Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話
主人がフリマアプリにはまっていて、たくさんの収入を得ているのを見て「私もやってみようかな」と思い始めた私。
ですが、梱包などが面倒だしまず発送についてどうすれば良いのか全く分からなかったのでまず友人に相談してから挑戦することにしました。
主人に聞けば良かったのですが、売りたいものが独身時代に昔の彼氏が買ってくれたものだったので、これはどうしたのかと言われると困るので相談できませんでした。
そのため、友人に電話で相談したのですが、実際に見て伝えるわけではないのでお互い勘違いもあったのか不思議な包装になってしまったのです。
送るはずだったのはロングTシャツだけだったのですが、雨などで汚れては購入者の方に申し訳ないと思って袋で三重にしていました。
いま思えば包装を頑張りすぎていたと恥ずかしく思います。
最終的に包装できたものを友人に写メを撮って送ったのですが、写真では表面だけしか見えないので「綺麗に包装できてるよ」と言われてそれが正しいと思い込みました。
発送日を早めに設定していたので、そのままコンビニに持ち込んで機械でなんとか必要な書類を印刷しました。
そのときも分からなくて、店員さんから大丈夫ですかと話しかけられたり、後ろに人が並んでしまって焦って「お先にどうぞ」と譲ることもありましたね。
やっと印刷できたときには「先は長い」と思いました。
あとはレジに行ったらなんとかしてくれるだろうと思い、そのまま商品を持ってレジに向かいました。
そこまでは良かったのですが、どうやら何重にも包装してしまったせいで規定の大きさを上回る大きさになっていたのです。
自分では「だってもうこのサイズで送るって契約で支払いもしてもらっているし」と焦ってしまっていました。
すると、親切なコンビニ店員さんが「もし良かったらあとちょっとで規定の大きさになりそうなので自分がいま包装しなおしましょうか」と言ってくれたのです。
もう藁にもすがる思いだったのですぐさま頼みました。
すると、袋を丁寧に一枚一枚とってくれて、最初からやり直してくれました。
さすがに厳重に包装されているのを見てみたら笑っていましたね。
「雨だったら濡れたりするかもしれませんもんね」とフォローしてくれたのですが、それが逆に恥ずかしかったです。
「この大きさなら十分規定の大きさに梱包できそうですね」と言われたのでほっとした状態で待っていると、お昼時になったのか急にコンビニにお客さんが増え出したのです。
さすがにコンビニ店員さんも驚いたようで急いで包装をしてくれたものの、昼時のコンビニってレジがこみあいますからちょっとした列ができてしまいました。
なんとか包装を終えてもらって感謝をして帰りましたね。
そのあと数日して、相手側に商品が届いたようで「丁寧な包装で助かりました」とコメントがしてあり、自分ではなくコンビニ店員さんがしてくれたものですと思って、恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。
最寄りのコンビニだったので、そのあともその店員さんと会うことも多く、そのたびに覚えられているのではないかと恥ずかしく思っていました。
ですが田舎なもので近くにコンビニなんてそんなにありませんから、そのあともフリマアプリの発送はそのコンビニでするしかありません。
宅配便も遠くにしかないのでコンビニしかないのです。
最近では、店員さんも慣れてしまったようで「最近包装上手になりましたね」と笑いながら話しかけられることもあります。
実は「こんなにたくさん売るなんて、もしかしてお金がなくて困っているのかな」と思ったりしていないかなと感じることもあります。
今では本当に感謝はしていますが、あのときのことを思い出すと今でも恥ずかしい気持ちになりますね。
予想以上に難しかったトレーディングカードの取引
これは私がフリマアプリにだいぶ慣れてきたころに起こった話です。
結婚して数年たったある日、実家の母に呼ばれ、家の掃除を手伝いに来てほしい言われました。
母は片付けが苦手で、実家にも物があふれかえっており、最初は「面倒だな」と乗り気ではなかった私。
しかし良い機会なので、家の中を断捨離しながら、何か出品できるものはないかなと探すことにしました。
使っていなかった調理器具、アクセサリー、古くなったカバンなど、母が不要だと判断し、私が売れるかも…と思ったものは一度引き取ることにしました。
そんな時、ふと目に入ってきたのは弟が遊んでいた遊戯王のトレーディングカード。
幼いころに何度か一緒に遊んだ覚えもありましたが、まだ処分せず母は残していたのです。
ずいぶん前のものでところどころ少し曲がっていたりするものもありましたが、中には新品同様のカードもありました。
「もしかしたら今の時代プレミアなんかついてたりして…」なんて軽い気持ちでトレーディングカードも一緒に自宅に持ち帰ってみることに。
早速帰宅後、インターネットで価値があるかどうかしらべてみました。
すると、私自身が思っていた以上に高く取引されていたのです。
1枚300円のものから、中には1枚3000円以上の値段がついているものが。
私には紙切れ一枚にしか思えないようなものばかりでしたが、思っていた以上に取引の量も多く、びっくりしました。
宝探しをするような感覚で、持ち帰ったカードの中に高値で取引されているものがないか、必死で探しました。
残念ながら、1000円以上値が付くようなものはありませんでしたが、それでも1枚500円ほどで取引されているものもあり、とても嬉しかったです。
手元には30枚以上ありましたので、これがすべて売れるといくらになるのか、わくわくしていました。
