初めてのフリマアプリは困難ばかり

Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話

・事前準備でやる気が削がれる
フリマアプリのメルカリが流行して、不用品を売ってお小遣い稼ぎをしたり転売したりと、まわりの人がチラホラ話題にし始めたとき、友人に勧められててフリマアプリを始めることになりました。

フリマアプリをインストールした次の日の朝。

おぼろげな記憶を辿りに、家の押入れから奥深くに眠っている古着や買ってそのままの小物などを引っ張りだすことにします。

ついでに掃除もしつつ同時進行していたので軽い大掃除になってしまいかなりの時間がかかってしまいましたが、一袋分の服と未開封の財布などいくつか売れそうなものが出てきたので期待に膨らませながらせっせと片付けをした後、出品するにはどうすればいいのかアプリのQ&Aを読むと写真が必要とのことでした。

・写真撮影に一苦労
とりあえずTシャツの表と裏、シミや汚れの部分を撮ることを決めたものの、フローリングの上でパシャっと撮ってもイマイチな出来映えとなり背景を変えてみることに。

部屋の片隅を片付けて白い布を敷き背景を変えてみたところ、だいぶ画像の雰囲気がよくなったのでそのままどんどん写真を撮ること3時間。

Tシャツ3枚分とコート1着の写真を撮り終えます。

古着はまだ半分も減っておらず写真を撮るだけでこんなに時間がかかるとは思いませんでしたが、これでようやく出品できると意気揚々に出品しようとすると今度は、商品の説明入力が必要とのことでした。

商品を出品するまでカンタン1分と書かれてあるのに実際は1日がかり。

正直ゲンナリしましたが友人に勧められた手前すぐ辞めるわけにもいかず、撮った写真も無駄にしたくないので商品説明はとりあえずサイズのみの記載で済ませて、出品完了。

他の人の商品説明の書き方を調べつつ、コメントが来るのかドキドキして待っていました。

?思いのほかまったく売れない商品たち
ですが、、待てども待てどもコメントが一切来ません。

ようやく通知音が鳴ったと思えばいいねが1つ。

1日放置してみても観覧人数は12人、いいねが3つコメント0。

すぐ売れると謎の期待感が大きかっただけにショックでした。

そこで残りの服の写真は撮りつつ、商品説明を変えてみることにしました。

・商品説明をどう書けばいいのか。

他の人は、購入後の注意事項など長々と書かれているのもあったがコメントすら来ていない現状のため、とりあえず必要最低限の説明を書くことにしました。

書き方をマネしているようで申し訳ない気持ちがあったがあくまで参考にしただけと心の中で言い訳をしつつ、服のサイズや、素材。

着用感はどんな感じか、シミの部分やほつれなど出来るだけ事細かに説明を書いて再度出品し直し、放置してみることにしました。

ちなみに商品の値段設定も見直して、状態の良いコートなどは1200円。

ガラTシャツは700円。

ブランドものの服は若干くたびれているものばかりだったが700円。

その他の服は100?500円の値段をつけて出品。

・梱包と発送方法にあたふた

すると1時間もしないうちにいいねが1つ付き、見た人の数も10人と昨日の記録を更新する勢いだったので売れるのではと期待しつつ待つこと3時間。
初コメントが送られました。

嬉しさで顔がにやけながら返答コメントを入力中にまたもや通知音。

コメントを送り何事かと確認すると購入されましたとの文字が。

思わず二度見しました。

高揚感を抑えつつ購入者に感謝を述べて、ホッと一息ついたものの…購入者から発送日時を聞かれて一気に焦りに変わりました。

発送方法をどうするのか全く考えていなかったんです。

幸い購入されたのが夜で購入商品がTシャツだったこともあり、コンビニで買えるレターパックで送ることにしました。

問題の梱包は百貨店のようには包めないので100均に売っている入れるだけの梱包にし、コンビニの店員さんにレターパックを渡したところ、ポストに投函しても大丈夫な事と発送番号のシールをはがし忘れていることを教えてくれました。

まさか、発送番号の部分が剥がせるシールになっているとは驚きましたが1つ勉強になりました。

・評価の遅さと注文キャンセル
しばらくしてなんとなく作業工程が分かってきた頃、コメントと注文はされても現金購入がされないということがしばしば続くことがありました。

そんなある時、1つしかないパーカー(商品)に対してコメント被りがおきてしまいます。
どちらに売るべきか悩んでいたところAさんに購入されましたとの通知が来てしまったので、しぶしぶBさんにはお断りのコメントを返信しました。

