Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話
一時期、私はメルカリにハマっていました。
子供たちの古着や、自分が飽きたり体型が変わってしまったサイズが合わなくなって着られなくなった服を次から次へと、メルカリで売っていました。
それを見て、私の両親も断捨離をしようと思ったらしく、家のあちこちにある不用品の代理出品を私に頼んできました。
色々な商品がある中で、一番困ったのは、サイズの大きすぎる商品でした。
一つは、私の両親宅に置いてあった、私の子供用のお昼寝布団です。
これは赤ちゃん用の布団でしたから、購入者が衛生面を気にするであろうことは十分に予想できました。
うちの子は、この布団をそれほど使わなかったので、布団自体の状態はとても良く、捨てるにはもったいなすぎるものでした。
ところが、問題はこれをどうして梱包するかです。
服を買った時のビニール製のショッピングバッグに入れようかと思ったのですが、適当な大きさのものが見つかりませんでした。
ユニクロの、おそらく一番大きいサイズと思われる袋にも入りませんでした。
それなら、近所のスーパーから、布団が入るだけの大きさがある段ボール箱をもらってきてはどうだろう。
一時はそんな事も考えたりしました。
でも、この布団を使うであろう人は、小さな赤ちゃんです。
赤ちゃんの保護者は、自分の大切な子が寝るための布団が、こんな使い古しの段ボール箱に詰め込まれていたら、嫌だろうなあと思いました。
どこに置いたかもわからないし、誰がどんな手で触ったのかもわからないような箱です。
私が気付かなかったとしても、小さな綿埃や砂粒が入っているかもしれません。
ダニがわいているかもしれません。
スーパーのサッカー台近くに無造作に置いてあった時に、もしかしてゴキブリがはい回ったかもしれません。
私だったら、そんな得体の知れない、めちゃくちゃ不潔かもしれない箱に入って届いた布団なんて使いたくありません。
まして、抵抗力もあまりないような、小さく無力な赤ちゃんに、そのような布団を使いたくはありません。
無理に、スーパーで拾ってきた段ボール箱に布団を詰めて送ったところで、購入者さんともめるようなことになっては困ります。
それで、結局は布団の梱包資材には、自宅にあるものや近所からもらってきた物をリユースするのはやめることにしました。
とは言っても、どんな梱包資材を使って、どのように包んだらいいのか見当もつきません。
おまけに、購入者は商品の到着を首を長くして待っているのですから、あまり悠長に悩んでいる暇もありません。
そこで、まずは近所の大型百貨店に行って、布団の収納袋を見てみました。
直方体の形をしたものやら、平型でジッパーがついて、真空状態にできるものやら、いろいろな商品がありました。
私は、あらかじめ測っておいた布団のサイズに合わせて、毛布専用の圧縮袋を買いました。
これで、布団に直接触れる梱包資材は、まあまあ清潔なものが手に入りました。
今度は外箱です。
いくら布団には直接触れないと言っても、やっぱり使い古しの段ボールじゃあ、ちょっと都合が悪そうです。
今度は、ホームセンターをのぞいてみました。
そして、新品の段ボール箱を買うことにしました。
中身が大きいので、外側の箱も大きなサイズとなってしまいました。
もう少し時間をかけて、梱包資材を探せば、もっと安くで準備できたのかもしれません。
でも、購入者という取引相手もあることですから、スピード優先で値段は妥協せざるを得ませんでした。
出品時には、梱包方法のことをあまり考えずに、送料込みの値段で出品したので、結局は商品の代金がほぼ全て、
梱包資材に消えてしまった形になります。
かといって、梱包資材のことを考えて値段設定すると、商品代金が高くなりすぎて、買い手がつかなくなる恐れもあります。
梱包のしにくい形状の商品は、値段設定が難しいなあと思いました。
フリマアプリでカメラレンズを出品した時の話
フリマアプリの「ラクマ」にてカメラのレンズを出荷した際に大変だった話です。
商品名はLUMIX G VARIO 45-200mm。
内容としては、レンズ本体・レンズフード・本体キャップ・レンズキャップの4点です。
大変だった点を大きく分けると2つ。
1.本体チェック、動作確認
2.梱包
です。
実際に使っていたものだったため、出荷するにあたり
まず初めに取り掛かったのが、本体のチェックと動作確認でした。
・レンズに傷がついていないか。
→実際にカメラを作動し撮影をすること。
・望遠の動作に不備はないか。
→実際に動かし、細かく撮影をして確かめること。
・本体は綺麗かどうか。
→ついている傷はなるべく綺麗に拭き取ったり、塵などがついている場合も綿棒や楊枝を使って、細かく掃除をすること。
その他、
・キャップはしっかりとはめることができるか。
・レンズフードは壊れていないか。
など、丁寧にチェックを行いました。
機械系の商品や中古の物は、動作確認の有無や状態、どれくらい使用感があるかなどの質問をいくつか受けたので、
購入する側としては一番気になる点ではないかと思いました。
もちろん、出品する側も時間をかけてじっくりと行わなければいけない作業だと思います。
そして2つ目。
実際に商品を送るための準備です。
私が出品したカメラレンズは、購入した際の箱がなかったため、梱包はとても慎重に行いました。
実際に行った作業としてはこちらです。
・サイズに合う箱を作る。
→小さめの段ボールから調度良い箱になるようにする作業から始め、配送時、揺れて中身が動かないよう、箱の底にレンズの形のくぼみを作りました。
平らなものであれば封筒型や平たい箱が使えるのですが、望遠レンズの形に合う箱がなかなか見つからず、自ら作ることにしました。
