Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話
自宅の大掃除を機に幾つかのフリマアプリで不要なものを出品することにしました。
そのうちの一つが昔からあったクラシックギターで、昔は学校の授業などで使っていてよく弾いていたのですが、新しいものを購入したこともあり最近は全く弾かなくなっていたのでこれを機にフリマアプリで出品することにしました。
ちょうど送料無料キャンペーン中だったので、大きいものや送料がかかりそうなもの、かなり安めに出品するものはそのフリマアプリで出品することにしました。
たくさんのいいねがすぐについて買い手もついたのですが、梱包のことを考えていなかったのでいざ発送となり困ってしまいました。
やはりギター等は壊れ物で、特に柄の部分が折れてしまったり曲がってしまうと一気にジャンク品になってしまいクレームや返品のものになると記載されていました。
元からギターについてそんなに詳しくなかったのでそういったことをよく考えずに出品してしまい、少し反省しました。
でも、もう買い手もついてしまっており、すぐ発送する必要があったのでネットで発送について検索したところ、ハードケースが必ず必要だという人もいれば、ソフトケースでは配達業者が受け入れてくれなかったという意見もありました。
最悪でもソフトケースは必要だという意見が多く見られました。
ケースは手元になかったのでやはりソフトもしくはハードのケースが必要だろうと思い、どこかで購入して包装しようと思いましたが、実際同じようなフリマアプリやリサイクルストアでもハードケースはめちゃくちゃ高いし、ソフトケースでさえも発送のためだけに購入するのはためらわれる値段でした。
エレキギターならもう少し小ぶりでケースもお手軽な値段でありましたが。
それで、また検索し直したところ段ボールでギターにあった箱を自分で作る方法を載せているサイトを見つけました。
スーパー等で大きくて頑丈な(ポテチやお菓子など軽いものが入っていたものではなく、水やジュース等少し重めのものが入っていたもの)段ボールをもらってきて、それでギターのケースを作ってしまおうと思いました。
サイトを見る限りでは簡単そうだったのですが、いざ作ってみると思った以上にダンボールがいることや補強すればするほど折れたり曲がったりしないか心配になってきました。
プチプチや新聞紙で柄の部分を丁寧にグルグルに巻いたり、枕を作ってそのギター専用のぴったりハマって動かないケースを作りました。
まず、弦を緩め全体をプチプチで覆い、段ボールに固定してから隙間にプチプチやエアーの入った袋を詰めました。
そして最悪水に濡れても大丈夫なようにビニールで覆い、段ボールの蓋を閉じ、また布テープで段ボールを補強しました。
購入したプチプチや布テープもかなりの量で、とにかくギターが傷つかないように、無事購入者様の手元に着くようにということを考えてしっかり補強しました。
コンビニに持っていって中身の説明をして上下のシールを貼ってもらい無事発送することができました。
結局手間の割には儲けがすごく出るわけでもなく、発送料だけでなく梱包料や梱包方法等も出品の前に考えておくべきだなと反省しました。
特に忙しくしている時に、思わぬタイミングで売れてしまうと焦ってしまうことがあります。
それでも、数日後購入者様から無事受け取りましたとの連絡がありホッとしました。
愛着のあるギターだったので捨てるのは忍びなく、ただおいておいても誰も使わないのでそれももったいないしというギターをまた新しい人に使ってもらえるというのはたいへんうれしいことでした。
相手の方もちゃんとまた手入れや調整をして長く使いたいと言ってくださったので、安心して手放すことができました。
結局大変だったとはいえ、また新たな持ち主に出会えたことは良かったなと思っています。
利益を見越して出品しないと赤字!
メルカリを始めたきっかけは、いらないものを捨てるのがもったいなくて、なかなか捨てられなかったからです。
それなら、誰か使ってくれる方に売りたい、それでお金がもらえるならウィンウィンだと思いました。
まず家を断捨離していて、じゃらじゃらと出てきたのがご当地キティちゃんのストラップ。
どのお土産屋さんにもあるご当地キティちゃんですが、調べてみるとけっこう売れているのを見て、まとめてなら売れそうだと思いました。
80個ぐらい全部まとめてだいぶ安くしたつもりでしたが全然売れない。
メルカリは始めたばかりだったので、できるだけ色んな記事を読んで、勉強してから出品はしたつもりなんですが…
売れやすくする方法を色々探して、何階も改善しながらやっと売りました。
買う側の気持ちになってみると、やっぱり自分が持ってないものが欲しいなあ、と思ったので、
全部のキティちゃんに番号をふって、購入者が欲しいものだけ売るようにしました。
もちろん利益の面も考えて、10個以上からの設定にしました。
地道ではありましたが、それをしてからびっくりするほどコメントがどんどん増えました!
