古いゲームを売ってみた

Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話

色々な不用品をネットオークションで売ってしまおうということを考えて何か売れるものはないかと探してみたのですが、古いゲームがありました。

ファミコンのゲームで箱付きのものも多くありましたし、それなりに高く売れる可能性もあるのでは、ということで色々とうってみることをしようと考えたのです。

いろんなゲームがありましたがやはりドラゴンクエストとかキン肉マンとか昔よく遊んだものが出てきたのがちょっと嬉しかったです。

やってみようにももうすでに本体が存在しないので私としては思い出として残すというのも悪くはないのですが欲しい人がいるのであれば買ってもらった方がお金にもなりますし、ゲームとしても遊んでもらった方が嬉しいというようなこともあるだろうということでオークションに出品することにしました。

いろいろなゲームのあるわけですが一つ一つ写真をとると言うと非常にめんどくさくなってきてしまうので全体を大きく写真で撮るということをしました。

本来ですと一本ずつ写真をとって一つずつ出品していくという事の方が高く売れるという可能性が期待できるのは間違いないわけですがそれほどプレミアムがあるというものではありませんし、売れるのであればとにかく処分というような形でもスペースを空けたいということもあり、全体で売ることにしました。

結構アクセス数が来てくれたのでそれなりに高く売れるのではないかということもあったのですがそんなに値が上昇するということもなく一週間ほどできちんとオークション終了の時に良い落札者が出てくれたので売れることは売れましたが思ったより高いということではなかったです。

とりあえずやり取りをした上で入金が確認というよりはヤフーオークション側から発送してももう良いですよという合図が出たら発送することにしました。

さすがに精密機械ということでもありますのできちんと梱包をしようということにしたわけですが緩衝材をとりあえず確保してそれをぐるぐると巻いていくということにしました。

一本ずつ緩衝材を入れたいところなのですがそこまで緩衝材の量がなかったので多少不安はありましたがカセットを重ねてその上からプチプチの緩衝材を巻いていくということにしました。

カセット同士が触れ合ってしまっているということになりますが外側はきちんと緩衝材で守られているということになりますからそんなに衝撃が強く与えられない限りは極端に問題があることではないだろうと自己判断しました。

着払いですからこちらから何か費用を支払うということもなくそのまま発送するだけでよかったです。

かなり便利だったのが自分で特に宛名を書くという必要性もなく、むしろ匿名で配送することができるということになりましたのでこれがとても助かりました。

コンビニで所定の手続きをすると配送のための紙が出てきてそれを貼り付けることによって送ることができるようになっているというシステムでした。

ですから、一々送付票などを自分で作る必要性もありませんから、これはとても楽でした。

梱包のためのダンボールは家にあったダンボールを活用しました。

多少面倒であったのが、ダンボールをカットすることです。
できるだけキチンと正しい大きさで、ということで送りたいという気持ちがありましたから、無駄に大きいものに入れるということはよくないと思ったからです。

送料自体は自分持ちではないですから、そこまで気にすることではないのですが一応はそのサイズで、ということで決めているわけですから、上手くそれ以下に出来たら、とも思ってダンボールはカットして形に合わせるように、ということでやってみたのが大変でした。

梱包作業に四苦八苦!

ありがたいことに、フリマアプリで商品を出品した途端に「タロットワークブック : あなたの運命を変える12の方法を○○さんが購入しました。
」のポップアップが表示されてびっくりしました。

普段サポートでほぼ実家にいるので、ちょうど自宅にいる日だったので幸いでした。

ご購入いただいたのが初めてで、購入が決まってから梱包資材などを準備するつもりだったので、まず発送までの流れの解説を読んでみましたが、わかりにくいところもあったので調べたりしながら、往復20分かかりましたが、とりあえず近くのコンビニエンスストアに行きました。

少し厚みのある大きめのサイズの本だったので、スタッフさんに「このサイズの本を発送したいんですけど。
」と伝えてちょうどいいサイズの専用の梱包資材を買って自宅に戻りました。

最寄りの100均でプチプチを買おうと思ったら見つからないので、オーナーさんらしきレジのスタッフさんに聞いてみると、「ここでは扱っていないみたい。
何かの時に使えるかと思ってとっておいたのだけど、これでよければお分けしますよ!」とほぼ新品の状態のプチプチを譲って下さいました。

お礼を言って、早々に自宅に戻り翌日には実家に戻るので、当日発送しようとさっそく本をプチプチで3重巻きくらいにして、手書きの御礼のメッセージカードを入れてセロテープで止める作業を済ませました。

慣れない作業と気もあせっていてこの段階で数時間が経過しかなり疲れていましたが、ここからが本番。

先ほどのコンビニエンスストアのスタッフさんによると「受け付けはできるけど、重さとか詳しいことを聞かれてもわからないから。
」というお話だったので、念のためテープや予備のプチプチなどをもって片道徒歩30分てくてく歩いて郵便局休日受付窓口に到着しました。

列に並んで、スタッフさんに「この本を送りたいのですが。
初めてなので寸法や重量は大丈夫でしょうか?」と確認してもらうと、「高さがオーバーしているので、発送料金が700円台になります。
」と言われてびっくりして困惑していると、「プチプチの巻き数を1重巻きにしてみたら何とか大丈夫かもしれませんね。
」と助け船を出してくれました。

