自宅にはかりはあった方が良いと思います

Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話

ネットで個人で販売している物の中でも特に送料が商品価格に込みが多い、フリマアプリでの送料の計算には皆、頭を悩ませているのではないでしょうか?
始めの頃、自宅にはかり等も無かったので、職場のはかりをこっそり借りて重さをはかっていました。

商品を出品する前に大体の重さと梱包した時の重さを把握しておかないと、思っていた送料よりも高くなってしまい、赤字になる事があります。

最初に困惑したのは、はかりも無かったので、内容量を確認して送料を決定した、ラッシュのボディクリームです。

いい匂いのする商品で定型外サイズとなる容器に入っていました。

内容量は250gと記載されていたので、その近辺の送料を勘案して商品価格を500円にしました。

その後、数カ月で売れるのですが、梱包してみた状態での重さは普通に250gを超えていたのです。

そうです、商品のケースの重さ等を全く無視して計算してたのです。

元々そこそこの価格の商品でしたが、結局、儲けは100円にしかなりませんでした。

赤字にならなかっただけ良かったとしようと、教訓になりました。

その後も、いけるだろうと思って貼った切手の金額では足りないと郵便局の窓口で言われる事もありました。

逆に定型内のサイズになるからと、貼った切手の分は不要ですか?と聞かれる事もありました。

10回以上の失敗を繰り返し、やっぱりはかりを買おうと思い、フリマアプリで購入しました。

そこからは、比較的スムーズに行っています。

ただ、商品の重さを測って、定型外の送料を加味して出品しても実際に梱包で上に金額に乗る事も多々あります。

包装紙が紙と言えど、やはり重さもあるし、テープの重さもあるからなのです。

余裕を持って金額設定すると、結構高くなってしまい、購入者の目に留まらないと思ってしまう事もあります。

私は、価格交渉をしてきた人には本当に簡易包装で発送しますと言う事を了承頂いています。

それでも、普通の値下げになる事もあれば、ちょっとお得になる事もあります。

商品が濡れない様にビニルの袋に入れて、見えない様に紙袋を巻くのを一回で終わらせる事で、もっと送料を節約出来るのでは?と思っています。

(中身の見えない軽いけど、頑丈な袋)
服の発送にはクリックポストを愛用しています。

ラクマではらくらく便、メルカリではメルカリ便と言う名称で設定する事が出来ます。

薄手の服なら、A4で厚さ3cmに抑えれば発送する事が出来ます。

価格も200円以下なので有難い値段です。

発送はコンビニでも郵便局でも出来ますが、結局郵便局で再度サイズを確認しているので、怪しい厚さの場合には郵便局に持ち込んでいます。

郵便局によっては3cmの厚みを無抵抗で通過しないと受け取ってくれません。

他の郵便局では圧縮して無理やりでも通してくれます。

郵便局の方が、「最近厳しくなって~」等を言っても、負けずと他の郵便局に打診するのも手です。

そこで私は難しいかなと思う厚さの場合には贔屓にしている郵便局を愛用しています。

因みに、三センチの厚さを通す物を自作しました。

無い時は厚さをさしで測ったりしていましたが、変幻自在に動いてしまうので定かではありませんでした。

厚紙で作ると、力の入れ具合で変形するので、木を取ってきて接着して作成しました。

圧縮して通過すれば、郵便局でもOKを貰えるのです。

何度も足を運ばなくても済むので、楽になりました。

ある程度の重さを超えてしまうと、結構金額は大きくなりますが、次の金額になるまでもそこそこの余裕があります。

重さを考えずに梱包できるのは楽なと所です。

逆に1kg以下の時には数十グラム単位で送料の価格が変わってきます。

重さになる包装紙ではなく、軽い物を選ぶのも技術の一つだと思います。

初めてだらけで苦労したフリマ出品の話

私はよくフリマアプリを使って小物を出品しています。

しかし、一度だけ洋服を出品したことがあります。
Angelic Prettyというブランドのロリィタ服です。

大切にしていたのですが着る機会がなくなってしまったので出品をしました。

この時の出品がかなり悩み苦労をした出品でした。

古着にはなるため送料は自分持ちにしました。
また、値段も購入時とは比べ物にならないくらい安く設定しました。

どうせなら大切にしてくださる方にお譲りできればそれでいいやと思っての行動でしたが、これがのちのち苦労する原因の一つになってしまうとは思いもしませんでした。

結果として、有り難いことに海外の方が購入をしてくださったのです。

しかし、ここで問題が発生します。

私は英語がほぼ出来ません。
海外の方とのやり取りも初めてです。

とても焦ったのですが、フリマアプリは特にメッセージのやり取りがなくとも進行が可能で、その点は英語ができなくてもクリア出来ました。
ひとまず安心です。

私は常々梱包をする時に丁寧に梱包をしたいと考えているので、資材などはかなり蓄えているつもりです。

そのため普段出品している小物でははあまり困ったことはないのですが、今回はロリィタの洋服。
今までの小物とは大きさも素材も違います。

フリルやリボンが多くついているのでとにかくボリュームがあります。
リボンの位置なども考えると、変な折りたたみ方はできません。
癖がついてしまい、リボンの形も変わってしまいます。

なるべく折りたたまないようにしようと考えるも、普段は小物を取り扱っていたのでそんな大きな袋までは資材を用意していませんでした。
しかも、大きくなればなるほど送料はかさむ一方です。

品物を手放すわけですから、出来れば利益も多少は頂きたい。

しかし洋服をキレイにお送りするためにはなるべく折りたくない。

葛藤しながら何度も洋服を折りたたみ直し、位置を調整し、リボンに折り皺がつかないような形にすることが出来ました。

次はそれを袋詰する作業です。
袋に入れる時にリボン位置がずれたりしたら直し、空気を抜きながらきちんと密封。

密封をするときも1人で行うので、テープを引っ張っている間に空気が再度入ります。

試行錯誤しながらなんとかテープで密封を終えましたが、ここに至るまでにすでに1時間くらいはかかった気がします。

キレイに梱包できた達成感はありましたが、気疲れからか大きなため息も出た記憶があります。

ここから、なんとか箱に収めて隙間埋めのための資材も入れ込みましたが、フリマ出品でこんなに時間をかけて梱包をしたのは初めてでした。

さらにもうひとつ、最後の問題が発生しました。

私は発送時に必ずお礼の一筆を入れているのですが、今回購入してくださったのは海外の方です。

やり取りは特に会話がなくても良かったですが、お礼の一筆は英語の方が良いのだろうか?とまたここで悩む結果となりました。

幸い、私はデザインの勉強をしたこともあったので、「Thank you」の文字を軽くデザインして書き込み、カードを作ることにしました。

その時は満足していましたが、別に入れなくても良かったのではないだろうか、と今更ながらに思います。

送料を自分持ちにしていたこと、初めて大きなかさむ洋服を出品したこと、初めて海外の方から購入をして頂いたこと。

色々な要素が重なって、とても苦労した出品でした。

今度から、初めて出品をするようなものは事前にどのように梱包するか考えて、資材を用意してから出品をしようと固く誓いました。

とても器が狭い話ではありますが、これだけ苦労するなら利益ももう少し出るように考えないといけないなぁとも思った経験です。