・パッキンで包む。
→レンズ本体はとても傷がつきやすいので、100円ショップなどにも売っているパッキンを使い、何重にも包みました。
・箱の中に空間ができないようにする。
→余った段ボールやパッキンで、隙間部分を埋められるような形を作り、貼り付ける。
こちらも、配送時に動いていまわないよう、工夫した部分です。
箱に商品を入れた際、どうしても小さな隙間ができてしまいます。
何点か細かいものを入れるとき、商品同士がぶつかって傷になってしまったり、到着後、開けた時に箱の中がぐちゃぐちゃになってしまっていたりと、
配送~到着までの細かい部分にも気を付けること。
もちろん、箱の底にはパッキンを敷き、一番上にはパッキンをかぶせました。
・ぎゅっと敷き詰めないように気を付ける。
→レンズフードなどは、形も特徴的でありとても軽く繊細なので、ふんわりと優しく詰めるような感覚で、しっかりと固定する。
送料は自分負担にしているので、箱は大きくなりすぎないよう、貼り付けるガムテープは綺麗に、段ボールも綺麗に切ること。
こちらがとても時間がかかりましたが、取引後の評価では、
「とても丁寧に梱包してくださりありがとうございました。
」と嬉しいお言葉をいただいたので、時間をかけて良かったと思いました。
私がカメラのレンズを出荷するにあたって大変だったことをまとめると、
カメラに装着し、動作の確認をしっかりとすること。
使用感を減らせるようにできるだけ綺麗にすること。
そして、配送時に商品に傷をつけないように調度良いサイズの箱を用意し、中をしっかりと固定することです。
大切にしていたものだったからこそ、次に手に取っていただく方へ不快な思いをさせないよう、そして感謝の気持ちを忘れずに出荷作業を行いました。
フリマアプリは購入することが多く、出品することには慣れていなかったのでとても苦労しましたが、今では良い経験として活かされています。
利益でるのか?ただの自己満なのか?!
メルカリにて300件ほどの取引をしてきました。
2年前初めて売れたときのお話なのですが、小さい子供がいるので着なくなった服がいっぱいありました。
メルカリを始めるまではリサイクルショップに持っていくか廃棄するか無料であげるかの3択でした。
しかし新しい服を買ってあげたい、でも働いてもないしお金もない。
リサイクルショップ持っていっても1着10円あればいい方でした。
安い中古の服でも探そうかと思いメルカリに登録してみました。
そしてこのときに、私がメルカリで服を売ればいいのかと思い始めました。
最初の考えは5~6着まとめて販売してなるべく送料を抑えて利益を出そう。
という作戦でした。
価格も他の出品者を参考にしながらつけました。
もちろん送料込みです。
まとめ売りが良かったのか案外すぐに購入して頂けました。
そしていざ発送準備です。
何に入れて発送しようかという問題です。
そもそも送料はいくらになるのか?何も分からない状態です。
ただなるべくコンパクトにして送らないといけないことは分かっていたので思い付いたのがレターパックです。
送料込みの封筒を購入すれば追加料金もかかりません。
レターパックプラスを購入し服を詰め込みました。
レターパックプラスは封が閉じれば厚さ無関係なので助かります。
追跡もあるので安心です。
こうして初回発送はなんとか利益を出して無事に終了しました。
何度か洋服の発送を繰り返しました。
レターパックプラスを使ったり、1枚だけ発送するときはレターパックライトを使ったりだんだん発送を分かってきた気がしました。
ただ普通郵便についてはまだ分からぬままです。
もしかして普通郵便の方が安く発送できるのかな?という疑問がありました。
なので小さめの品物が売れたら普通郵便で発送しようと思いました。
そう決めたときに売れたものがパウチのベビーフード3点セットです。
大きさも小さめの封筒に入る感じでしたので郵便局の窓口に行きました。
すると重さを量られるじゃないですか。
ベビーフード結構重かったのかまさかの金額です。
あわあわしてる間に郵便局の方が切手を貼ってしまったので無知な私は辞めときますとも言えず…。
結果的にはマイナスになってしまい利益はありませんでした。
これは2年前のことですが今でも覚えてて最大のミスです。
普通郵便の送料はやっぱり分かりません。
日本郵便のHPに定形外の送料書いてありますがさっぱり理解できません。
だからといって毎回郵便局の窓口へ確認に行くのは恥ずかしいです。
なのでもう普通郵便での発送はトラウマで出来ません。
利益がない、むしろマイナスなんてやってる意味がないです。
あとは郵便局やコンビニで発送手続きを行いますが、ここまで車に乗って行きます。
他に用事があればついでに発送しようという気持ちですが、1件発送するのもわざわざ出向くことになります。
そうなると気になるのはガソリン代です。
あまりに少ない利益だとガソリン代考えると利益なし?むしろマイナス?になってしまいます。
なので発送するときも出来るだけ数件溜めてから行きたいものです。
でも相手のことを思うとなるべく早く発送してあげたいという優しさから1件のために郵便局へ向かってしまいその帰り道売れましたのお知らせが届いてたりします。
なんともいえない感情です。
1度だけしっかり商品を確認せずに発送した案件があり相手様からクレームがきたこともあります。
もちろん私が悪いことで、2枚セットで発送したのに1枚しか入ってないという事件です。
代金返却というかたちでご理解頂き、発送した1枚は無料であげたという結果になりました。
ミスはマイナスになってしまうことがあります。
しっかり注意しないといけません。