Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話
今まで様々なフリマアプリやオークションを利用して来ましたが、その中の様々な場面で幾度となく大変な思いをして来ました。
私は学生時代までずっと実家暮らしで、引越しなども経験していませんでしたが、社会人になったのをきっかけに家を出ることになりました。
次に住む家はかなり手狭だったので、自分の持ち物をほとんど置いて行くようにしようと考えていましたが、両親から私の物が多すぎるので捨てるなりなんなりして欲しいと言われ、今まで溜めに溜め込んで来た物を泣く泣く処分することにしました。
その内容は、高校生時代のプリントシールや写真などの思い出があって捨てられない系、当時大好きだったバンドのコンサートグッズ(しかも、汚れるのが嫌だという理由での未開封品)などの特定の人にとっては貴重で喉から手が出るほど欲しいもの系、パッケージが可愛くて買ったけれど一度も使っていない香水などのコスメ系、一時期の憧れだけで弾けもしないのに買ってしまったギターやその関連の本などの黒歴史系の4種別がほとんどでした。
処分するにあたって、どうせなら少額でもお金になった方が良いと思い、この時に初めてフリマアプリを利用しました。
この時は、フリマアプリには販売手数料がかかるということも知らないような無知な状態でのスタートでした。
利用を始めてすぐに、バンドのコンサートグッズなどは私が入手した時から時間は経ってはいましたが、比較的状態が良く、”新品・未開封・入手困難”という文言が効果的だったのか、自分の思ったように飛ぶように売れて、どんどん在庫(というか部屋の中のもの)が減っていきました。
同じように、コスメ系の出品の物も、ありがたいことに、アウトレットと思えば箱つぶれくらいは何も問題ないと言ってくれる購入希望者の方と出会えたので、飛ぶようにとまでは行きませんでしたが、どんどんと売れて行きました。
この時に、購入者の方に教えてもらって初めて、香水は揮発系の商品に当たるので、郵便では送れないと知りました。
最後に一番部屋の中に在庫として残ってしまって困ったのが、弾けもしないのに置いてあった、アコースティックギターとベースでした。
弾くことも出来ないし、スペックなども全くわかっていなかったので、商品の説明欄には自分でネットで型番を入れて調べた内容しか書けず、質問が来てもその内容が理解できずに、的外れな返答をしてしまい、購入希望者の方が離れてしまうような感じでした。
ですが、ここでもありがたい事に、私が使っていないと言うことは、手入れをしていないけれど未使用と近いと言って購入してくださる方と出会えました。
購入手続きなどはその方にフォローしていただいて何の問題もなく出来ましたが、配送手配でつまづいてしまいました。
フリマアプリ内では配送方法で選択出来ていた業者さんに集荷に来て頂いたところ、そちらでは個人間の楽器の配送は受けていないと言われてしまいました。
改善法を伺ってみると、引越しの荷物としてなら発送はできるが、今すぐに集荷することはできないし、担当の会社が違うので引き継ぐことも出来ない為に、自分で1から依頼をかけて梱包資材を購入してからの発送になる。
しかも、送料は当初の予定の3倍かかると言われてしまいました。
出品時に送料込みで購入して頂いていたので、送料が想定以上にかかるとなると死活問題でした。
何なら、送料の方が高くなってしまうほどでしたので、購入者の方に事情をお話ししてお手元に届くまでに時間がかかる旨の了承をいただいて、他の配送方法を探す事にしました。
その際にあまりにも時間がかかるようなら白紙に戻しても良いとお話をいただきましたが、どうしても処分したかったので色々調べました。
そうすると、当初の業者さんと別の会社であれば、内容物が固定されていて、破損しにくい状態になっており、配送保険(商品保障保険)に加入して、かつ店舗に持ち込んで確認を取れれば配送が可能と言う情報を見つけました。
