はじめに
Amazonに出品する際に、SKU(商品管理番号)の欄に文字を入力する必要があります。
SKUは自分で入力しなければ、自動で割り振られますが、必ず自分でつけましょう。
理由をご理解いただくために、まずはSKUとは何かを解説していきます。
SKUとは
ストック・キーピング・ユニット【 Stock-keeping Unit 】の略です。
商品一つ一つに単品管理番号をつけ、管理を簡略化するという事です。
簡単に言えば、「出品者が任意につけることができる商品識別コード」のことです。
つまり、出品者がわかりやすいように何でも数字を付けられるのです。
SKUに使える文字
数字と英字で、文字数は最大40バイト(全角13文字)です。
SKUを自分でつけるメリット
自分でつけた番で商品の管理ができます。
上手く数字を使う事によって、以下の項目を一目で分かりやすくしたり、検索しやすくしたりできます。
- 仕入れ日
- 仕入れ値
- 店舗名
- コンディション
- 初回出品価格
- 出品時ランキング
基本的に自分の分かりやすいように付けて良いのですが、
今回は最低限付けた方がいい3点について解説していきます。
- 仕入れ日
- 仕入れ日ごとの番号
- 仕入れ値
例えば、本日が2016年6月15日だとします。
今日、2個商品を仕入れたとします。
1個目の商品の仕入れ値が1,000円
2個目の商品が500円
とします。
1つ目の商品を出品する際、SKUに「20160615-001-1000」と入力して出品すれば、
「20160615」は2016年6月15日に仕入れた商品だとすぐにわかります。
「001」は1個目だという事がわかります。
「1000」は仕入れ値が1,000円だとわかります。
そして次の商品を出品する時は「20160615-002-500」と枝番を動かしていきます。
SKUが最も効果を発揮するとき
SKUに入れた内容が大きな力を発揮するのは価格改定時です。
仕入れ値が分かるので、価格改定時にいくらまでなら下げられるのかが一目で分かります。
また、仕入れ日も分かるので、出品から日数が経っている商品を価格改定するのにSKUを検索すればすぐに対象の商品グループを絞り込めます。
そして、これらの情報を売上管理表に組み込む事によって、一目で管理が出来ます。
まとめ
SKUは自分でつける事ではじめてメリットとなりますが、Amazonに任せるとすべて番号がランダムになってしまうのでいつ、どこで、いくらで仕入れた商品かわかりません。
ですので、SKUは自分でつけましょう。
いつかまた出来たらいいな。【出品や納品の体験談】
これまで私はAmazonで沢山のものを出品してきました。
これはその中でも出品までに特に気を使い、難しいと思ったもののお話です。
私は10代の頃から地味な服を着ていて流行には疎かったのですが、流行りものへの憧れが全くなかったわけではなく、20代に入ってからの数年間はその憧れが爆発し、ずっと無縁だったフレアスカートや、下手したらボンレスハムに見えてしまうからと敬遠していたダウンコート、当時は社交ダンスを習っていたので稽古着の変わりになるような上着やプリーツスカートなど、色んな服を買っていました。
買いすぎてしまい、「いつか着るから」「何かの時に必要になるだろうから」とタンスにいっぱい溜め込んでいましたが、ある時訪れた断捨離ブームに乗り思いきって古着を処分のために出品することにしました。
出品するのに選んだのはほとんどがスカートで、買ってからほぼ着ていないものから、何度も着たけれど状態の良い売れそうなものをピックアップしました。
その数10枚ほどだったと記憶しています。
出品するに先立ち、自分が購入者の立場なら送られてきた時にどのような綺麗な状態なら嬉しいかを考えました。
そのためにまず全てを天気のいい日に洗濯をし、太陽だけの乾燥では心許なかったのでコインランドリーでも乾燥をし、アイロンをかけられるものは全てかけ、ほつれや汚れがないかを念入りに調べました。
他のものも出品前には確認や綺麗にする作業はしていますが、ここまで時間とお金がかかったのは初めてでした。
全ての作業を終えてからやっとの思いで出品をし、その日が来るのを待ちました。
保管をする時も折り畳んではいましたが、変なシワが付かないように畳んでから袋に入れていました。
残念ながらブランドものはなかったため、なかなか閲覧者数も伸びませんでしたが、ある日ブラウンのフレアスカートにコメントが付きました。
内容は「どのシーズンに履くスカートか」というものでした。
