何度も梱包し直してやっと発送できた
2、3度着たセーターを断捨離の為、メルカリで販売しました。
無事に売れたのですが、売れたあとが大変でした。
販売当初は普通郵便で送ろうとしていました。
郵便局で荷物のサイズを測ってもらい、その場でお金を払えば済むからです。
セーターを販売開始してすぐに【ゆうゆうメルカリ便】という、宛名や名前を伏せて送れるものを希望されるコメントをいただきました。
売れ残るより販売できた方がいいと思い、郵送方法を変更し、無事に購入していただきました。
最初は100円均一ショップで購入した封筒にセーターを畳んで入れ、コンビニで発送手続きを完了しました。
なるべく早く発送することを心がけているので、購入していただいたその日にコンビニに行きました。
ゆうゆうメルカリ便は指定サイズがあります。
縦、横、厚さを合わせて60センチ以内が規則です。
用意した封筒で以前も発送することが出来ていたので、まったく疑うこともなくコンビニへお預けしました。
ゆうゆうメルカリ便は荷物の追跡ができます。
「今、どの辺かな?」と追跡サイトを確認すると「確認できません」と表示されました。
帰宅し、家のポストを見てみると、コンビニで発送したはずのセーターの包みがポストにぐちゃぐちゃになって入っているのです。
封筒にはサイズオーバーの旨が記載されたメモも貼り付けられていました。
追跡サイトで確認出来なかった理由は、サイズオーバーで受付していただけなかったからだったのです。
メルカリサイトを確認し、サイズオーバーで戻ってきてしまった時のルールを確認すると、【もうメルカリ便では送れないので、相手に住所を聞いて送る】という対処法でした。
住所や名前を提示したくないからメルカリ便希望する方が多いのに、「そんなぁ」と思いつつ購入者に連絡をしました。
「メルカリ便でお送りできないのでキャンセルでもいいですか?」と確認をしたところ、キャンセル同意の他にメルカリ便で送るコツを教えてくださいました。
購入者も私と同様に大変な思いをしたことがある経験者だったのです。
そのコツは、圧縮袋に洋服を入れ、なるべく小さくするために圧縮袋の余った部分を折り曲げてガムテープで更に小さくする。
封筒もサイズそのままではなく、ガムテープで極力小さくして送るというものでした。
教えていただいた通りに梱包し、またコンビニで発送するとダメだったときにまた日数がかかって自分のところに戻ってきてしまい、迷惑をかけてしまうので、郵便局まで出向きました。
郵便局にはメルカリ便専用の機械があるのですが、その機械を使う前にサイズを局員さんに確認をしました。
すると、ポストの口と同様のサイズの型紙を用意して、荷物がその口を通るか試してくれたのです。
ただ、厚みが3センチをオーバーしていて、ポストの口と同様の型紙を無理やり押し込めば通るのですが、「無理やりはダメ」ということで2度目の梱包し直しになりました。
梱包し直しせずに配送料を高くして送ることも出来たのですが、送ろうとしていたは配送料が170円に対して、他の配送料は300円以上になってしまいます。
商品が400円で売れたので、どうしても安く発送したかったのです。
また自宅に帰る途中で圧縮袋と封筒を購入し、今度は厚みも気にしながら小さく梱包して、また郵便局へ向かいました。
同じ型紙でポストの口を通るか確認したところ無事に通りました。
最初にサイズを確認してくれた郵便局員さんに「おめでとうございます!」と言われ、恥ずかしくなりましたが、局員さんも「私も発送する時は、できるだけ安く済ませたいので小さくして送ってるんですよ」と言ってくれました。
無事に購入者にも届いて、商品も気に入ってもらい、「終わりよければすべてよし」という状態なのですが、
よくよく考えれば、圧縮袋や封筒を買い直ししているので、別の配送料の発送方法でも同じだったかな、と思っています。
梱包って難しい ~スキー板&ブーツ~
