発送方法とサイズと送料での葛藤

Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話

フリマアプリでは売れないと意味がないのでできるだけ購入しやすい金額で設定しています。

プロで商売をしているわけではないので、商品の値段で利益が出るようにするのが難しいことが多々あります。

今までで困ったのがバラで販売していたCDを複数枚まとめて、送料分を安くしてほしいというケースでした。

販売したのは米米クラブのベスト盤2枚組、スネークマンショーの2枚組、インディーズのピアニストのアルバム1枚でした。

この時他のCDは出しておらず、この組み合わせで売れるだなんて思っていなかったので、1枚ずつで売れると思って料金、送料を考えて送料込みの値段で出していました。

思えばこれが苦労の始まりでした。

「3枚まとめて購入するので送料分安くしてください。

というコメントがつき、気軽に「承知いたしました。
」とお返事したのが失敗でした。

しかも、適当にクリックポスト二つ分安くなるとイメージしてしまい、350円お値引きしてしまったのです。

CDは1枚だとクリックポストやメルカリ便など安めの発送方法で出せるのですが、2枚組のアルバムを2枚と通常のアルバム1枚を一緒にまとめて発送するのは思いの外難しいです。

CDは割れないようにする為、通称プチプチの緩衝材で包みたいと思いましたが、そうするとクリックポストなどでは規定の3cmの厚みがオーバーしてしまいます。

とはいえ、ミラーマットで済ませてしまうと途中でヒビが入るとクレームにつながってしまいます。

薄くするために重ねないようにしようとしても不安定でうまく梱包できません。

ネットで検索しても良い方法が見つからず、困ってしまいました。

簡単なのは宅急便コンパクトなど、箱状の梱包材があるもので送ることですが、赤字になってしまいます。

後から送料を調整できないフリマアプリはこういう場合非常に面倒だと感じてしまいます。

この時は苦肉の策で、プチプチの緩衝材よりは薄い段ボールで工作をするように、CDをそれぞれ重ねず並べたものに合わせて簡単に箱を作りました。

せめて4枚であれば四角で簡単に作れたと思うのですが、2枚組のアルバム2枚と1枚のアルバムでは四角くまとまらず、厚みもバラバラです。

最終的には四角の箱を作り、CDそれぞれをビニールに入れ、ダンボールを箱状にしたものの中にマスキングテープで固定しました。

次に厚みが足りない部分にはプチプチの緩衝材を入れることにしました。

それでも3枚なのでCDが入ってないところがべこべこになります。

その部分にも緩衝材を入れたところで気づいたのですが、クリックポストではサイズがオーバーしてしまいます。

ここまでの苦労も水の泡ですが、送料を安くすることを諦めて、知人のすすめで1枚と2枚で重ねたら問題ないということでしたので、ゆうパケットにへんこうしました。

2枚組と1枚のアルバムを重ね、2枚組のアルバムを並べてなんとか3cm以内におさまることがわかりました。

緩衝材を巻いてしまうと3cmをこえそうでしたが、ゆうパケットサイズの箱を購入し、ビニールとミラーマットだけで発送することにしました。

これなら安全に送れるのでクレームにもつながりません。

安心してゆうパケットの箱を購入し、ビニールとミラーマットに包んで2枚と1枚を並べて箱に納めました。

隙間にはプチプチ緩衝材をつめて完璧な梱包になったと満足して発送することができました。

商品は無事届き、ご購入者からも「梱包も丁寧だった」という評価もいただき、お取引も終えてほっとしました。

ですが、考えて見たら梱包にかかった時間は非常に長く、何度もやり直し、しかも箱を購入し、送料も高くなりました。

1枚ずつであれば送料も185円で済んだところを360円かかり、箱も一つだけ買っても送料が勿体無いと思って複数まとめて購入しました。

時間も考えると完全な赤字だと思ったら一気に疲労感が来ました。

この教訓から、CDを出す時は少し送料を考えて安くしすぎないようにするようにしました。

また、まとめてもお値引きできないことがあると明記するようにしてから苦労は減りました。

入らない!パニック!

