売れたは良いけれどその後が大変でした

Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話

ミニマリストを目指して家の中を整理し、不要なものをフリマで結構沢山売却しました。

小さなものは、ヘアピンから大きなものは傘やたためないリュックとか。

特に困ったのは長傘でした。

長傘を入れる段ボールが宅急便業者や郵便局に無いわけではありませんが、長傘も色々で、全体の長さがそれを超えてしまっているケースも多くありました。

最初は巻き段ボールで包んでみましたが、傘の骨が折れる恐れがあると宅急便業者からダンボールに入れて欲しいと依頼があり、また大きな荷物を歩いて持って帰って来ました。

とにかく、車でないと長いものや大きな荷物は本当に発送場所まで持って行くのが大変でした。

持ち込みをしないで取りに来てもらう場合、一点につき、100円とか取られるので、余程の高価なものでない限り割高になってしまいます。

したがって、自分で一生懸命運ぶわけです。

結局、長傘を梱包するためには自分がためていたダンボールをつぶして、作るという方法に落ち着きました。

だんだんとコツは覚えたものの、夏の暑い時にダンボールをその売れたモノに合わせて裁断するのは、重労働です。

同時にガムテープをかなり必要になってきますが、ここでわかったのは安いガムテープやビニールテープは、やはり
切りにくかったり、妙に接着が強くて、間違えて貼った時に剥がすのに苦労しました。

長傘のダンボールの3辺の合計が規格外の時もありました。

そういった時は、最初からダンボールの作り直しです。

安い傘は、たとえ売れても出品料や送料を自分が持つので、結局自分に残る儲けは少なかったです。

また、送った相手の評価も気にしなければいけないので、
汚いダンボールの部分は切って、キレイな所だけを繋ぎ合わせて箱を作りました。

また、リサイクルダンボールの時は、マスキングテープで以前の配送の時の残った字をマスキングテープで貼ったりして消して、それは注意しました。

長傘や大物も大変ですが、洋服もA4 のOPP袋をわざわざ購入して、その中に入れて空気を抜いて小さくします。

この作業も結構大変で、安く送れるフリマのサイズに合わせるわけです。

おまけに、家では測って、この値段で大丈夫だと思ってコンビニに持って行っても、わずかの大きさでもダメ出しで、すごすごと何度も持って帰ってきて、また別の安い送料を調べ直しました。

とにかくフリマは購入してもらうのは嬉しいですが、その後の梱包の事を考えるとうんざりします。

本をひとつ梱包するのも、角が折れないように、四隅にプチプチを貼ったりしないと、購入した相手が神経質な場合は、クレームになります。

梱包した後に、一言手書きのメモを添えたりして、購入者の心象を良くする必要もありますから時間が取られます。

同時に梱包をキレイにするために、沢山のマスキングテープを購入して、ラッピングにも気を使いました。

今では、手元に山の様なマスキングテープが残っていますし、リボンや麻紐などのラッピング素材をまた集めてフリマに出品しようかなどと考えています。

フリマで売れた後の品の梱包には場所も取るのと、散らかってしまうので、その後片付けの掃除も大変です。

時間と気持ちの余裕が無いと、なかなかフリマに出品して梱包し、その取引をきちんと終わらせるのは難しいとつくづく思いました。

それでも、またフリマに出品する事もあると思って、なかなかダンボールを全て捨てることは出来ずに、使用しない部屋に溜め込んだままです。

梱包のための素材は絶対に必要で、それにお金もかかる事も痛感しました。

断捨離しようと始めたのですが、今は、買い込んでしまったモノを横目に、梱包をどうしようかと考えると、なかなかフリマに出品できないのが正直なところです。

中途半端なサイズの出品で苦労した話

少し前に、姉の頼みで品物をフリマアプリで販売しました。

姉から頼まれて、軽く二つ返事で品物を預かりました。

品物は少し大きめなエコバッグで、話を聞くと小さいものと大きいもの2点セットの商品を購入したが、小さいエコバッグしか使わないからということで出品することにしたそうでした。

さっそく商品の写真を撮り、基本情報を入力しながらふと問題点に気づきました。

そのエコバッグのサイズがあまりにも中途半端で、送料が高くつくことや送るための入れ物がないのです。

コストコで販売された限定商品のエコバッグで、定価は千円弱なのに送料を考えたら定価を超える値段にするしかありませんでした。

厚みや重さは無いものの、とにかく一辺がやたら長く、60サイズでは送れない大きさでした。
あまりにも高いと売れないのでほぼ送料と同じ値段で出品しました。

出品し送るための労働力や、梱包資材代金を考えると完全に赤字です。

しばらくして、出品したことを忘れた頃にエコバッグがフリマアプリで売れました。

あまり安くはないので売れないかと諦めていたので本当に驚きました。

ここでまた一苦労、梱包するにもちょうどいい梱包資材がないのです。

一辺が長いので、ダンボールでは余剰が大きすぎるし、なによりサイズがあがって送料が高くなります。

エコバッグにはマチがあり、中敷きには硬いプレートが入っているので折り曲げることも出来ません。

かといって、ちょうどいい袋もないので、様々な運送会社が販売している梱包資材を調べました。

市販の袋では入らないものや、販売価格が高すぎるものばかり。

しょうがないので、梱包資材も自作しました。

まずエコバッグを水濡れ防止のために、大きいサイズのOPP袋を上下に1枚ずつ付け、足らない部分は切って広げたOPP袋を巻きました。

隙間があってはいけないので、何度も梱包テープで止め、その周りを気泡入り緩衝材でさらにグルグル巻きにしました。

一番肝心の外側は、ダンボール4つを開いて1番長い部分を切り取り組み合わせてまたガムテープグルグル巻きに。

ハサミやカッターを使うため、1歳半の子供が入ってこられない部屋で作業したのですが、真夏にクーラーのない部屋での梱包作業は本当に地獄のようでした。

なんとか梱包し終えた時には、脱水症状を起こしそうなほど汗だくで、ただ商品を梱包するだけなのになぜこんな苦労しているのかと、姉からの依頼を安請け合いした自分を恨みました。

