Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話
私は、ある日有名なフリマアプリメルカリで遊戯王カードの販売をしました。
今まで服などを売却をしたことがあるのですが、今回カードを売るのは初めてでした。
服などはアイロンをかけ、プチプチなどで梱包すれば後は送るだけです。
本も同様にプチプチに包めばダンボールや封筒に入れれば良いので取引自体は楽にいきます。
メルカリは匿名配送もできるため、取引自体に困ることはほとんどありませんでした。
今回売却したカードは一枚2000円と価値の高いカードであったため、売れるかどうか心配でしたが、ある日カードコレクターの方から連絡があり無事に売却をすることが出来ました。
こんな高額なカードが売れないと思っていたので、売れたことに驚いた私はさっさとカードを梱包し、取引を済ませようと思っていました。
そう思っていた矢先、購入者の方は過去にも自らカードを何枚も売却したことのあり、購入の際カードの状態を特に気にされる方で、取引の際は何枚もカードの明白な写真を見せてほしいとの要望がありました。
カードの表面に小さな傷が無いか、カードの四隅に傷やスレが無いか、折れてはいないかなどなどとても気にされる方でした。
カードを売るのは初めてだったこともあり、本や服とは違ってカードを売ることの苦労をしみじみと感じました。
本や服は素人保存ということを理解していただければ、そこまで小さな傷を気にされる方はいませんでした。
多少の傷やスレ、折り目ならば良しとする方が多いように感じます。
実際私も本を買う際には書き込みがなければ多少の汚れは気にさずに購入しています。
しかし今回の取引において、購入者の方は写真を求めるだけでなくカードを送る際の梱包の仕方も指定してきました。
カードを送る際にカードが折れてしまったり、傷がつくのがいやなのでしょう。
正直なところ、そこまで指定しなくても良いのではないかと思いましたが、メルカリは他のフリマアプリやオークションサイトと同様に、取引後に購入者の方に評価されるという方式を採っているので購入者の方の要望にはお答えせざるを得ませんでした。
私自身の評価が下がると、今後商品を売る際に他の方からの評価が下がってしまい、全く何も売れなくなるということもあり得るため今回は我慢をし、しっかりと取引を続けることにしました。
購入者の方が要望してきたことは、カードを頑丈なケースに入れてほしいとのことでした。
カードショップに行けばよく見られる光景ですが、一枚一枚のカードが頑丈なケースに入っていることはしばしばあります。
しかしそのようなケースを当然、私が持ち合わせていることはなく安いものを購入することになりました。
幸い、そういったケースを買うにはそこまでお金がかかることも無く、無事にケースを買うことが出来ました。
こうしてケースを無事に購入することのできた私はカードをケースに入れ、さらにプチプチにいれ、完全防備の状態でカードを送ることが出来ました。
こうした苦労の甲斐もあって取引後の購入者の方からの評価はしっかりと星5を得ることができました。
こんなに苦労して、評価が低かったらどうしようかと思っていましたが、しっかりと要望にお応えすれば良い評価を得られるということが分かりました。
今まで本などしか売ったことの無かった私にとっては今回の取引で苦労することもありましたが、結果としてカードの売却がいかなるものか学ぶところも多くあったかと思います。
今後カードを売る時には事前にケースを用意しておく必要があるということにも気づき、メルカリでの取引を通じて学びを得ることが出来ました。
今後も家に埋もれているカードをテンポ良く、売っていきたいと思います。
フォトリースの出荷に大苦戦
フリマアプリに出品したフォトリースが売れた時の話です。
まずそのフォトリースは自分が結婚式で使うために手作りしたものでした。
フラフープを買ってきて、そのままでは見栄えが悪くデコレーションもしにくいので麻紐でぐるぐると巻いてその上からグルーガンで造花をくっつけて作りました。
なので、写真を撮るために使うくらいなら問題ないのですが梱包して宅急便で送るとなると輸送中に壊れてしまわないかがとても心配でした。
しかも使ったフラフープは直径90センチくらいのもので、そこにさらに大きめの造花をつけたので完成品は直径1メートルくらいあったと思います。
フリマアプリで落札されたときは最初に出荷料金を調べました。
分かっていたことですがやはり荷物が大きくなるほど料金も高くなるので、あまり大きくはしたくありません。
既製の大きな段ボールに入れて送るという選択肢はなくなり、自分で作ることにしました。
ただ輸送中にどんな扱いをされるか分からないのであまり継ぎ接ぎの多い箱にならないようにしなければなりません。
自宅にある1番大きな段ボールは電子レンジを買った時のものでしたが、フォトリースを入れるには小さすぎて使えませんでした。
どこか段ボールをもらえるところはないかと考えたとき、最初に思い浮かんだのは近所のスーパーでした。
早速向かいましたが何も買わずに段ボールだけもらうのは気が引けたので飲み物をいくつか買って店員さんに大きな段ボールが欲しい旨を伝えたところ、駐車場の隅にある段ボール置き場を案内してもらいました。
そこにある段ボールは回収業者が持っていくだけで使い道はないので好きなものを持っていって良いとのことだったので早速何かちょうど良いものはないかと探しましたが、あるのは野菜の入っていた段ボールばかりでした。
それが絶対にダメというわけではないですが、昔「野菜の段ボールには高確率で虫の卵がついている」という話を聞いたのを思い出してしまい、持って帰るのは憚られました。
結局、スーパーでは特にいらない飲み物を買っただけで段ボールは手に入りませんでした。