購入した時期を春から夏にかけてと記憶していたので商品の説明にも書きましたが、好きな服を買いまくっていてもファッションに詳しくなったということはなかったので、再度確認をして返事をしました。
その後購入があり、梱包も出来るだけ綺麗に畳んでから発送をしました。
しかし、購入者から裾に小さな黒い点のような汚れがあると指摘を受けてしまいました。
謝罪をし、返品を希望なら受けることも伝えましたが「洗濯をしたら落ちたからいい」とあり、取り引きはそれで終わりましたが、お互い気持ちのいい終わり方ではありませんでした。
あんなに確認していたのに見逃してしまったのか、梱包の時に付いた汚れなのかいまだに分かりません。
しかしその事がきっかけで服を出品することにはすっかり自信をなくしてしまいました。
自分の落ち度ではありますが、出品するまでのあの労力と出費が割りに合わないなとも思ったので服の出品はそれ以来しなくなってしまいました。
それから時は経ち、断捨離で友人の結婚式の時に使う予定だったバンドバッグを出品することにしました。
購入から数年間タンスの中にあったのですが、外からは見えない目立たないところにある金具が少し錆びていました。
以前のフレアスカートの出来事から出品は止めようかと思いましたが、思いきりハンドバッグを開けてじろじろ見なければ普通に使える状態だったので、問題があるところを色んな角度から写真を沢山撮り、出品をしました。
しばらくしてから購入があり、滞りなく取り引きが無事に終わってから、衣料品の出品に対する苦手意識が少し薄れていることに気付きました。
今は断捨離をする服はありませんが、少しだけ、いつの日か再挑戦しようと思えるようになりました。
なかなか売れない、どうしたら売れるのか値段付けに悩む【出品や納品の体験談】
Amazonはお手軽に不用品を売って、自宅がとても片付くので便利です。
これまで私は大物は電化製品から、小物は子供の靴までいろいろな物を出品し、取り引きを完了させてきました、その中でも、一番多い取り引きは洋服で、私はサイズアウトしてしまった子供服をよく売っています。
ただ、この子供服、最近Amazonの知名度が上がり、多くの人が参入してきたためかもしれませんが、以前よりも値段に対してシビアになっている気がします。
例えば、以前、2年前位は、ミキハウスの男の子の原価1万円以上のダブルビーというブランドの、数回着用のみの品物は、3000円程度で飛ぶように売れていったので、出品と同時に売れるなんてこともよくありました。
最近は、検索してみると、自分が出品しているのと同じような品物が、1000円程度またはそれ以下で売られていることもあります。
最近の断捨離などのブームで、子供服の需要もだんだんなくなってきたのか、自粛時期などで不況となりあまり洋服にお金をかけなくなったのか、理由は謎です。
でも、私もあまり出品の値段を下げると儲けもでないですし、もしかしたら値段交渉で買ってくれる方がいるかも、と思って、どうしても最初値段高めに設定してしまいます。
そうすると数日売れず、値段を少し下げてみて提示する、など、結構手間がかかります。
儲けのことを考えず、どうせもう自分の家では不要なのだから、他人がお金を出して買ってくれるだけ、お下がりに回すよりよいと思って潔く最初から値段を下げて売ろうかと思いますが、以前結構な値段で売れていたことを思うと、なかなか思い切った値段をつけることもできません。
この「値段設定」に関して、本当に悩んで迷ってしまいます。
他にも、偶然同じような品物を同じタイミングで出品した人がいると、同じような状態の品物であればどうしても安い方が売れてしまうので、タイミングもあるのかとは思います。
かといって、私の家では子供服を結構な量買い込んで、あまり着ないで終わってしまうこともしばしばあるので、イチイチ他の方の情報を検索するのも大変で、躊躇してしまうのです。
皆さん、値付けはどうやってされているのでしょうか。
実は、そんな今も大量にサイズオバー品を抱えていて、出品をしているのですが、いいね!はつくものの、交渉コメントなどは来ないものもある状況です。
おそらく、500円くらい値段を下げれば、売れるのかもしれません。
本当に値付けは苦労します。
ちなみに、私はAmazon商品の価値というものがよくわからず、他の方が5000円くらいで取引をしているものを、あっさり最初の値付けで2000円くらいにしてしまい、すぐ売れてしまって手放してしまい、後悔したことがあります。
Amazon内で購入をする方がもとめている商品と、その価値などを知るにはまだまだ経験と調査が必要だと思います。
