オークションでゲーム機を勢いに任せて叩き売りしてしまった話

Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話

私はyahooオークションでゲーム機専門に個人間売買をしていました。

当時、ゲーム機は限定品などでていて今とは違い活発な取引があったのです。

モンハン限定pspとかポケモン3dsとかです。
今でも限定の特殊仕様品はありますが当時ほどの人気はありません。

私も限定品のゲーム機を複数オークションに登録して売買していたわけですがその日はなぜか張り切っていて(自分でもわからないのですが、おそらく夜だったし疲れていたのでしょう)パソコンの前で今日ここで売ってしまおうとps3(だったと思うのですが)の商品画面を見つめて威勢のいいことを書き加えていました。
普通は質問があるまで放っておくのが一般的ですがどういうわけか自分のスタイルにこだわりがあった私は色々と小細工するのが好きでした。

早期終了や値下げなど今のシステムではできないことですが当時は銀行振り込みだったのでその辺のさじ加減が個人でもできました。
もちろん表示価格より高くすることはできませんし値のつり上げは禁止事項です。

私が主にしていたのは付属のおまけを段階的に積み上げたりすることでした。
実際、閲覧数を見ることができるのである程度は宣伝になります。

もともとの商品名はそのままにおまけと称してゲームソフトを付けたりしてたのですがその日はちょっと違いました。
wiiといえば知っている人は知っているかもしれませんが任天堂のゲーム機です。

当時テイルズオブという結構有名なゲームソフトのwii本体同梱版がありました。
まあ外箱が特殊仕様でゲームソフトとゲーム機本体が同梱されている結構かさばる品なんですがこういうのを出品していたわけです。

ps3は限定品ではなかったもののその時点では結構人気な品で他の方も多数出品しているわけです。

私は個人で仕入先などなく自前で安い店やオークションで掘り出し物を遅い時間まで粘り落札、それを商品にしていました。
ただ問題だったのがオークションでの宣伝でした。

たくさんある同様の品から注目されるにはと少し焦りがあり結構薄利多売になりました。
ここでこの話の中心のps3の販売に戻ります。
もともと宣伝を兼ねて商品名をそのままに色々付属物を付けて売る手はずなので出品して放っておくわけにはいかずその日もパソコンに向かっていました。

この日値下げを希望する人が質問から問い合わせしてきたりしていました。
(怪しい外国の人もいましたが)
そもそも3万くらいで売る予定でおまけも用意していました。

ただこの日の落札者様はほかの出品物も見ていて限定品のwiiと一緒に5万程度で買うと申し出てきました。

なぜか私はそれもいいかと入札してくれたらそれも付属しますと答えてしまいました。

このころ結構yahooオークションは融通が利きました。
まあ商品の仕入れ値どころか中古屋での買取価格より低く売ってしまったわけです1、2万くらいの損でやってしまったと後悔するも後の祭りでした。

その後、頭を抱えたのが出荷です。
送料一律の設定で送料も赤字でしたがそれよりなにより箱が重かった。
発送はゆうパックで郵便局に持ち込み割引を利用していたので家から1kmくらいあるところまでダンボール2つ運ばなくてはいけません。

普段の行動は自転車で十分でしたので車は家族が使用中、入金確認後、できるだけ早い発送を売りにして信頼を勝ち取る路線だったので翌日発送のため梱包しなおし馬鹿でかい箱を抱えて歩いて郵便局に行きました。

いつもと違い箱はでかいし重いし腕が痺れるしで道中何回も休みました。

行きで1時間かかりゆうパック代金が高いしでとても悲惨でした。

まあその後もこの売り方は変えませんでしたから後悔はなくとてもいい体験でしたが。

再配達の時の対応が大変でした

メルカリを使い、商品を出品、発送した時のことです。

いつもは近所のファミリーマートを利用して発送をしていたのですが、出先についでに寄ることができたのでいつもとは違う店舗で発送処理を行いました。

普段は1番配送料の安いらくらくメルカリ便の、「ネコポス」というサイズでの発送を行っていました。

A4サイズで、高さが3センチまでという規定なのですが、正直いつもの店舗では0.5センチ?1センチ超えてしまっても処理してくれていました。

その時の商品は少し押さえれば、ギリギリ規定内サイズであったため、いつも通り発送処理を行いました。

しかし後日、商品が規定サイズを超えたため発送できなかったという理由で、自分の手元に戻ってきてしまいました。

同じファミリーマートからの発送でしたが、店舗によって規定サイズの測り方に違いがあるのかなと感じました。

また、メルカリでは今回のように発送した商品が出品者の手元に戻ってきた場合、発送処理自体はコンビニで行ってしまったため、再度同じ方法では発送することができません。

初めての経験だったので、再配達についてネットで調べると、もう一度発送するためには、購入者の方に一度取り引きをキャンセルしてもらい、再度購入してもらって一から取り引きを開始するか、購入者の方に住所、名前をサイト内のチャットで教えてもらい、郵便局からその住所宛に発送するしか方法が無いとのことでした。

メルカリではほとんどの利用者が匿名での配送を希望しているため、チャット内で見ず知らずの人に自分の名前や住所を聞かれることは、プライバシーの観点からも抵抗のある方が多いと思います。

また、商品の購入方法にも「クレジットカード支払い」「メルカリサイト内でのポイント(自分の売り上げ分やチャージ分)」「コンビニ支払い」があり、今回の購入者は「コンビニ支払い」をされている方でした。