2000年ごろ、ネットでオークションがはやりだしたころ、私も落札中心ではありますが、時々出品したりして楽しんでいました。
しかし、ネット犯罪等も激しくなってきて、お金を振り込んだり、住所を教えたりすることに不安を感じはじめ、次第にネットオークションとは疎遠になってきたのです。
それが近年フリマアプリが急速に普及しはじめ、不安に思っていた部分も解消されていたことから、何年かぶりにフリマアプリに参加してみることにしました。
まずは簡単な購入ことからはじめてみました。
やってみてびっくりしたのは、送料などは自分でサイズや重さを細かく測定しなくても、自動的にやってもらうことができること。
これって確かに私が以前やっていた時に一番面倒だと思っていたことで、そういう点はすべてクリアになっているかこれだけ普及しているんだなーと納得。
これならだいぶ慣れてきたし、ちょっと出品してみようかなーと思い、ちょうどサイズアウトになった子供のスキー板とブーツを出品することにしました。
もの自体は中古とは言え、とてもきれいな状態。
これなら売れるだろうと思って、購入金額の半額の値段で出品したものの、1か月経っても買い手は見つからない状態。
そんなに簡単には見つからないかぁ・・・と、さらに値下げしました。
この値下げしたタイミングは12月の終わりで、お正月休みでスキーに行く方向けにと思ったところ、うまく買い手が見つかりました。
やっとうれたー!と思い、温かい気持ちになったのもつかの間。
大変だったのはそこからでした。
スキー板はご存じの通り細く長く、それに見合った段ボールというものがなかなかありません。
大きめの段ボールを平たく分解し、うまくなげてみましたが長さが足りず、近所のホスーパーからトイレットペーパーを梱包している段ボール箱をいただき、再度分解ました。
もちろん、段ボールを2つ分解してくっつけて・・・でもいいとは思うのですが、いままで落札して送られてきた商品はどれも大変きれいな状態で梱包されてきたので、いくら大きいとはいえ、段ボールを切り貼りしたような、見栄えの悪い状態で送ることに気が引けてしまったのです。
つまらない話ですが、フリマって相手の方と顔を合わせることはないものの、こういうところで相手の気持ちって伝わるんですよね。
そんなことも感じながらいつも商品を受け取っていたので、いかにきれいに、そして頑丈な状態で送ることができるかを私になりに考えて梱包しようと思っていたのです。
さて、板はなんとかなりそうだけど、今度はブーツです。
ブーツだけで送るのならば、そこそこの段ボールはすぐに見つかります。
しかし、荷物を2個に分けてしまうと送料も2個分。
単純に2倍かかってしまうのです。
送料も出品者の私は東京ですが、落札相手は北海道在住だったので1個でも送料は高め。
いままで北海道に送るなんてことなかったので、たまにネットでも送料が北海道はプラス500円とか出ているのはあったけど、そういうことかぁ~と初めて実感しました。
値段を下げた上に送料が倍にかかってしまったら、それこそ出品しても手元になんてほとんど残りません。
そう考えると、ブーツをなんとかしてスキー板と一緒に梱包できないかなーと考え始めました。
幸いにして今回のスキーセットは子供用だったので、ブーツもさほど大きくありません。
ブーツを一足づつ梱包したうえでスキー板とブーツを一緒にしていただいてきた段ボールを使ってまとめてひとつの荷物にしました。
隙間も圧迫材を入れて完成!この完成の満足感は私だけしか感じられない喜びだけど、届いた方喜んでくれるかな?とか思い描いてしまいます。
急いで近くのコンビニに持ち込んで発送完了!あとは、到着後の評価を待つだけです。
・・・数日後。
丁寧に梱包されていて、傷もなく届きましたとのコメントが届きました。
あ~よかった!と安堵の私。
たかが送るだけなんですけどね。
私的にはやりきった感にあふれた商品でした。