梱包し終えた商品を発送するのも、とても迷いました。

なにせすでに梱包だけでヘトヘトになっているのに、数キロ先の営業所まで持っていく体力は残っていません。

どうしようかと調べたら、PUDOステーションという宅配便ロッカーが使えるようなのではじめて利用しました。

正直、PUDO自体は近所のスーパーや、コンビニの前にある謎のロッカーくらいに思って、なんに使うものなのかとくに気にしたことはありませんでした。

近所のスーパー前まで炎天下の中、持ちにくいサイズの商品を手に移動しいざ初めてのPUDOです。

フリマアプリから指示通りにPUDO利用を選択、本来ならそこですぐにQRコードが表示されPUDOで読み込むだけで簡単発送出来るのですが、ここでまたトラブルがおきました。

フリマアプリから「ご依頼主番号2を選択してください」とエラーがでたのです。

ここでまた解決に時間がかかりました。

結局10分ほどアプリ操作で四苦八苦し、なんとかQRコードを読み取ってPUDOに品物を入れることが出来ました。

その後きちんと商品が届いたようで、買ってくれた方からは「丁寧な梱包ありがとうございました」と評価とコメント頂きました。

完全に赤字だったので、こんなに苦労する出品はあまりもうしたくはないですが、この一言だけで報われました。

ぬいぐるみの梱包は厚さに注意が必要

フリマアプリの一つ、メルカリでいらなくなったぬいぐるみを販売していた時のことです。
昔流行った、「でか鼻」シリーズのダルメシアンという犬種のぬいぐるみでした。
あまり使用していなくて眠っていたものを出品したのですが、すぐに売れてしまいました。
大きさは大体15センチ×20センチほど、厚みは10センチ程度の、犬がおすわりしている姿勢のぬいぐるみでした。
私はいつも商品の発送はコンビニ発送を選択しており、このぬいぐるみもこのままのサイズで発送となると一番高いコンビニ発送のサイズとなってしまうため、圧縮袋に入れて小さくして一番安い発送方法で送ろうと考えていました。
商品の紹介ページにも「発送時は圧縮して送らせて頂きます」と記載していました。
商品が売れたので早速圧縮袋、ジップロックのような小さめの袋に入れて空気を抜いて袋を閉めました。
そのままB5サイズ程度の封筒に入れ、しっかりと梱包しました。

コンビニ発送での一番安い配送方法はサイズがA4サイズ以内、厚さ3センチまでです。
どうにかギリギリ厚さ3センチ程度であったため、一応封筒の上からもビニールテープでガッチリと押さえつけました。
そのままコンビニで手続きを行い、厚みもサイズ内でクリアしたため発送をお願いしました。
購入された方にも「ただ今発送いたしました。
もうしばらくお待ちください」とコメントをして帰宅しました。
しかし数日後、発送したはずの商品が返ってきてしまったのです。
サイズはクリアできていたから、おかしいなあと思い発送した商品を受け取ると、なんとぺちゃんこに梱包したはずの封筒がしっかり膨らんでいたのです。
外側もガチガチにテープで止めていたにも関わらず、私の元に帰ってきた時はボールのように丸くなっていました。
どうやら、梱包してコンビニに持ち込んだところまでは圧縮されていたぬいぐるみが、少しづつ膨らみ、ついに発送業者に渡った頃にはサイズオーバーしていたようです。
今回使用したフリマアプリでは一度発送手続きをしてしまうと、取引を一度キャンセルして再購入してもらうところから始めるか、購入者の方に住所を教えてもらって郵便局から配送するしかありませんでしたので、なんとか購入者の方に住所を教えてもらい、再度郵便局から発送をしました。
商品は無事に購入者の方に届きましたが、初めての経験でしたのですごく困りました。
それまで小さな雑貨や本、薄めの服などの販売はしていたものの、全て一番安いコンビニ発送の方法で発送ができていたので、今回のイレギュラーな出来事には驚きました。
また送料も出品の際の売値から引かれてしまうため、少しでも手元に入るお金が多い方が良かったので少し送料をケチってしまったことも原因かもしれません。
結果、発送途中にぬいぐるみが膨らみ規定サイズを超えてしまったため、購入者の方に商品が届くのが遅くなってしまい、匿名敗走を希望されていたのに再配達時に住所や名前を聞き出す事態になってしまいました。
ですが知り合いも、セーターを出品、いつもは1枚だけの梱包が、相手の方が2枚購入されたため圧縮袋にセーターを2枚入れて発送したところ、途中で膨らんでしまい返ってきたと話していたので、もしかしたらあるあるなのかもしれません。
可能であれば送料は売値と別であればそこまで梱包を小さく薄くしようと考えないのですが、、誰でも気軽に始められるフリマアプリではシステム自体がシンプルなのかもしれません。
購入者からしても商品+送料よりも、送料込みの値段の方が値段がそうぞうしやすいですしね。
今後はかさばるものや無理に圧縮して梱包するよりも、余裕を持って梱包しスムーズに商品を購入された方の元に届くよう発送していこうと思いました。