今回の場合、一から取り引きをキャンセルした時は購入者の方にコンビニでの返金作業、そして再度振り込みをしてもらわなければならないという負担がかかることになります。

そのためその旨を説明、謝罪して、お名前と住所を教えて頂き、郵便局からの発送を行いました。

しかし、サイト内では「ネコポス」にて発送した事になっているので、送料としては「ネコポス」料金が適応されてしまっています。

発送料金は自分の売上金から発送サイズによって自動的に引き落とされてしまうため、郵便局から発送した際の送料が、サイト内で既に引き落とされている「ネコポス」の配送料金とプラスでかかってしまいました。

元々「ネコポス」はファミリーマート、セブンイレブンで発送できる「らくらくメルカリ便」の1番小さく安い発送方法で、商品のサイズも小さいため売上げ金もそこまで高くありません。

結局今回の取り引きでは売上金から「ネコポス」発送料金、郵便局からの再発送料金、メルカリへの手数料を含めるとほぼ残金はありませんでした。

最初からちゃんと発送サイズを守って発送すればいい話なのですが、いつものコンビニでは受け取ってもらえていたので、多少なら規定サイズを超えてもいいのかな、、と考えてしまいました。
店舗によっては商品発送処理をする前に、発送者と一緒に規定サイズ内かを確認するところもあると聞きました。

そして、メルカリサイト内での再発送の手続きがすごく面倒で、時間とお金が掛かってしまい大変な思いをしました。

知り合いのメルカリを利用している方も、同じような経験をしたと話していて、再配達となってしまう事案は全体的にも多いのかなと思います。

誰でも気軽に始めることができるフリマアプリですが、私のような素人の方が多く、トラブルになった場合の対応を連絡する窓口も分かりにくく、ネットの口コミで対応策を知りました。

今後は規定サイズに気をつけて発送を行っていきたいと思いました。

エレキギター発送までの道のり

昔使っていたエレキギターを、メルカリで出品する事にしました。

物置きに眠っていたので、錆びついていましたが、捨ててしまうのは勿体ないし、お金もかかります。

なので、磨けばまだ使えるかもしれないし、最悪、部品取りとして欲しい人がいるかもしれません。

それに、LUNA SEAのINORANさんのシグネチャーモデルだったので、ファンの方のコレクションとしても、需要がありそうでした。

音が出るか確認しようと思ったのですが、アンプがありません。

以前、友人に貸したっきりで、返ってきていませんでした。

その友人は、今は近くにいないので、返してもらえないし、そもそも、貸したのもだいぶ昔なので、あるかどうかも分かりません。

新しくアンプを買うのは経費になるし、ギターをジャンク品として出品するのは、かなり安くなるので最終手段にしたいと思いました。

後日、近くで持っている人を見つけて借りられたので、早速、音出し確認。
無事、音は出ました。

ボリュームノブを回すと、少しガリガリ鳴りますが、なんとか許容範囲です。

次に、全体をキレイに磨く作業に入ったのですが、錆びもひどいし、細かい所は磨きづらくて、かなりの重労働でした。

隙間時間に、所々分解しながら磨き、終わったのは1週間後です。

ようやく出品できると思ったのですが、弦を張りもう一度音出し確認すると、なんと音が鳴りません。

おそらく、分解している段階で、配線が切れてしまったのでしょう。

せっかく磨きあげたのに、ジャンク品にするのは悔しいので、自分で直してみる事にしました。

ギターの配線について、調べて勉強し、ハンダゴテも購入しました。

正直、どこが悪いのか分からなかったので、とりあえず、ハンダで付いている配線を外して付け直しました。

すると、音が鳴りました。

一安心し、やっとメルカリに出品です。

ビックリするほど早く売れたのですが、梱包でまた問題が発生しました。

ヤマト運輸に発送を依頼しようと思ったのですが、調べてみると、ギターの発送はハードケースに入っていないと、拒否されるというのです。

ソフトケースに入れ、プチプチでぐるぐる巻きにして発送しようと思っていたので、全くの予想外でした。

とはいえ、ギターはもう売れてしまっているので、早く発送しないといけません。

さらに調べてみると、YouTubeでギターの梱包方法について載っているのを見つけました。

それは、2リットルのペットボトル、6本入りの段ボールを3つ縦に重ね、その中にギターを入れるというものでした。

すぐに近くのスーパーへ行き、段ボールを3つ貰って来て、重ねてみたのですが、商品の種類が違う段ボールだったので、微妙にサイズが違いました。

隙間が開いてしまうので、もう一度スーパーへ行きましたが、同じ段ボールはありませんでした。

その後、2つのスーパーへ行き、やっと3つ揃いました。

段ボールを組み立て、ギターを入れ、隙間に緩衝材として、新聞紙を入れていたのですが、今度は新聞紙が足りません。

他に何か入れるにも、プチプチももう使いきってしまいました。
我が家は新聞をとっていなかったので、たまに実家から貰ってくる程度でした。

それから、車で片道1時間かかる実家へ、急いで向かいました。
久しぶりの実家でしたが、あまりゆっくりもせずに、新聞紙だけ貰って帰ってきました。

新聞紙を詰めて、ようやく梱包が終わりました。

もう夜になっていたので、その日はもう発送できません。

次の日にヤマト運輸へ持って行くと、梱包状態を確認され、承認されたので、やっと発送する事ができました。
無事、購入者へ届き、中身も大丈夫だったみたいで一安心しましたが、もう2度とギターは出品しないと決めました。