Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話
昨年の冬場に、1シーズンだけ来た裏ボア付きのスウェットパーカー(新品定価5,980円)を、フリマアプリで販売した時の事です。
最初、3,000円からフリマアプリに出品していましたが、徐々に200円ずつ値段を下げ、2,600円になった時に、商品にコメントが入りました。
「はじめまして。
購入希望ですがお値下げは可能でしょうか?」
とのコメントに、
「コメント頂きありがとうございます。
2,400円では如何でしょうか?」
「2,200ではお願い出来ませんでしょうか?」
「そうですね、では、その金額でお願いいたします。
」
「ありがとうございます。
購入させて頂きます!」
と、フリマアプリならではの値下げ交渉もトントン拍子で進み、買い取ってもらえる事になりました。
スウェットパーカーでも、値段の割には記事もぶ厚く、ボリュームのあるボアが裏地全体についており、とても温かい一品、もう少し着ても良かったな~…と思いつつ、梱包作業に入りました。
普段、冬物衣料をフリマアプリで出品したことはあまりなく、夏物衣料ははほとんどメール便や普通郵便で送れるものばかり。
たまに出した冬物衣料は20,000円位で買い手がつく高価なものだったのであまり送料を気にした事がありませんでしたが、ここで一つ目の失敗。
冬物衣料、しかもボアものの嵩張るボリュームをまるで気にしていませんでした。
何度たたんでも、少し押して空気を抜いても、梱包に使うつもりだったコンパクトな箱には入らず、一回り大きい箱で梱包。
汚れ防止も含めたビニールに入れ、形が崩れ過ぎない程度に空気を抜くと、程よく余裕のある状態で梱包する事ができました。
ここで2つめの失敗。
箱のサイズを測らず、その日に発送してしまおうと、すぐに発送できる店舗へ荷物を持ち込みました。
店員さんに荷物を計ってもらいながら、送り状の印刷準備を進めていると、
「100サイズになりますね~」
と教えてくれる店員さん。
言われるがまま、100サイズを指定し、送り状を発行しフリマアプリの「発送完了」を購入者様にお知らせしました。
便利な世の中、送料の支払いもアプリ内で終わらせてくれるので、荷物を預けたら一仕事終えた気分で心地よく帰宅しました。
後日、購入者様からの受取のお知らせが届き、アプリの売り上げ金額を確認した時に、自分が犯した失敗に気づいたのです。
なぜこんなに販売利益が少ないのだ…
内訳は
・販売価格2,200円
・手数料 -220円
・送料 -900円
販売利益 1,080円…
こんなつもりでは…と、思いつつ、その時初めて、サイズによる送料を確認しました。
発送サイズは箱の3辺合計 縦+横+高さになります。
サイズ別での送料は
60サイズ 2kg以内 送料600円
80サイズ 5kg以内 送料700円
100サイズ 10kg以内 送料900円
120サイズ 15kg以内 送料1000円
140サイズ 20kg以内 送料1200円
となっており、今回私が送ったのは100サイズの箱に該当したワケなのです。
過去の送料を気にしない高額な販売や、郵送で済む夏物に慣れ過ぎて、完全に送料は盲点となっていました。
200円の差ではありますが、おそらくギリギリ80サイズでも梱包できたであろう、今回のスウェットパーカー。
箱のサイズを計測せず、足早に発送へ向かった事を後悔しましたね。
今回の教訓として、
・冬物衣料の販売で安価な販売はあまり利益なし。
・サイズによる送料をしっかり把握しておくこと。
・梱包前に、箱のサイズを自分で確認すること。
値下げ交渉時に、自分の得たい「販売利益」もしっかり決めておくべきだと、深く反省しました。
間もなく冬場に貼りますが、フリマアプリも冬物が多く出品される季節です。
出品した方も、これから出品する人も、今一度、販売価格と販売利益、そして梱包方法と送料を、しっかり確認しておきましょう。
シワになりやすいトレンチコートを送るとき
20代前半の頃はUngridだったりTODAYFULの服が好きで、定番の人気商品であるトレンチコートは毎年のように買っていました。
ですがそれはあくまで実家にいた頃。
収納スペースも多いので、特に問題には感じていなかったのですが、結婚をしてアパートに引っ越さないといけないときに大変だったのです。
引っ越したアパートは収納もそこまで多くなかったですし、何より主人も私と同じくらいたくさんの服を買うタイプだったので、お互いの服が収納できずに喧嘩になりました。
特に多かったのがお互いにアウターでした。
主人はダウンだったりマウンテンパーカー、私はコートだったりトレンチコートだったり場所を取るものが多かったです。
そのため、ハンガーは足りるのにぎゅうぎゅうになってしまって取り出すのが大変なことに。
お互いにいらないものはフリマアプリで売ってしまおうという話になりました。
正直乗り気ではありませんでした。
以前に他のものを売ったときに数百円にしかならないこともあって、嫌で仕方なかったのです。
ですが、主人に言われて自分が売る予定だったトレンチコートがどれくらいでフリマアプリで売られているのかみてみると、ほとんど定価よりも少し低いくらいで買われていることが分かったのです。
確かに人気のコートですし、毎年のように売り切れが出ています。
「売り切れになる商品ほどフリマアプリで儲かるよ」と教えてくれたので、それなら思った以上に高く売れるかもと思いました。
案の定、出品するとほぼ値引き交渉なしで購入してもらえました。
あまり着ていなくて状態が良かったのも理由だと思います。