慌てていたので、持ってくるのを忘れたハサミをお借りして、後ろの台で梱包をほどいてがっちり付いていたセロテープのはがしや余分なプチプチをカットするのに手間取りながらも何とかご購入者様にし失礼のない程度に再梱包して、高さの計測を無事クリアして、無事発送することができました。

本来のお仕事ではなかったと思うのですが、郵便局のスタッフさんにサポートして頂くことができて、本当に感謝しています。

その時のスタッフの皆様ありがとうございました。

事前に何度かお試しで購入し、皆さんがどのような梱包をされているのかをチェックしてみて、人それぞれでしたが、プチプチで丁寧に梱包されさらにラッピングしてメッセージカードや説明などを入れている方、スーパーにあるようなビニール袋に入れて新聞紙のパッキンの方、商品をそのまま固定することもなく箱に入れて商品が箱の中をコロコロ転がっている方もいたので、私は最低限プチプチを巻いて御礼のメッセージカードを入れようと決めていました。

実際に作業してみて、丁寧なつもりが過剰包装で高さオーバーになっていることに気が付いたり、他の方も商品によって色々な経緯で簡易包装になっていたりするのかなと感じました。

その後、まず梱包の箱はキャンペーンなどで無料購入できる時に事前購入したり、いつでも発送できるように準備したりしています。

在宅の事情もあり余裕を持った発送日付を選択していますが、初回ということもあって、一日でも早く発送しようと気が焦って四苦八苦になりましたが、今回の経験を生かして今後も、楽しいお取引をしていきたいと思います。

3.0001cmの壁

フリマアプリに出品を考える際、ネックになるのはやはり送料ですよね。

送料先方持ちだと、なかなか販売につながりません。
かと言って個人で出品する以上、送付できればいくら掛かってもよいのではなく、最安値の送料で送付したいと考えるのはとても自然なことです。

3cmまでの厚さで、1kg以内かつA4サイズに収まるアイテムであれば、大概のものはゆうパケットあるいは、クリックポストがお得です。

ゆうパケットであれば、175(フリマアプリ限定の価格)、クリックポストであれば、198。
つまり200程度に送料を抑えることができます。
ただしプリンターが家にない場合は、ラベル印刷用にセブンイレブン専用のシステム、ネットプリントを使って、ラベルを出さなくてはいけないことがクリックポストのやや煩雑な点です。
ゆうパケットは、自宅で梱包して、郵便局あるいはローソンに持っていけば、面倒な手続きなしで送付することができます。
クリックポストは、梱包の上ラベルを貼って、最寄りのポストにそのまま投函するだけで、発送完了です。

小さなアロマオイル付きで、ポータブルタイプのディフューザーを出品した時のことです。
この時も当初の目論見では、厚みを3cm以内に抑え、最安の送料で送付するつもりでした。
郵便局に行くと測ってもらえるような、厚み計測専用の定規が残念ながら我が家にはなく、一般に流通しているいわゆる「ものさし」で計測するしか方法がありませんでした。
専用ポーチにディフューザー本体とオイルの瓶、取扱説明書の全てを入れて、封筒に梱包してみた結果は余裕で3cmをオーバーしてしまい、頭を抱えました。
考えた末、専用ポーチと別に本体とその他アクセサリーを梱包してみることにしました。
結果は、3cmぴったり。
これならきっと最安値の送料で送付できると考え、最寄りのローソンへ向かいました。
その店舗は無人でフリマプリやオークションの発送ができる機械を導入しており、厚みが3cmに設定されている投入口も機械に付属しています。
機械でスキャンの読み取りをする前に、試しに投入口へ梱包してきた商品を入れてみました。
結果は、入らず…。
店内で開封の上、再度梱包の必要が出てきた可能性に絶望し、店員さんに郵便局に設置してあるような、厚み計測用の定規がないかどうか聞いてみました。
かなり丁寧な店員さんで、定規を私に貸し出すだけでなく、商品の厚みを一緒に計測してくれました。
定規に通すと、思いっきり押せば入るか?というラインでかなり微妙な結果になりました。
押したから破壊されるような性質の製品でもないため、恐る恐る押してみたところ、やはり入りません…。
私は最初に梱包に使用されていた封筒に別れを告げ、開封して別の方法で送付することを決めたのでした。
ゆうパケットの次に、ローソンでできる方法で送料が抑えられるのは、ゆうパケットプラスという方法です。
専用の箱を65で購入する必要があり、箱のストックが家にないと2回コンビニに行く必要が出てきてしまうため、厚みや重さから判断して、明らかに最安値送付が難しそうな場合に選択する方法です。
厚みは7cmまで、重さは2kgまで幅が広がるため、今回の商品であれば余裕を持って送付が可能です。
送料が箱代とは別で375掛かります。
結局、ゆうパケットと比較して、2倍程の送料を支払うことになりました。

「梱包が丁寧でよかった」と購入者の方には喜んでもらえましたが、あの夜のローソンでの大変さを思い出し、これ以来厚み専用定規を購入して自宅に揃えるようになりました。
これからフリマアプリでの出品を考えておられる方、ギリギリ厚み3cmの小物の送付にはご注意ください。