数グラムの違いで送料が…!!送料を制するものがフリマアプリを制す!

Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話

フリマアプリを使い始めたばかりの頃、
フリマアプリ=「とにかくたくさん売れば稼げる!」としか考えていませんでした。

家にある不用品をどんどん出品して、どんどん買ってもらって
お小遣い稼ぐぞー!と気合十分でした!
が…
実際に商品が売れて、梱包・発送する段階になって初めて気づいたのは
「梱包の仕方次第で送料が変わる!送料を安く抑えればその分収入も増える」ということ。

フリマアプリで初めて売れたのは「漫画4冊」。

1冊ずつ出品していたものをまとめ買いしてもらえて、すごく嬉しかったのを覚えています。

私は、「評価もつくことだしとにかく丁寧に発送しなければ」と考えて、1冊1冊をフィルムで包み、
さらにそれぞれをプチプチで包み…と今思えば、相当丁寧な梱包作業を行いました。

その後、袋に入れようとすると、なんとプチプチの厚みで準備していた袋に入らないのです!
他の袋を用意して梱包を終えるも、梱包資材で重さがかさんで送料が想定以上になってしまいました…。

フリマアプリの大変さを知った瞬間でした。

またある時は、
売れた洋服をできるだけコンパクトに畳んで梱包し郵便局に持っていくと
厚みが3cmを超えてこれまた送料が想定以上に。

私はようやく気づきました。

「送料をいかに安くするか…つまりいかに無駄のない梱包をするかが大事なんだ」ということに。

それからは、送料を制するべくまずは梱包資材の選択肢を増やしました。

フィルムポケットはいろいろなサイズを揃え、袋も商品が無駄なく入るように
様々な大きさを準備。

このあたりは、100均にありとあらゆる種類の商品が売られているので助かりました。

何度通ったかわかりません。

さらに商品を入れた後は、余分な部分をカットしてなるべく梱包資材の重さを軽減。

ショップ袋などに入れる際は、持ち手の紐はもちろんカットします。

そして郵便局などに持ち込む前に自宅のキッチンスケールで1g単位の重さを確認。

郵便局のスケールと数グラム誤差が出ることも想定して余裕のある重さになるよう調整します。

縦横高さの長さと重さを全て把握した上、冷蔵庫に貼り付けた「自作の送料早見表」を見て
1番安く送れる方法を選択し、ようやく発送する…この一連の流れを
商品が購入されてから数時間以内に終わらせる…という術を私は少しずつ身につけていったのです。

ちなみに、個人的に一番お得だと思うのが「クリックポスト」です。

A4サイズで厚さが3cmまで、重さ1kgまでのものなら断然クリックポストが安いです。

送付票も家で印刷するので、ポストに投函すればOK!
郵便局やコンビニで対応してもらう必要がないのでサクっと発送を完了することができます。

今は、なるべくクリックポストで送れるものを出品しようと心がけているくらいです。

ただ、時々大型商品が売れることもあります。

そんな時は段ボールが必要になるのですが、なかなかちょうど良いサイズの段ボールが見当たらず
スーパーや薬局を数件渡り歩いて探したこともありました。

段ボールは、もともと入っていた商品の重さによって強度が全く違ってくるので
ちょうど良い段ボールを探すのも意外と苦労するのです。

もちろん商品を入れた後は、段ボールの余分な部分をカッターでカットして
コンパクトなサイズに作り直します。

段ボールで梱包した商品を自転車に乗せてコンビニに向かう途中に、
段ボールが横断歩道に転がったこともありましたね…。

そんなわけで、段ボールを使った発送はなかなか労力が必要となり
売れた金額に見合わないなぁ…と思ったことも何度かありました。

フリマアプリを使い始めて3年、梱包や発送での苦い経験を経て
現在は梱包も発送もスムーズにできるようになりました。

送ったのに届いてない!意外なところにあった

オークションのやりとりには評価を気にするだけでなく、商品の梱包や発送方法について事細かに気をつけている。

文面でしか相手を知ることが出来ないため、梱包一つでクレームを入れられたり、発送後にもかかわらず発送方法を変えて欲しいと無理を言われることがあるためだ。

中にはこちらに落ち度がなく相手が悪い場合であっても””悪い”の評価をつけられ、理不尽な仕打ちを受けることもある。

だからこそ、落札されたとしても相手の評価次第では取引をキャンセルしたり、入札を取り消すなど、予見されるであろうトラブルの回避はしてきたつもりだった。

そんな中でもトラブルは起きてしまった。

評価に問題はない、これまでトラブルを起こしたことも無いであろう人に落札された事があった。

封筒に入るくらいの小さいキーホルダーだったため、送料も安く済むものではあったが念の為追跡できるようにしていた。

万全のはずだったが、しばらくすると取引相手から未着の連絡が来た。

こちらはきちんと送っているし、追跡も可能なので確認すると確かに相手へ届いたことになっている。

トラブルを起こす人ではないのは評価からすでに調べがついているし、何かの勘違いなのではないかと返信したものの受け取っていないの一点張りであった。

このままでは水掛け論になってしまうので、何かしらの保証が出来ないかと思い郵便局へ出向くことにした。

追跡番号や諸々の控え書類などを集めていたその時、相手からの連絡だ。

”商品が見つかりました!”

