Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話
私はメルカリで商品が売れるとゆうパケットをよく利用します。
A4、厚さ3cm以内であれば1件あたり175円で匿名配送ができるという優れたサービスです。
そしてそのゆうパケットを利用する前提で、ジャンプコミックス2冊セットをいくつか出品しておりました。
コミックス1冊だと3cmの厚みに収まるので、2冊までなら横に並べてA4に入るという想定です。
しかし先日、それらのコミックスをまとめて7点、計14冊分購入したいというお申し出を頂きました。
沢山買って頂けるのはありがたいのですが、送料分の値引きをご希望でした。
確かに、送料が安くなるのであればその分は値引くのが至極当然と私も考えています。
しかし、14冊では当然ゆうパケットには入りません。
送料が安くなるのか、はたまた逆に高くなってしまうのか、夜な夜な計算することになりました。
ゆうパケットの次に安い発送方法は、ゆうパケットプラスというサービスです。
ゆうパケットより多少サイズが大きく、厚みも7cmまでと大幅に余裕ができます。
値段は、送料が375円、そこに専用配送箱の65円が加わって440円で送ることができます。
当初の送料総額700円よりも随分安く済みます。
これなら14冊入るかも!?と期待を込めて、いざコミックスの束の計測です。
タイミング悪くメジャーが行方不明になっていたので、定規で根気よく計ります。
厚みはギュッと押し込めばいけるかな、程度。
紙なので、むしろギュッと詰めた方が綺麗に送れそうなのは服や精密機器などと違って良い所でした。
しかし、なんとコミックスの縦幅が17.5cmほどあり、ゆうパケットプラスの17cmの箱には絶妙に入らないようでした。
実物の箱を買って同じことにチャレンジした人の記事をネットで見ましたが、やっぱり無理なようです。
ゆうパケットプラスが利用できたら、大幅にお値引できたのにがっかりです。
これ以上大きくなると宅急便になって、1番小さいサイズでも700円かかるとのことでした。
当初の予定とプラマイゼロです。
ゆうゆうメルカリ便がダメなら、らくらくメルカリ便はどうだろうと再び1から検索し直すことになりました。
らくらくメルカリ便の場合は、1番小さいものがネコポスですが、こちらも封筒みたいなものでとても14冊も入りそうにありません。
次に小さいのが、宅急便コンパクト。
ゆうパケットプラスよりも箱のサイズが大きいです。
これなら入るかも!と説明をよく読み進めたのですが何と…厚みは5cmまで。
これでは、14冊を二山に分けて7冊、その厚みが入りません。
宅急便コンパクトがダメなら、こちらもまた普通の宅急便サイズになってしまいます。
どうしたものか、匿名配送と追跡ありをご希望なので普通郵便は使えません。
苦肉の策でたどり着いたのが、商品を2つに分けて、12冊分はらくらくメルカリ便の宅急便コンパクトで送り、残りの2冊は当初の予定通りゆうパケットで送るという方法でした。
ほんの数十円しか安くならないのでどうかな…と思いつつご提案したところ、それでいきましょうとのことでした。
買って頂けるのは本当にありがたいのですが、正直ちょっと大変でした。
まず、取引が2つになります。
あちらでも連絡、こちらでも連絡、評価まで全ての行動が2つ分になります。
また、宅急便コンパクトはセブンイレブンかファミリーマートに行かねばならず、ゆうパケットはローソンか郵便局でしか取り扱ってくれません。
ゆうパケットのつもりで1?2日以内の発送で設定していたので、寒い季節に小さな子供2人を連れてコンビニをはしごするのは疲れると同時に親の用事に付き合わせてしまって申し訳ない気持ちになりました。
その時間と労力で児童館にでも連れていってあげることはできるからです。
何とか無事先方にお届けすることはできたのですが、今後はよっぽど明快に同梱できるものでない限りは送料分の値引きは頑張らないでおこう、と心に決めました。