家に帰ってから家族に相談したところ、姉から薬局にはトイレットペーパーやティッシュが入荷する時の物凄く大きな段ボールがあるはずということを教えてもらいました。
また母からも、東京に住む姉の家に布団を送ったときに薬局で大きな段ボールをもらって来たという話を教えてもらいました。
早速、1番近くの薬局に車で向かって洗剤を購入しレジで店員さんに事情を話すと、そういう人が初めてではないのかすんなりと巨大な段ボールをいくつか駐車場に持って来てくれました。
とても大きな段ボールだったので1つで足りそうでしたがもし足りないと面倒なので念のため2つもらい薬局を後にしました。
家に帰ってから段ボールをリビングで広げてみると、思ったよりかなり大きく1つでも余るくらいで驚きました。
その段ボールは既に畳まれた状態だったので、切り込みを入れて一旦展開します。
長辺が110センチ、短辺が15センチの箱を作ればフォトリースを送ることができそうだったので、早速取り掛かります。
しかしこの様な作業をしたことがなかったので、夢中で作って気がつくと床が段ボールの粉やクズだらけになっていました。
最初にレジャーシートなどを敷いていればよかった、と思いましたが時すでに遅しといったところまで作業が終わっていたのでそのまま続けました。
30分くらい段ボールと格闘し、やっと梱包が完了しました。
運送会社さんに荷物の引き取りの依頼をし、あとは渡すだけ、と思ったところで夫から「天地無用、みたいなシールは要らないの?」と言われ大急ぎで用意しました。
電子レンジを買った時の段ボールに「この面を上に」と書かれたシールが貼られていたのでそれをそっと剥がしてノリとテープでフォトリースの段ボールに移植しました。
なんとか出荷し、数日後に落札した方から無事届いたことを知らせるメッセージがあってやっと肩の荷が降りたのを感じました。
フォトリースはそれなりの値段で売れ、材料費と出荷費用を差し引いても充分利益はありましたがもうこんなイレギュラーな出荷はしたくないと思った出来事です。
大きめな商品の発送方法を知らなくて後悔
義理父母からいただいた「プラズマクラスター7000」。
すごく良さそうなもので、加湿器欲しい思っていたので
嬉しかったのですが・・。
思ったよりもサイズが大きい。
狭い家の、大きめなベッドを置いている部屋に
置くと圧迫感がすごい。
場所をとる。
そのうえ重たいので移動させづらく
周辺の掃除がやりにくい。
加湿器のタンクが細長くて、お風呂の浴槽から
しか水を入れられない。
そして肝心な商品の機能が、何故かプラズマクラスターを発動させると
喉が痛くなって加湿効果もいまひとつ。
で、「これなら現金の
ほうがいいな。
プレゼントは気持ちとしてもらっておこう。
」と、
決めて、メルカリに出品することに。
比較的新しく、使用期間の短い商品だったからか、すぐ売れたのですが、
ここからの梱包、発送作業が大変でした。
発送する商品はサイズが40×60×20センチ、大体120~140サイズといった
ところでしょうか。
かなり大きくて重さも7.5kgと重量のあるもの。
で、当時メルカリ初心者で「メルカリ便」 等の便利な発送システムを
知らなかった私は「ゆうパック」で商品を発送することに。
まず、ホームセンターで段ボールを選ぶところから始まりました。
サイズによって値段が変わってくるので、どれを買うか迷った結果、
ダンボールを横にした状態で商品が入るギリギリのサイズのダンボールを
購入。
そこから自宅に戻り、元々商品についていた発砲スチロールに商品を乗せ、
商品についていたプチプチ 等で梱包しました。
商品や梱包材に
汚れやゴミなど付いていないか何度も確認して、横にしたダンボールに
商品をスライドさせるように入れていくのですが、商品が重く
下のダンボールの端ににひっかかってスムーズに入っていかない。
無理に押すと
商品が倒れそうになる。
押したり引いたりしながらやっとのことで
ダンボールの真ん中に商品を収める。
ここまででも、けっこう手間だったのですが、ここからまだまだやらないと
いけないことが残っていて、商品についていた梱包材では、緩衝材が足りなくて、
汚れやゴミがついていないか確認した新聞紙を丸めては詰めて丸めては詰めて・・と
いう作業を繰り返し、梱包材でみっちりになったところで、ダンボールに
ガムテープを貼って梱包終了。
最後に、ゆうパックの伝票に指名、住所、電話番号を記入し、間違いがないか
どうか何度も確認して、集荷の電話をお願いする。
配達員さんに商品を
お渡しして料金をお支払してようやく発送終了。
料金も120サイズ~140サイズ
で1500円~1700円ほどかかったでしょうか。
私が慣れないせいもあったのでしょうが、梱包作業に半日かかりました。
商品が売れたという達成感もあったのですが、発送までの梱包作業が思ったよりも
大変だったので、ダンボールやガムテープのクズや緩衝材のかけらで
ちらかって汚れた部屋を見ながらぐったりとソファに倒れこみ「やっと終わったー。
大きめの商品は
梱包、発送までが大変だからもうやりたくない!」という気持ちでいっぱいでした。
後から調べてみると「メルカリ たのメル便」という発送方法があって、料金は全国一律で、
伝票は郵便局やコンビニ 等でスマホのQRコードで出力してくれるので記入いらず。
そして、なんと、梱包作業は「たのメル便」のほうでやってくれるというではないですか!
「ゆうパック」よりも少し料金はかかるけど、箱も緩衝材も梱包作業も無しで商品を発送できてしまう?
ひょっとして普通に発送するよりこちらのほうが楽だった?と、後悔しました。
緩衝材のかけらやダンボールのクズで散らかった部屋を思い出しては
あの作業大変だったな・・となんだか笑えてしまいます。
次に大きい商品を出品する機会があったら絶対「たのメル便」で発送することにします。