どういうことだろうか、商品は先程まで届いていないとトラブルになっていたはずなのに今度は一転してあったとのこと。

受け取っていたのに忘れていたのか、それとも評価が良いとなっていたのは全てサクラだったのか、相手への不信感が一気に募った。

ところが、相手にも落ち度はなかったようだ。

いやもしかしたらあったのかもしれない、”ポスト”に。

商品は確かに届けられていたし、ポストへ投函されていたのだ。

投函された商品は封筒ごと風で飛ばされていたようで、道路上に落ちていたとのことだ。

これにはお互いにゾッとした。

確実にポストへ投函されていたとしても、その商品が相手の手に渡っているとは限らない。

もしこの商品が見つからず紛失されていたら、第三者の手に渡っていたらと考えると、非常に恐ろしい出来事だった。

金額こそ大したことはないが、それ以上にお互いの評価に傷が付き、今後の取引での信用を失ってしまう原因にもなっていたはずだ。

万全な体制を持ってしてもトラブルは起こりうるし、それを解決するための対策は常にしておく必要がある。

今回は念の為、追跡できる方法で送っていたからこそこちらが確実に送ったことを相手へ証明できたし、相手へ到達して投函を済ませた日時についてもはっきりさせることができた。

こちらに落ち度がないことを証明できたからこそ、不安が無い状態で相手とのやり取りを進められたし、落ち着いてトラブル解決に対応してこれたと思う。

発見されてからはトントン拍子に事が進み、受け取り確認から評価に入金までスムーズであった。

一瞬でも相手を疑ったが、今回のトラブルについては”風のいたずら”ということでお互いの評価には影響しなかったが、こういったトラブルが続くようであれば今後の発送方法についても再考しなければならないだろう。

オークションでは基本、最安値の発送方法で商品を送っているし、多くの落札者もその方法で納得してくれている。

だが、安いからこそ追跡できなかったり、紛失の保証がないなどトラブルの要因を秘めている場合があるのだ。

たとえ安い商品であっても油断せずに、追跡できる方法で送る事が望ましいと再確認した出来事だった。

梱包・配送での苦難

現在は全く使用しなくなってしまったのですが、数年前まで某人気フリーマーケットアプリを多々利用していました。
その時の失敗談をお話しします。
主に購入をメインとして利用していましたが、自分の自由な時間が増え音楽を始めようと決意し、ある日そのアプリを通して小さな電子ピアノ(CASIO SA-46 ミニキーボード 32鍵盤。
横幅約50cmほどの小さいな電子ピアノ)を購入しました。
しかし、結局使う機会があまりなかったので、またアプリを通してだれかに譲ることに決めました。
出品して数日が経ち自分が購入した値段と同じくらいの値段で買い手が見つかって、送料は落札者負担での配送となりました。
丁寧に梱包し、落札してから間も無く配送しました。
そこから数日が経ち、”落札者の元にピアノが届きレビューが書かれました”というお知らせメールが来たので開いて見ると、なんと最低評価をつけられていました。
とても驚きました。
何事かと思い、その人のコメントを見て見ると、”本体に対して箱が大きすぎる”、”もう少し小さい箱なら送料がもっと安くなる可能性があった”とのコメント。
もともと私自身がこの電子ピアノを購入した際、中古ということもあり箱なしでの取引でした。
なので、私が落札した際も市販のダンボールで送られて来ました。
そのため、私がその落札者に対して使用した箱もジャストフィットする箱ではなかったのは確かなのですが、電子機器ということもあり、配送中に壊れないように配慮して包装したつもりだったのでした。
が、しかし、落札者からすると過剰包装だったのかもしれません。
もう少し簡易的に包装して小さい箱で送るべきだったのかもしれませんが、私は配送中に壊れてしまったら意味がないのではないかと思い少し大きめに包装しました。
私の思いとは裏腹に落札者と良い気持ちで取引をできなかったのは悔しかったです。
こればっかりは塩梅が難しいと学んだ瞬間でした。

それ以降、どうしたらお互いにいい気持ちで取引できるかを考えるようになりました。
まずは商品ページを作成するときにこれでもか!というくらいに詳細を書いたり、送料が落札者の負担であることを明確に記したり、とにかく一目で見て全ての情報がクリアになるように心がけました。
相手に誤認させないように気をつけました。
ページの工夫はもちろん、梱包する際も前より気を使うようになりました。
自分が過去に好きだったアイドルのCD・雑誌などのグッズなどを販売することが増え、受け取る側の気持ちを考えた綺麗で丁寧で思いやりの感じられる包装を心がけるようになりました。
また、自分がフリマアプリを通して美容グッズを買った際に、販売者の方からアイテムと一緒に小さいメッセージカードが添えられていたことがあり、心が暖かくなったことがありました。
そんな小さいな思いやりで購入者の気持ちを少しでも高揚させられるなら素敵だと思い、それを参考に私も同じことをするようになりました。
そのような心がけをするようになって以来、電車ピアノの時の取引のような最低評価をもらうことは全くなくなり、自分もやりがいのある取引が増えました。
フリーマーケットやオークションなどの取引は自分がやられて嬉しいことをしたら相手も嬉しい、というシンプルな法則だと思いました。

出荷に関して苦労した点は、配送所が自宅から遠かったので出品するたびにそこまで足を運ぶのは一苦労でした。
商品が落札されてから1ー2日で配送するように心がけていたので週3日くらいのペースで配送所まで通っていました。
しかし、そのかいがあって、迅速な対応が認められ、いろいろな人から喜びの声が届いたのはとても嬉しかったです。