効率アップする為に、梱包時に気を付けたい3つのポイント
私が子供の頃、おもちゃや漫画を購入したいと思えば商店に買い物に出るのが当たり前でした。
思春期になり、雑誌に載っていたトレーニング器具の通販記事を見ながら、
貯金を使って買おうか悩んでいました。
私が成人するころにはインターネット社会になり、ネットオークションが始まり、
スマートホンの普及でフリマアプリブームが起きました。
私も時代の流れのまま、ネットオークション、フリマアプリで買い物をするようになりました。
そして当たり前のように出品者になっていました。
フリマアプリで不要になった物を出品する日々。
しかし所詮は素人です。
失敗や苦労の連続でした。
今回は皆さんが同じような失敗をされないよう、私の苦労話、失敗談をお伝えします。
素人が商品を販売する時に、一番苦労するのが梱包作業でした。
クレームにも繋がりますので、本当に気を使いました。
商品破損やケースサイズ、気をつけないといけないポイントが山積みでした。
「おもちゃの飛び出た部分は壊れやすい。
」
「追加で写真を見せてほしい。
」
「どの箱がどの商品かわからなくなる。
」
今回は本当に基本的な3点をお伝えします。
・子供のおもちゃは飛び出た部分が壊れやすい。
おもちゃの飛び出た部分が、一番多く頭を悩ませる問題でした。
空箱を保管しておけばよかったと本当に何度も思いました。
飛び出た部分が壊れないようにエアーキャップで包み、保護します。
それでも不安な時は、不要な段ボールを使って補強してみたりもします。
しかし、破損しない様にエアーキャップで包み、必要な時は段ボール補強をしてとなると、
サイズがどんどん大きくなっていくんです。
そうなるとケースサイズが大きくなり、配送料がどんどん高額になっていきます。
配送料がお客様負担であれ当方負担であれ、お客様に喜んでいただくためには配送料はできるだけ抑えておかなければいけません。
困ったときには大きめの段ボールをカスタムして使っています。
よく使うのが2リットルペットボトル6本入りの段ボールです。
カッターで不要な部分を切り取り、ガムテープで繋げてを繰り返し、オリジナルケースを製作します。
さらに商品を分解できるようならある程度まで分解することもあります。
もちろん細かい部品は紛失しないように注意し、簡単に戻せる事も確認します。
自作の組み立て説明書を作ったこともあります。
幸いお客様から破損の報告があったことはありません。
・追加でアップ写真を見せてほしい。
商品を出品する際、梱包しケースサイズを決めて配送料を確定させてから商品代金を決定しています。
そのため、ネット上に商品が出品される段階では梱包が完了しているんです。
子供が遊んでいたおもちゃ等を出品しているので、若干の傷や汚れがある場合があるんです。
もちろんその旨を説明し、写真も掲示していますが、光の具合や角度で分かりにくいこともあります。
お客様から追加写真の要望があることも少なくありません。
そのたび梱包をとき、緩衝材を外し、再度写真を撮ります。
上述したような飛び出たおもちゃだと再梱包するのが本当に大変なんです。
追加写真を依頼された時の為に、梱包する前に出来るだけ商品の傷等を確認し、
大量の写真を撮るようにしています。
・どの箱がどの商品か分からなくなる。
これは完全に管理ミスです。
複数出品すると、どの箱にどの商品が入っているのか分からなくなってしまうことがあるんです。
付箋を張り付けたりしましたが、剥がれてしまうともう分からなくなってしまいます。
これは商品を箱に収めた後、最後のガムテープを止めずにいるだけで解決しました。
最近のおもちゃは本当によくできていて、頑丈で長持ちなんです。
遊んでくれる誰かの手に渡れば、きっとおもちゃも喜んでくれていると思います。
商品が売れればちょっとしたお小遣いにもなりますし、断捨離にもなります。
「おもちゃの飛び出た部分は壊れやすい。
」