Aさんの評価を見るとキャンセル数が多くあまり気が進まなかったのですが、購入されたのをこちらがキャンセルする訳にもいかずコメントのやり取りはきちんと行っていたため現金振り込みを待っていました。

ですが、やはり評価通り1週間経っても振り込みされず自動キャンセル扱いとなってしまいました。

Bさんには連絡が取れずいまもそのパーカーは売れ残っています。

Aさんのような購入者には充分に気をつけたいですが対策はまだ考え中です。

落札者都合で自転車の出荷に苦労した話

オークションにわりと大きいものを出品されている方、いますよね。

私はオークションで実際に見るまで、定形外で送れる程度のもの以外に、大きなものを出品する人がいるなんて知りませんでした。

同時に落札する人がいることも、です。

それを見たときに、自分の家にある不要なものを思い出しました。

それが自転車でした。

まだまだ普通に乗れる自転車ですが、私は近所のお祭りの抽選で最新の折りたたみ自転車をあてて以来、専らそちらに乗っていました。

置き場所があれば自転車がいくつあっても困らないものの、家の倉庫スペースには限りがあり、2台も置くと狭くて他のものの出し入れに困るため誰か欲しい人がいたら譲りたいなと思っていたんです。

オークションなら欲しい人に渡せる上、少しでもお金になって理想的だと思いました。

悩んだのは発送方法です。

あまり高くなると落札者が出ず、出品が無駄になってしまうからです。

それに私自身も、宅配業者のサービスについてよく知らないため面倒なことは避けたいなと思っていました。

色々と考えた末、他の出品者の知恵を借り直接取りに来られる人限定にしました。

対象者は限られてしまっても、一番確実で私は大きな自転車の発送方法を探さなくて済み、相手は無駄に高い送料を支払わなくて良いのだから合理的だとも感じました。

ただ、案の定入札がすぐにはつかず、かなり待ちました。

出品から3週間ほど経って、ようやく1件入札が入りました。

落札者とは取りに来てもらう日程の打ち合わせのため、オークションサイトのメッセージ欄を利用し連絡を取り合いました。

一応1か月以内に取りに来られる人を対象に出品していたのですが、その落札者が動けるのが丁度一ヶ月後とのこと。

それを聞いてギリギリなことにガッカリしたけれど、落札してくれただけ有り難いと思うことにしました。

しかし1週間後に事態が変わり、取りに行くのが難しくなったので送ってもらえないかという連絡が入りました。

何やら健康上の問題のようで、こちらも強くは言えませんでした。

それに落札まで時間がかかったことを考えるともう一度出品する気にもなれず、仕方なく業者を使ってその落札者へ送ることにしました。

最初に手間取ったのが梱包です。

こんな大きなものどうやって梱包したら良いんだろうと思いつつ、しかし送るからには梱包しなければと段ボールをつぎはぎしてみました。

仕上がったつぎはぎ段ボールの自転車は最悪に格好悪く、こんなものとてもじゃないけれど送れないとがっくり。

家族に相談したら、知り合いの自転車屋さんに相談してくれて、自転車屋用の梱包グッズを譲ってもらえることになりました。

しかも無料です。

これで全体を覆うことが出来ると思うと、本当に助かりました。

早速入れてみようとしたのですが、ペダルが突っかかって入らず。

家族に購入当初ペダルは外されているものだからと指摘され、面倒ですがそれもきちんと外しもらったプチプチで包みました。

新品なら気にならないだろうけれど、私が譲るのは中古品。

綺麗に使っていたつもりでも、泥はねの汚れとかはしっかりついていて、汚いなあと思いながら梱包しました。

次にあたった壁は業者選び。

ネットで検索してみても情報が散乱していて、正直どこが安いのか全く分かりませんでした。

でも例え落札者都合で発送方々が変わったとはいえ、送料を支払うのは相手。

業者選びをいい加減にして高すぎると送料を支払わせるのは気が引けて、出来るだけ安価な所を探しました。

結局きちんと梱包してある旨と、大きさを伝えたら2千円弱で送ってくれると宅配業者応じてくれて、そこで送ってもらうことにしました。

あまりいい顔はされませんでしたが、家まで集荷に来てくれてよかったです。

大きなものでも売れるけど、この経験を通じて梱包は結構大変なんだなと実感しました。