あと改善した点は時間帯です。
一週間売れなければ、再出品をしていたのですが、何時が一番売れそうか考えながら出品しました。
他には写真を見やすくしたり、商品の紹介文も丁寧に見やすく書き直しました。
ただ未開封の商品はすぐ売れてしまいますが、開封済みの商品はなかなか売れず、大幅に値下げするしか方法がありませんでした。
また、困った点は梱包です。
キティちゃんストラップは小さくてじゃらじゃらするので、配送中に壊れたり傷がつかないように、たくさんプチプチを敷きました。
そのおかげで、丁寧な梱包でしたと評価されることは多かったのですが、プチプチが多すぎて、配送料が少し高くつくことがありました。
基本的に郵便局から送っているんですが、定形内外とか料金が分かりづらく、あまりサイズなどを考えずに梱包してしまったせいだと思います。
もう少ししっかりサイズとか見ていれば、利益も上がったかなと思います。
また梱包に使用する封筒や段ボールなどはお店で買ったりせずに、基本的に家であるものを使っていました。
段ボールを小さく切って、箱型にしたり、いらなくなったブランド物の袋を小さく切ったりして梱包していましたが、
もう二度とやりたくないと思うぐらい、とても面倒な作業でした。
箱代は浮くと思いますが、梱包している時間を考えると、もしかしたら箱代に匹敵しないぐらい長い時間をかけていたかもしれません。
キティちゃん以外では、趣味で始めたハンドメイドのピアスをいくつか出品していました。
たいして積極的に始めたわけではなく、ただ自分用に買ったピアスのパーツが余ったからです。
余ったパーツでたくさんピアスを作って売ったのですが、あまり利益になりませんでした。
余りのパーツでハンドメイドピアスとなると、あまり高い値段設定では売れないので、安くしていました。
今思うとだいぶ安くしすぎてしまったかと少し後悔しています。
なぜかというと、売った利益から、販売手数料や配送料など引かれてしまうと結局最終的な利益は数百円になってしまうんです。
もう少し利益を考えて工夫して売るべきだったと思います。
苦労した点と言えるかは分かりませんが、購入者との取引も大変なことがあります。
トラブルと言えるほどではありませんが、
値下げしたばかりの商品をさらに値下げしてほしいと言ってきたり、返事や評価が遅い方がちらほらと、少し大変でした。
ただ、自分の評価が下がってしまうと、今後の利益にも影響が出てきてしまうので、できるだけ良い取引をするように心がけなければいませんでした。
細かすぎる購入者に苦労した話
私は現在、フリマアプリのメルカリを使って、服やゲームソフトなど、使わなくなったものを出品してお小遣いを稼いでいます。
今では出品から梱包、納品の流れまで、一通りのコツのようなものはおおかた身につきましたし、購入者とトラブルになるようなこともありませんが、
メルカリを始めてすぐの頃は、色々とわからないことだらけで大変でした。
なかでも、私が出品したミュージックビデオのDVDを買ったとある購入者には、そのあまりの細かさに大変苦労させられました。
その購入者は、購入の段階から、大変に細かい質問を大量に浴びせてくる方でした。
私が出品したミュージックビデオのDVDについて、素人ではよくわからないような専門用語を並べ立てて、事細かに規格や内容を聞いてこられましたし、
商品に傷がついていないかについても、表も裏も何枚も写真を撮るように要求されました。
そのうえ値引きまで要求されたので、心底嫌気が差してしまったのですが、私もメルカリを始めたばかりだったこともあり、
取引を中止するような勇気もなく、半ば言いなりのようになってことを進めてしまいました。
その購入者は、商品を買うことを決定してからも、いつ頃発送できるのか、何時頃発送するのかといったことを、矢継ぎ早に聞いてきました。
そのくせ自分はコンビニ支払いだったので、購入者が支払うまでは私は発送しようにも出来ないという状態だったので、本当に自分勝手な人だなと感じました。
また、DVDは精密機器であるので、必ず厳重に梱包してほしいというような旨も要求されました。
私は封筒サイズで発送することを想定していたのですが、それでは商品が傷みかねないので、
めいっぱい梱包して緩衝材を入れて、より大きなサイズで送ってほしいというような要求まで受けました。
サイズを大きくすると、発送にかかる費用で赤字になってしまうため、それは出来ないと流石に断りの連絡を入れました。
私も、購入者が異常に細かく、またクレーマー体質であることが気がかりだったので、
いつも以上に厳重で丁寧な梱包を行い、商品を入れた封筒を閉じる時のテープの貼り方や、
その封筒に送り状を入れるシールを貼る時の貼り方にまで、大変に注意を払いました。
これ以上丁寧な梱包や発送は出来ないというレベルにまで気を張り詰めて、商品を購入者に発送しました。
ところが、商品を受け取った購入者は、たちまち私にクレームをつけてきました。
梱包が雑で、封筒が汚い、おまけにDVDの鏡面にも小さな傷が3箇所ついている、パッケージの箱も2箇所色が飛んでいる、と、うんざりするような内容でした。
当然のように低評価をつけて罵られ、私の商品を買ってくれる他の購入者にまで、悪い印象を抱かれかねない程でした。
自分なりに、厳重に、丁寧に商品をお届けしたつもりでしたが、至らない点があったのだろうとは思います。
ですが、そこまで注文に注文を重ねて、誰も気にしないようなところにまで文句をつけるようであれば、
正直、フリマアプリで買い物するのはやめて、高級ブランドのショップにでも行ってくれ、といった思いでした。
以上の経験から、私は、商品を買ってくれる相手のプロフィールやこれまでのやりとりを一通りチェックして、
トラブルになりかねないような相手であれば、最初から取引しないことを決めました。
勿論、即買いしてくれた場合には、取引しないという選択肢はそもそもないのですが、
いかにもトラブルに発展しそうな相手であれば、値引きを要求してきた時点でお断りするようにしています。
また、それ以外の、気持ちよく取引をしてくださるような購入者には、
少しでも良い気分で商品を受け取ってもらえるようにと、綺麗なテープと丁寧な梱包で、商品を納品するように心がけています。