人にその話をしたら私の頭の固さにひとしきり笑ったあとアプリの画面を見せながら丁寧に配送方法の説明をしてくれました。

何とか理解出来た私はあまりどの本も大きなものでは無かったのですべて郵便で送れる厚紙の箱のものにしました。
こちらの住所を購入者の人に教えなくて済む設定もしっかりつけて改めて意を決しなおして商品登録をしました。

商品を登録して友人と少しおしゃべりしていたら購入希望者の人から連絡が。
私は本当に突然だったので慌ててしまいましたが、友人と一緒にいる時で良かったです。

友人に教えて貰いながら購入希望の人と連絡を取り合いました。

友人はその私の姿を見て不安になったのか家の近くで会った事もあり、私の家まで一緒に行ってくれて配送まで一緒についていてくれました。
なんとかポストインまで出来た私は自信を持てるようになりあとの本も自分ひとりで売ることが出来るようになりました。

先日その友人とボイスチャットで話す機会がありこの前のことのお礼を伝えたのですが「この程度の事ならまた頼ってよ」と笑ってくれました。

そこで話を聞いてわかったのですが、友人も普段からフリマアプリ等を頻繁に活用しているらしくだからこそフリマアプリを始めたばかりの私の不安なども凄くわかったと言ってくれました。
私はその話がとても胸に刺さりその場で何度も感謝を伝えました。

初めは何もわからず不安でいっぱいだったフリマアプリでしたが友人のおかげで配送方法が良く分かり、1回わかってしまえばとっても簡単ですっかり生活の一部となることが出来ました。
もちろん自分で調べることもとても大切ですが、人間のすることですから限界があります。
そんな時は友人や家族など周囲の人たちの力を借りる必要もあるのだと痛感することが出来ました。

何度かフリマアプリを使って来てその使い方にもだいぶ慣れて来たので今度は本以外のものもフリマアプリで出品するのをチャレンジしたいと考えています。

ちょうど近々家の大掃除を家族みんなでやるので断捨離したものの中で売れそうなものがあったら私が家族に提案してフリマアプリで出品したいと思っています。

家も片付いて欲しい人にお譲り出来る誰しもが幸せになれるフリマアプリは現代に無くてはならない素敵なツールだと思います。
使いこなせるようになって良かったです。