「追加で写真を見せてほしい。
」
「どの箱がどの商品かわからなくなる。
」
この3点は本当に基本的なことですので、参考にしてみてください。
気安く出品したばっかりに・・・
友人のベビーシャワーパーティーに使う予定だった折り紙で作った飾りを出品しました。
ネットで調べながら作ったもので、特別なものではありません。
私自身、手先が器用というわけではなく、出来栄えは至って普通です。
蛇腹に折った折り紙を4枚ぐらいつなげて、ぐるっと丸にすると、大きな花になります。
それに透明の糸を付けて、壁に飾ると、ちょっとした風で揺れて、すごく可愛らしいのです。
このような花を大小さまざまなサイズとカラーで作りましたが、子供が風邪をひいて、パーティーを欠席することになりました。
後から飾りだけプレゼントしてもよかったのかもしれませんが、そんなプレゼントするほどのものではなかったので、家で処分しようかと思っていました。
子供は男の子なので、折り紙の飾りに興味を持ってもくれなかったですし。
それで、売れなくて当然と思いながら、フリマアプリで出品してみたところ、なんと、売れてしまったのです。
突然の購入者出現に嬉しかったものの、梱包のことを考えていなかったので、それからが本当に大変でした。
まず、この折り紙の飾りはとっても軽いものでしたが、大きさがそこそこあり、A4サイズに収まりませんでした。
これがネックで、当初予定していた匿名配送を断念し、購入者に連絡して、配送先住所を教えてもらいました。
軽いから普通郵便なら大丈夫と高を括っていたら、今度は封筒に入れただけでは潰れそうということに気づき、家にあったお菓子の空き箱に入れたら、ぐっと重量が増えてしまい、これでは販売価格の300円以上の送料になってしまうと頭を悩ませました。
到着時に飾りが潰れていたらクレームになるでしょうし、赤字でも取引を続行すべきか、それとも、全てを話して取引中止にしようかと2時間近く考えました。
クレームが来たら、返金することになって、返金分の切手代と送料がさらにかかると思うと、箱に入れないで送るのはやめた方がいいと思いました。
今後の評価のことを考えると、70円ぐらいの赤字でもさっさと送ってしまおうかとも迷いました。
しかし、赤の他人に赤字で物を送る義理もないかなと思い、素人のフリマなんだから、潔く、自分のミスを誤り、取引中止にするのもアリかなとも考えました。
相手の購入者に配送先住所を教えてもらった時の感じで、相手は理解のある人のように感じていたので、きちんと説明すれば納得頂けそうにも思いました。
私もまだフリマアプリで出品を始めたばかりだったので、もう既に2度も郵便局に行って、定形外と言われたり、重量が多くて、予想以上の送料になったりしていました。
もう、郵便局に行くのも最後にしたいと思い、本当に最後のダメもとで、梱包して、郵便局に持っていったら、送料280円に収まりました。
どのように梱包したかと言いますと、複数ある飾りを2つに分けて、それぞれがA4サイズに収まるようにしました。
蛇腹の高さは3センチで、箱に入れるとどうしても蓋の部分が3センチを超えてしまうので、箱に入れましたが、蓋はしないで、トレーのような状態にしました。
これで定型内に収まり、一つ100g以内で140円、梱包2つで280円となりました。
郵便局の担当者も私が何度も行っているので、すっかり顔なじみになってしまい、よかったですねと言われました。
私も心の中でガッツポーズ!
購入者にも、発送できた旨を伝え、ようやくホッとしました。
その後、無事に到着したと連絡があり、送料が随分かかって申し訳ないと購入者から言われました。
私の反省は梱包や送料を考えてから出品しないといけないということです。
取引がやっと終了して、画面をよく見たら、販売手数料が11円引かれていて、私の手取りは9円でした。
販売手数料のこともすっかり忘れていました。
その後も懲りずに出品していますが、特に形の変わった物を出品する時はすごく気を付けるようにしています。