バッテリーの納品の難しさ

Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話

一時期、アマゾンなどの通販サイトにて自動車の中古バッテリーの他、新品モバイルバッテリーを扱うオークションサイトで販売していた際の苦労話になります。

まず、自動車のバッテリーの場合、多くの問題としては、輸送時において上下が逆さまになることでバッテリー液が漏れるという問題が起こりやすいです。

私が経営していた店舗においては、主力商品が車のバッテリーでして特に気を使い梱包をしていましたが、問題としては輸送時においてのトラブルがかなり多かったことです。

多くの苦情がバッテリー液が漏れているといった苦情でして、きちんと納品の際、梱包にて中身が揺れ動かないようにしていても中身のバッテリー液が漏れているということは、私が輸送の際指定している天地無用という注意書きを守っていないため起こりえたということです。

この場合、私には非は無いのですが、交換品を用意する必要があり、その交換に追われたことがあります。

この場合、改善点としてはしつこいくらい天地無用というシールを張ることで改善されますがそれでもバッテリー液が漏れることもあり、そこで私が取った手段としては、新品のバッテリーを一度梱包から出して、写真に収めバッテリー液が漏れていないことを相手に確認してもらい、購入をしてもらい、商品に問題がある場合、輸送している業者を疑ってくださいとして商品を販売したこともあります。

ただ、そこまでやってもバッテリーから液が漏れることもありまして、輸送時に強い衝撃が加わったのか保管場所が悪く熱で変形したのかはわかりませんが、漏れる個体があり、最終的に車のバッテリーは扱わないことにしたこともあります。

次にモバイルバッテリーも主力商品で取り扱っていたのですが、こちらの問題も深刻でして、多かったのが充電できない、もしくは充電はできるがすぐに充電した電池がなくなってしまうという問題です。

この場合は商品に個体差がありまして、その件に関しては、購入した物を交換するという手法でしたが、やはりこちらとしては、安いモバイルバッテリーを転売して販売しているということもあり、故障が多いとだんだんと利益にならなくなり、取り扱いを止めたということです。

バッテリーに関しては一時期、スマホの普及が爆発的に広がり、その際にモバイルバッテリーの必要性があるなと思い、オークションにて販売をしていたのですが、どうにもバッテリーの質が悪く、苦情も多くなり初め、あえなく商売として成り立たないと判断し辞めたというお話です。

中古の車のバッテリーの場合経年劣化も考えられますが、やはり、輸送におけるトラブルが起きた場合どうしようもない上、再度修理しても買い手が付くかどうかも怪しいためかなり苦労をした割にはそれほど利益を上げることができず、あえなくバッテリーを扱うことは辞めたほうが良いと気が付き辞めました。

もしバッテリー関係でオークションで利益を上げたいと考えるのであれば、かなり信頼性の高いバッテリーを購入してとにかく過剰に包装をしてバッテリーを守ることです。

そうしないとまず輸送時にトラブルが起きて、大抵が返品してくれと言い、返品に応じないとボロクソに評価をされます。

そのボロクソに評価をされて自分の実績が傷つくのが嫌なのであればバッテリーというものを販売するのはあきらめるかです。

ただ、近年では返品に応じないというけでも評価が分かれる上、商品の売れ行きにかかわってくるため、結局は返品に応じるしかない上、ひどい人ですと商品をすり替える人もいます。

これらの対応についても考える必要があり、ブームに乗り商品を売るのであれば、いっそのこと自分でネット通販サイトを開業した方がかなり安全に商売をすることができます。