近隣に店舗がない会社でしたので、しっかりと固定、梱包をして車で店舗に向かい、無事チェックを通過してやっとの事で発送することができました。
先方に商品が届いた時に確認をしたところ、目立った傷などもなく使えそうとのことで、取引終了となりました。
先方に悪気というか悪意はないのでしょうが、その取引終了の評価の欄に、手元まで届くのに時間がかかった為評価が普通と書かれ、その後の別の取引の時に他の購入者さんから前の取引での発送が遅れた経緯などを聞かれ、いちいち説明をしなければいけなくなってしまいました。
1回の確認ミスで、ここまで尾を引くとは思っていなかったので、これから利用される方はアプリ内の案内だけを鵜呑みにせず、自分で調べる事を強くオススメします。
メルカリ発送時の注意点
私は、フリマアプリでメルカリを良く使っております。
始めた当初多発したのが発送時の段ボールの大きさ間違えです。
一番取り扱いが多かったのが漫画本でしたので自分の漫画本を全巻セットで販売した際、
メルカリ便で発送を行うと段ボールの大きさ制限で発送できず、
郵便局で段ボールの詰め替え作業を行ったという苦い経験があります。
その中でも一番苦労したのは巻数が多い商品です。
最近では漫画のワンピースを販売しましたが90巻を超える巻数があります。
メルカリ便の指定サイズでは全巻入れることができず、著名発送でやり取りをしていたため
落札して頂いた方と住所のやり取りを行わないと発送ができない。
また、送料はすべて自己負担になるなど時間と金額の手間が多かった記憶があります。
良く漫画の巻数が多い場合分けて販売を行っている方や送料が落札者の負担になっている商品を多く
目にしていて疑問に感じていましたが実際に自分で販売する立ち場になった際には商品によっては
違う方法にした方が効率がいいと学ぶことができました。
他にもメルカリ便は発送手続きが楽なため自分もよく利用しますが商品によっては自己負担で発送した方が得です。
特に封筒に入る商品であれば自己負担で発送すれば63円~86円程で送ることができます。
トレーニングカードなどがいい例になります。
高額になればしっかりとした方法での発想が購入者、販売者の双方にとってメリットになりますが、
単価の低い商品であれば商品に適した発送がいいです。
その際に注意する点としては私は購入者として体験した話です。
一時期遊戯王カードを集めることに熱中していた際カードをメルカリに出している方から数枚落札差出て頂きました。
その方はメルカリを始めたばかりということでしたがその日のうちに発送連絡を頂ける非常に優秀な方でした。
しかし、3日待っても商品がこないため連絡をしてみると封筒で発送した際に切っての金額が足りず
販売者の家に商品が戻ってきたようでした。
その方は丁寧に梱包をして頂いた結果、重さを超えてしまい通常であれば問題切手代が足りなくなってしまったようです。
私は仕方がないと思いながらも事前に確認していれば防げていたとことであり、こちらから商品を送る際には気をつけないと
人によっては届くことを楽しみしていながら商品が届かないと心配になりますし、その後の取引の際も不信感につながります。
メルカリに関わらず個人でのやり取りの際に評価が高く継続的に販売を行えている方は取引や連絡をこまめに行っていますし
人によっては手紙を添えて発送をして頂く気遣いが素晴らしい方も多くいらっしゃいます。
金額だけでなく発送やメッセージのやり取り一つをとっても販売の一環ですし、実店舗でも挨拶やちょっとした一言でお店の
印象が大きく変わるように個人同士でのやり取りでも非常に重要な役割になります。
最後に発送と話は変わりますが、売買に関して扱う商品、購入したい商品によって有効な媒体は変わります。
例えばメルカリは女性が多く、ファッションアイテムが比較的販売しやすいです。
近年は男女問わず漫画を読む方が多い印象なので漫画などもメルカリで多く売買されます。
また、トレーニングカードなどはコレクション需要が高まりつつあるのでメルカリでも多く目にしまうが最近では偽物も多く出回っているため注意が必要です。