さっそく私はフリマアプリに商品を掲載し、反応を待つことに。
すると、投稿してすぐにいいねがついたりコメントがきたりと、予想以上の反応がありました。
実家から持ってきただけのカード一枚一枚が、こんなにもお金になるなんてと飛び上がりたくなるような気持ちになりました。
早速購入取引が始まったトレーディングカードから梱包をはじめ、発送作業に取りかかりました。
普段から出品の際の梱包には気を付けて行っていましたので、トレーディングカードの梱包にも十分気を付けているつもりでした。
「薄い商品だから封筒に入れて送ればいいし、念のため最初に透明の袋に入れたらいいかな。
」と、いつものように一言メッセージを添えて発送しました。
何件か取引も無事に終わり、少しずつ売り上げも積みあがってきたころ、その事件は起こりました。
ある男性が「磁石の戦士マグネットバルキリオン」を購入したいと言ってきたのでいつも通り梱包し、発送しました。
ところが、取引終了後の評価がとても悪くつけられてしまったのです。
男性によると、私自身の梱包が非常に甘かったとのことでした。
「ビニールに包んでの発送だけでなく、しっかり雨対策をしたり、曲がらないかどうか一枚型紙を挟むなどしてほしかった。
」とのこと。
私自身は梱包に気を付けて発送したものの、取引相手の男性にとってはもっと丁寧に扱ってほしかったみたいです。
私にとっては「たかがカード一枚」でしたが、男性にとっては貴重なコレクションの一枚になるはずだったのに、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
それ以降、商品の梱包や発送を行う際、今まで以上に気を付けなければいけないと強く思いました。
しかし、トレーディングカードに関しては少しトラウマになってしまったので、自宅でまた見つけたとしても売りたいという気持ちになれない私でした。
重量オーバーにご注意を
大学生卒業後、不要な参考書を売ってしまおうとメルカリに応募しました。
専門分野の参考書は大学在籍中に自分もヤフオクなどで購入していたので、軽い気持ちで販売してました。
できるだけ送料は安くしたかったのと、わざわざ郵便局やコンビニで発送するのもめんどうだとクリックポストというクレジットカードを使った郵送システムをよく使っていました。
今回はその時に苦労したことについての話となります。
まず、クリックポストは送料が当時185円(現在は198円)と安くポスト投函で追跡番号付きというお得なものでした。
何冊かはそれで上手くいったのですが、クリックポストはポストに入るなら何でも送れるという訳ではないのです。
厚さは3センチ以内、重さは1kg以内、縦横は25センチ×35センチ以内と細かく制限があるのです。
厚さや大きさについては物差しがあれば何となく分かるのですが、重さについては電子天秤でもないと1kgを超えたかなんてわからないわけです。
持ってみて何となくで送るしかなかったので、厚めの参考書は毎回ヒヤヒヤしながら送ってました。
そんな中、2冊まとめて購入してくれた方がいらっしゃったので送料を浮かせるために同じ封筒に入れ、サイズもギリギリセーフ!これ幸いとポストに投函したことがありました。
すると次の日重量オーバーで自宅ポストに帰ってきてしまったのです!!もう発送済みの連絡をしてしまっていたので慌てて2冊に分けて再発送!購入者の方にも謝罪の連絡を入れててんやわんやでした。
それ以来、重さについても厳密に測れるように電子天秤を友人から譲ってもらい、ちゃんとチェックしてから送るようにしています。
また、厚さ3センチ以内というのも結構厳しくて、プチプチなんて使おうものなら厚みが一気に増してしまうのですぐに3センチを超えてしまいます。
聞いた話では3センチの隙間をくぐらせて通ればOKということでしたので、自分で3センチの隙間を切り抜いたダンボール板を用意してそこをくぐらせてチェックしてから送るようにしました。
そこまで用意すればもう規格外で自宅に帰ってくることは無くなりましたが、梱包する素材は出来るだけ薄く、かつ緩衝力のあるものを探すのが大変です。
果物とかのダンボールに入ってるような薄手の発泡スチロールみたいなシート(養生シート)を出来るだけ捨てずにとっておかないといざという時梱包出来ずに困ることになります。
あとはAmazonとかで買った時の封筒を捨てずに残しておくのも有効でした。
ただし、Amazonの封筒は自分の宛名とバーコードをキチンと剥がしておかないと個人情報の漏洩だけでなく、バーコードをそのままにしたことによる配達ミスに繋がるので注意が必要です。
あと、梱包は意外と神経を使う作業です。
キレイに梱包しようと試行錯誤してるうちに1時間以上経っていたなんてことも多々あります。
時は金なり。
キレイに梱包もとても大事ですが、こだわり過ぎて時間を浪費するのはもったいないです。
本の場合は角さえしっかり補強してあればあとは大体大丈夫です。
配達中に雨が確実に降るようならビニールに1度包んで置くのもトラブルを防ぐには有効です。
私はジップロックに入れてましたが、厚みがでないように空気をしっかり抜くのに苦労しました。
あとジップロックにはマチがないので、物がギリギリ入りそうで入らない、上手く入っても今度は封筒に入れにくいなんてことも。
何重かに重ねて入れるときはサイズにゆとりを持って梱包しないと送れない可能性が出てきます。
もし、今後フリマアプリでなにか売るつもりの人がいましたら、まず梱包材料を今のうちにストックしておくこと、送るものによっては電子天秤を用意しておくこと、ゆとりを持ったサイズを想定すること、これでトラブルは大分防げると思います。
素人の経験談ですが参考になれば幸いです。