ですが問題になったのが「包装をどうするか」です。
トレンチコートってしわになりやすいですし、形が命なので形が崩れてしまえば魅力が半減してしまいます。
できればしわになることがなく綺麗に送ることができないかと思いました。
自分が気に入っていたからです。
試しにただ畳んだままで箱に詰めてみたのですが、やはり回りが余ってしまうので少しでも斜めになるとぺたんこになってぐちゃぐちゃな状態になりました。
高く売れた商品ですし、買った側からすればこの状態できたらショックだろうな、クリーニングもしないといけないと思うだろうしと思うとなんとかしなくてはと考えました。
そこで思い付いたのが、丁度家電をかったときについていたプチプチでした。
本来であれば壊れないように回りにつけるものですが、よく考えればそれを折り畳んだ間にいれれば折り目もつきにくいし良いボリュームアップになって箱いっぱい使うことができるのでは?と考えたのです。
試しに使ってみたのですが、思っていた通り折り目もあまりつきませんし箱のあまりがなくなったので斜めにしたり少し振ってみたりしても、崩れてしまうことがありませんでした。
ぷちぷちを2段重ねにすると丁度良かったので、折り畳んだ下につけておいてそのまま袋に包んで箱に入れることにしました。
いつも邪魔になるプチプチですが、まさかここで役立ってくれるとはと驚きましたね。
その方法で5着ほど送ったのですが、どの方も「綺麗な状態で来て嬉しかった」、「包装に気を遣ってもらっていて助かりました」など誉めてもらえましたよ。
服って素材的にしわになりやすいものも多く、トラブルにもなりやすいと後から聞きました。
確かにせっかく買ったのにしわしわで来てしまったら、もしかしてかなり着ていて古いものなのでは?と勘違いしてしまいますよね。
かなり悩んだ包装でしたが、相手にも喜んでもらえたしこちらも使わないものが役立って良かったなと思えました。
それからプチプチはとっておくようにしています。
パチスロのポスターを出品
色々な物を収集するという趣味があったのですが大きく片付けをしようと考えて、何年も使っていないものとか見たことがないようにというようなのが既に使わないものという認識にして、捨てるなりの処分をしようと考えました。
色々とそうしたものがありましたが、その中でも多かったのがホスターでです。
それもパチスロのポスターであり、これがかなりの枚数ありましたので持っていてももはや仕方がないということで売ってしまうことにしました。
色々なポスターがありますが基本的に一枚だけで売るということになりますと結構送料などにもお金がかかってしまうということもありますので枚数はあるわけですから、一気に何枚も、ということで出品することにしました。
絆とかゴッド系、或は地獄少女なんかのスロットのポスターもありました。
購入したというのではなく、家の近くのお店で好きなだけ持ってきてくださいということで使わなくなったポスターというのが持っていけるようになっていたので結構を拾ってきていたということがあるのですが、だからこそ、よく使われていたというものになりますので日焼けなどもしていたりしてやや状態としてはよくないです。
こればっかりは無料で手に入れたものであるわけですから特に仕方がないことであると認識はしているのですが、それでも基本的にはその点をしっかりとオークションに出す時などには説明文に書いておかないと後々トラブルになりそうということがありますので、その点のみは注意しました。
意外と大変なこととしてあったのは箱を作ることです。
結構、パチスロ系のポスターというのは大きいものが多く、さすがに折りたたむということはできないですから、くるんで、ということになりますが、それでも入れる箱はなかなか大変な大きさになってしまうことになりました。
ですから、1枚ずつ売ろうとするとそれごとに大きな箱での郵送の費用かかってしまうことになりますのですごく売りにくいということがありました。
ですから、複数枚一緒に、ということにしたわけであり、これがなかなか成功したということもあって、問題なく出品することができました。
上手く落札してもらえことができれば、と思ったのですが結構レアでまた人気のあるコンテンツのポスターということもありましたので、すぐに入札が入り、そしてそこそこ値段を最初から取り上げてくれて結構な金額で購入してもらうということができました。
さて、肝心の梱包なのですがポスターは当然ながら紙でできているわけですからさすがに濡れてしまうと問題があります。
ですから、まずはそのあたりのことを意識して包みを作ることにしました。
大きなビニール一枚ではなかなか難しいのでそれを切って平らにした上で複数枚を重ねてつなぎ合わせていくということで、大きな包みとすることにしました。
これでしっかりと水濡れ対策はできるようになりましたのできちんと配送することができました。
ビニールでしっかりと包んだわけですから基本的に濡れるという心配はありませんし、相手が支払いの処理をしてくれたという通知が来たのでそのまま送ることにしました。
特にトラブルというのが発生するということもなくごくごく当たり前のオークションの手続きとして全てまんべんなく安心して全てを終えるということがあってきました。
売ってしまったものはちょっと勿体無いかな?と思ったこともありましたが、それでもしばらくは何も使っていない、張ってもいないものではありましたから、とにかく処分できたほうがよかったのかな、とは思っています。
少しでもお金になったことは純粋に嬉しい事であり、手間はかかりましたが満足はしています。