フィギアでも偽物が問題になっているので個人でのやり取りのしやすさは非常に高いですが安心して利用できる仕組み、販売者に対する信頼がこれから重要になると思います。
その信頼とは今までの購入者からの評価になると思うので売って販売したら終わりではなくしっかりとしたフォローが重要になると最近感じます。
釣竿を配送するまで…
私は、フリマアプリを使って使わなくなった物を売ることでお金に変えようと思い、エアーガンやおもちゃ、アイフォンケースなどを売り1万円以上お金に変えてきました。
イカ釣りがとても好きだったのでエメラルダスという釣竿のメーカーの中では結構人気で少々高い2万円以上の釣竿を持っていました。
ものすごく大事にしていたので傷もほとんどない状態でしたがお金がやっぱり欲しかったので売りに出してみたところたくさんの人からコメントがきて2万3千円で購入したいという方がでてきたので承諾しました。
釣竿は、細くて長く衝撃を受けたときすぐ折れそうなものなのでクロネコヤマトに持っていき梱包を頑丈にしてもらうように頼んだところしてもらえず困っていました。
知り合いの方に相談したところ、釣り具屋さんにお願いしたら専用の箱をもらえると聞いたので少し離れた釣具屋さんに行きました。
お店には段ボールがたくさん並んでおり
ホッとしていたのですが、お店の人に専用の段ボールがないか聞いてみたのですが現在は商品があまり送られてこないのであげることができないといわれ、もう釣竿を送ることをあきらめようと思ったのですが、購入手続きなどしていたので購入してくれた人がかわいそうなので色んなお店に段ボールが余っていないか聞きに回りました。
しかしやっぱりどこにもなくて段ボールを探してから2時間ほど経ちました。
ものすごく疲れたので、私の大好きなおばあちゃんの家に休憩をしに行きました。
するとまさかの、車庫の奥にでっかい段ボールがづらりと並んでいたのです。
しかし、釣竿の形の段ボールなどありません。
なのでおっきい段ボールをカッターで切り全部開いた状態にして釣竿より少し長いくらいにカットしました。
その次に、釣竿を傷つけないように固いダンボールを釣竿にくるくると巻きました。
しかし、巻いただけでは上と下が開いている状態なので釣竿が落ちてくるという事態が起きました。
なので新しい段ボールを使い最初からすることにしました。
釣竿よりももっと長く段ボールを切りくるくる巻くまでは一緒なのですが余分に余った上下の段ボールをくるくる巻いた段ボールの中に畳んでいれて落ちないようにしてガムテープを思う存分に巻き付け固定しました。
これで釣竿は傷つかずに購入してくれた方に送れると思い舞い上がったまま再びクロネコヤマトに配送してもらえるように行ったのですが、段ボールでたくさん巻いたので大きくなりすぎてしまい送料は自分が払うという契約でしたのでその段ボールの大きさの送料がかかってしまいました。
なので、もう一度段ボールの巻き方を変えて少しでも送料がかからないようにしたかったのでまず、釣竿にふわふわしている薄い布を巻きその上から2周ぐらい段ボールを巻いてみたら最初の出来より2周りもコンパクトに仕上がりました。
これ以上小さくしてしまうと配送の時に釣竿が傷つく可能性があると思ったのでこれの送料で支払うことを決めて3回目のクロネコヤマトに持っていきました長さなどを図ってもらいいくらになるか楽しみにしていました。
しかし、残念ながら2回目の送料と全く変わりませんでした。
しかし、これ以上は小さくできないし、それよりも段ボール探しや釣竿を段ボールで巻く作業に疲れていたので、諦めました。
2万3千円で売れてもそこから送料代を引いたら利益が1万9千円ほどになってしまったので精神的にも肉体的にもものすごく疲れました。
やっぱりお金を稼ぐことは大変なのだなと改めて知ることができました。
それからは、少し安い釣竿などもフリマアプリなどで売ったりしていますがあの時のことから学んで少し安めの金額で商品を出し送料を購入者側負担にして売り自分への負担を少しでも減らしながら売っています。