それにしても、ブランド品の商品や、使用済みの参考書などは需要が多いのか、適当な値段でもすぐに売れていきます。
ここまで古本や古いブランドが売れている状況を見ると、コロナで不況だからとか取り引きをあまりしないようにしているとは、やはり思えません。
でも、なんとなく、Amazonを通じて日本のモノの流れ方が少しでもわかると思うと、それは面白い体験だとは思います。
梱包材なども、以前に比べて簡素なものを使われる方が多くなってきました。
ビニール袋もスーパーで有料になってきたので、その流れもAmazonに影響を与えそうです。
今後も、梱包材の費用を抑えることで、できるだけ早く売れるよう、でも損のない範囲で適切な価格設定を試みながら、取り引きをしていきたいと思っています。
アニメグッズの大量出品は注意しよう【出品や納品の体験談】
今、巷で大人気の「ヒプノシスマイク」という声優さんによるラップコンテンツが人気なのをご存知でしょうか?そのグッズをamazon「amazon」にて出荷した際に起きた私の苦労話をご紹介致します。
他の方に比べたら「そんな事で!?」と思うかもしれませんが目を通して頂けたら幸いです。
私は2次元が大好きで「ヒプノシスマイク」という作品が特に大好きでグッズを集めています。
以前、トレーディング缶バッジが発売された時に、私は大量に購入し自分の推しのキャラ以外はamazonにて出品しました。
初めてamazonというアプリで出品するので、あまり詳しく分からないままとりあえず全部(30個ぐらい)出品しました。
しかし、その行為が私にとっては致命的でした。
なんせ1日で全部の缶バッジが完売してしまったからです。
その日の夜は慌てて梱包作業に取り掛かりました。
缶バッジの梱包は発送の際、潰れたり、傷を付けないよう細心の注意が必要になります。
まずは缶バッジを小さい袋に入れプチプチで包みます。
不安なので2重ぐらいに包みます。
そして再び防水に袋に入れます。
さらに私は手紙を入れた方がいいと知人に言われたので、「ご購入ありがとうございます。
また機会があればよろしくお願いいたします」と、一言添えるメッセージを30枚近く描き続けました。
この時点でもう手が思うように動かなくなり、後半の方になると汚い字になっていました。
今思えばパソコンでメッセージカードを作ればよかったと思います。
そしてそこから普段書かない相手様の住所や名前にある難しい漢字をひたすら描き続けました。
なれない漢字を書くのは苦手で何回か間違えてしまう事もあり1時間以上はその作業で潰れました。
長い住所の方や見たことない漢字の名前の方などなど…漢字練習でもしてるのか?という錯覚に陥るぐらいの感覚になりました。
今更ですが1日で全てやろうとするなんておかしな話ですよね。
私は購入した次の日には発送しなければいけない!という頭でいっぱいいっぱいでしたので時間も忘れ、ただひたすら梱包していました。
おかげで寝不足と右手は使いもになりませんでした。
そして次の日には、大量の封筒を袋に入れ郵便局に行き「なんだこの量は…」と言わんばかりの視線を感じつつ荷物を預けました。
周りの視線がとても恥ずかしかったことを思い出します。
ですが、その努力のおかげで「24時間以内に発送しています」という肩書き(?)が付きました。
評価も低評価がなく「お早い対応、丁寧な梱包ありがとうございます」の文字ばかりが並びました。
大変な作業だったけれど誰かに褒められたり感謝されたりすると「頑張ってよかったな」と思えるので、もしかしたらそれがamazonのいい所なのかも知れません。
今回のことでヒプノシスマイクという作品がどれだけ人気かというのを改めて実感しましたし、梱包がいかに大変なのかも痛いほどわかりました。
梱包しているお仕事の方は本当に凄いなと思いました。
たかが30個かも知れませんが、ひとつひとつ大切に、丁寧に梱包する事はとても大変な作業です。
変な話、小さな目立たない傷を付けたり、梱包が雑だったりするとTwitterなので晒されるケースがあるのでアニメ関連のグッズは特に注意して梱包しています。
それほどグッズは大切な大切な物なのです。
私もグッズを買った時に、プチプチも防水用の袋も無く裸のままで送られた時は目が点になりました(笑)
そして今では自分ができる程度の範囲で梱包作業をしています。
ヒプノシスマイクは特に売れが早いため、数回に分けて販売したりするようにしました。
梱包の技術も自分で言うのはアレですが腕があがったと思います!
