Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話
古着を売る為、フリマアプリを初めて使おうと思い、「メルカリ」をインストールしました。
最初に用意した商品は、ニットのカーディガンと、スカートを2枚の合計3点です。
出品の仕方などを解説しているサイトを読んだり、他の方の出品ページをいくつも見て参考にして、出来るだけ詳しく商品の情報を書きました。
着丈をメジャーで測ったり、自分が着用した場合の丈感、「フリルがついているので実際はもう少し長く感じます」などなど細かい所まで…。
(アレコレ心配になって悩みまくる性格なので、これだけで3日くらいかかってしまいました)
そしていよいよ出品!!……したものの、値切られる事があると聞いてちょっと強気の値段設定にしたところ、丸1日ほど音沙汰なし…。
「どんどん新しい商品が出品されて流れてしまうので、売れなければ早めに値段を下げてみること」
…というコツも紹介されていたので、当初の値段より500円以上も値段を下げて出品し直してみました。
そして次の日、ようやく1つ商品が売れました!
売れたのはニットのカーディガンで、送料込みの金額1100円なり。
大喜びで購入者さんとのコメントのやり取りを進め、いざ出荷の為の準備へ!
…ここで、既に自分が大きな落とし穴にハマっている事に気付く事になりました。
購入者さんへ商品を送る方法で、衣類を送るのに使いやすく、送料も安い「ゆうゆうメルカリ便」。
その中でも最も安い「ゆうパケット」(A4サイズの封筒などに納め、厚さ3cmに収まれば送る事ができ、全国一律で送料175円)で送るつもりでいましたが…。
ニットのカーディガン、畳んでみたら思ったよりも分厚い!!
なんとかA4サイズのチャック袋に詰め込む事は成功し、可能な限り空気を抜いて、ギリギリ封筒をテープで閉じてはみたものの…。
封筒はシワシワのパンッパンで不格好極まりない上に、どう見ても厚さ3cmには収まっていません!
一応そのままコンビニに持って行き、「これ、ゆうパケットで、いけないですかね…?」と聞いてみましたが、店員さんも苦笑いでした。
泣く泣く「ゆうパケット」で送ることは諦めて、一旦家に持ち帰りました。
そうなると、一体どう送ればいいのか…?
家中探してみましたが、適当な大きさのダンボールや紙袋、なんにもありませんでした。
「これでは購入者さんに商品を送る事が出来ない!どうしよう!?」と顔面蒼白に。
(何ぶん初めての事なので、かなりパニック状態になっておりました)
そんな時にピンポンが鳴り、宅配便が届きました。
数日前に通販で購入した下着類が、ダンボールに入って届きました。
某大手下着ブランドのもので、可愛い柄の入った、60サイズジャストのダンボールが!
下着類はそっちのけで、ダンボール様の到着に大喜びです。
さっそくカーディガンを、その可愛いダンボールに詰め直して、コンビニに持って行きました。
(さすがに、今度はスッポリと余裕で収まりました)
60サイズのダンボールなので、「ゆうパック」で送料が600円かかりました。
…売れた金額が1100円。
送料が600円。
メルカリの販売手数料が1100円の10%で、110円。
私の初めてのメルカリの儲けは、送料に半額以上を取られ、わずか390円になってしまいました…。
唯一の救いは、購入者さんが「とても可愛い箱に、丁寧に包んで下さっての配送ありがとうございました!」とすごく喜んでくれた事です。
儲けがワンコイン以下でも、その感謝の気持ちはかなり嬉しかったです。
次からは出品前に一度商品を出荷前提の状態にして、送る方法をよく確認しておかないといけないな、と思った失敗談でした。
(*送料は当時の消費税8%のときのものです)