気安く出品したばっかりに・・・【出品や納品の体験談】
友人のベビーシャワーパーティーに使う予定だった折り紙で作った飾りを出品しました。
ネットで調べながら作ったもので、特別なものではありません。
私自身、手先が器用というわけではなく、出来栄えは至って普通です。
蛇腹に折った折り紙を4枚ぐらいつなげて、ぐるっと丸にすると、大きな花になります。
それに透明の糸を付けて、壁に飾ると、ちょっとした風で揺れて、すごく可愛らしいのです。
このような花を大小さまざまなサイズとカラーで作りましたが、子供が風邪をひいて、パーティーを欠席することになりました。
後から飾りだけプレゼントしてもよかったのかもしれませんが、そんなプレゼントするほどのものではなかったので、家で処分しようかと思っていました。
子供は男の子なので、折り紙の飾りに興味を持ってもくれなかったですし。
それで、売れなくて当然と思いながら、amazonで出品してみたところ、なんと、売れてしまったのです。
突然の購入者出現に嬉しかったものの、梱包のことを考えていなかったので、それからが本当に大変でした。
まず、この折り紙の飾りはとっても軽いものでしたが、大きさがそこそこあり、A4サイズに収まりませんでした。
これがネックで、当初予定していた匿名配送を断念し、購入者に連絡して、配送先住所を教えてもらいました。
軽いから普通郵便なら大丈夫と高を括っていたら、今度は封筒に入れただけでは潰れそうということに気づき、家にあったお菓子の空き箱に入れたら、ぐっと重量が増えてしまい、これでは販売価格の300円以上の送料になってしまうと頭を悩ませました。
到着時に飾りが潰れていたらクレームになるでしょうし、赤字でも取引を続行すべきか、それとも、全てを話して取引中止にしようかと2時間近く考えました。
クレームが来たら、返金することになって、返金分の切手代と送料がさらにかかると思うと、箱に入れないで送るのはやめた方がいいと思いました。
今後の評価のことを考えると、70円ぐらいの赤字でもさっさと送ってしまおうかとも迷いました。
しかし、赤の他人に赤字で物を送る義理もないかなと思い、素人のamazonなんだから、潔く、自分のミスを誤り、取引中止にするのもアリかなとも考えました。
相手の購入者に配送先住所を教えてもらった時の感じで、相手は理解のある人のように感じていたので、きちんと説明すれば納得頂けそうにも思いました。
私もまだamazonで出品を始めたばかりだったので、もう既に2度も郵便局に行って、定形外と言われたり、重量が多くて、予想以上の送料になったりしていました。
もう、郵便局に行くのも最後にしたいと思い、本当に最後のダメもとで、梱包して、郵便局に持っていったら、送料280円に収まりました。
どのように梱包したかと言いますと、複数ある飾りを2つに分けて、それぞれがA4サイズに収まるようにしました。
蛇腹の高さは3センチで、箱に入れるとどうしても蓋の部分が3センチを超えてしまうので、箱に入れましたが、蓋はしないで、トレーのような状態にしました。
これで定型内に収まり、一つ100g以内で140円、梱包2つで280円となりました。
郵便局の担当者も私が何度も行っているので、すっかり顔なじみになってしまい、よかったですねと言われました。
私も心の中でガッツポーズ!
購入者にも、発送できた旨を伝え、ようやくホッとしました。
その後、無事に到着したと連絡があり、送料が随分かかって申し訳ないと購入者から言われました。
私の反省は梱包や送料を考えてから出品しないといけないということです。
取引がやっと終了して、画面をよく見たら、販売手数料が11円引かれていて、私の手取りは9円でした。
販売手数料のこともすっかり忘れていました。
その後も懲りずに出品していますが、特に形の変わった物を出品する時はすごく気を付けるようにしています。
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