とある日、知人がやっていてオススメだよと言っていたメルカリを興味本位で始めました。
これはまだメルカリを始めたばかりの頃のことです。
私はブランド品などはほとんど持っていなかったので、どうしたら売れるだろうかと考えた結果、なるべく安く出品しようと思い何点か出品していました。
送料もなるべく抑えて1円でも多く利益を出したいなと思っていました。
Tシャツやスカートなどが着々と売れていきました。
あるとき、ほとんど着ていないけどかわいいルームウエアがめでたく売れました。
今まではジップロックに入れて封筒に入れてゆうゆうメルカリ便で発送していました。
今回は厚みもあるしなと思い、初めての試みでしたが圧縮袋に入れて小さくして封筒に入れて送ろうと思っていましたが、うまく圧縮できなかったこともあり封筒に入りません。
何度も試してみましたがやっぱり入りませんでした。
送料が高くなると利益が出ないし、むしろマイナスになってしまう・・・初めての想定外の出来事で少し焦ってきました。
なるべく安く違う発送方法はないかと考え始めました。
今度はヤマト運輸の宅急便コンパクトならいけるかもしれないと思いさっそく箱を購入してきました。
購入前に箱のサイズは確認して何とか入りそうだなと思って買ってきたはずなのに、あれ?思ったよりも小さいなと思ってしまいました。
また圧縮袋に入れて試しに箱に入れてみました。
案の定パンパンでした。
封ができないわけではないけれども、こんなにパンパンでも大丈夫なのかなと不安になりました。
そもそも購入者さんもこんなに無理矢理入れましたという状態で届いてもなんとも思わないかな、不快なに思うのではないかとも考えました。
事前に購入者さんにはなるべく小さく圧縮して送りますと連絡を入れました。
そもそもこれで発送してくれるのかなとドキドキしながらダメ元で宅配会社に持ち込みをしました。
その結果、特に何も言われることもなく普通に受付してくれました。
発送の数日後、無事に購入者さんの手元に届き、評価が不安でしたが悪い評価をもらうこともありませんでした。
今回は優しい購入者さんだったからよかったですが、あまりにもパンパンな梱包はやっぱりあんまり良くないのかなと反省しました。
発送方法も事前にちゃんと確認して、これだったら雑な梱包にもならないし購入者さん側の立場で見たときにも不快な思いをしないようにしなければならないなと思いました。
いろいろな発送方法、梱包方法がある中で、あの時の私はもう箱も買ってきたから意地でもこれで発送しようとか、なるべく安く発送しないとと自分勝手なことばかり考えていました。
想定外のことで、ひとりでどうしようとパニックになっていました。
もっと冷静に購入者さんの立場で考えていればよかったなと後悔しました。
そんな経験をしたくせに、また想定外にかさばって入らない!というピンチをまたやってしまったこともありました。
その時は利益を考えずに購入者さんに不快な思いをさせないことだけを考えて梱包、発送しました。
利益はもちろんありません。
マイナスでした。
逆に何度もメルカリでいろんなものを購入したこともあり、手元に届くたびに、プチプチが中についている封筒があるのだなとか、こういう梱包方法もあるのだななど参考になるものもたくさんありました。
まだまだメルカリを利用して出品することもあると思いますので、売れることや利益を出すことだけを考えずに、ちゃんとよく考えて梱包、発送できればいいなと思います。
私のように利益のことばかりを考えていると、結局自分の首を絞めることになるかもしれません。
今の時代、たくさんの人がいろんなフリマアプリを利用していると思います。
たかがフリマアプリ。
されどフリマアプリです。

フリマアプリに出品する際の流れ

引っ越しや大掃除などで自宅を掃除する機会があると、
使っていないだけでまだ使用出来たり、捨ててしまうのもったいないものも多くあると思います。

今回はそのような不用品をフリマアプリで販売する流れについて書いていきたいと思います。

まず、どのような物を販売する時にでも写真を撮る必要があります。
一口に写真を撮ると言っても、ただ撮影するだけではなく、購入したくなるように撮る事が必要です。

ただ床に置いて撮るだけではなく「1.商品の全体図やポイントとなる部分が見えているか」「2.自分の影などで暗くなっていないか」「3.他に余計なものが写っていないか」を確認して撮影する方が良いです。

まず1についててすが購入される方は、写真を見てまず購入するかを考えます。
その時に商品に傷や汚れが無いか、どのようなデザインになっているか、などを確認します。
その為にもオススメポイントなどはしっかりと写して画像をアップするといいでしょう。

次に2についてですが、これはどのような写真を撮る際にも大切なことですが商品をきちんと見せるために気をつける方が良いでしょう。

そして3についてですが、商品の下に自宅のカーペットや家具などが映り込んでいるとせっかく良い品物でも使用感などが出てしまうので避けた方が良いでしょう。

下に何かを敷いて撮影するのであればテーブルクロスやランチョンマット、白のハンカチなどでオシャレに仕上げるのがオススメです。

衣類などを販売する時には壁に掛けても良いかと思いますが、顔などは出さずに試着して所を撮影するのも良いかと思います。
ただ、カレンダーや時計など壁に掛けているものが映らない方が衣類にしっかりと目が止まります。

撮影が済むとその写真をアップします。
その時に説明文を書きますが、オススメポイントなどを見出しに入れるとより欲しい方の目に止まりやすいです。

「未使用品」「限定品」「セット」「レア」などまず目を引くように考えます。

もちろん必ずしもそのようなワードを入れる必要はありませんが、実際にそういったものを販売する際には入れるのがオススメです。

次に説明文ですが、自分のオススメポイントやどのような物かをしっかりと記入します。
少し傷などがある際も、素直にどのような状態かを書いておく方が無駄なやり取りや低評価を減らせます。

タグ付けも出来るので、自分の販売する物のカテゴリーを確認し入力しましょう。
大まかなジャンルでタグ付けをしても良いですが、コアなファンが居るものであれば細かく検索するのも良いかと思います。

最後に価格を決定します。

価格は販売者が決定する事が出来ますが、あまりに相場よりも高く値付けをしてしまうと全く購入されない恐れがあるので注意です。

相場が分からない場合は同じような品物を検索するのもオススメです。
あくまでも目安なので、同じ金額である必要はありませんし、自分自身で好きな金額を決めれる所もフリマアプリの良い所なので許容範囲であれば自由に決めて良いです。

気をつける点は2つあります。
まず「値引き交渉をされる可能性がある」という事です。

もちろん値引きに応じるかどうかの決定権はこちら側にありますが、なかなか売れない商品であれば少し値引きする事で購入に繋がる可能性が広がります。

なので、思うよりも少しだけ高く値付けて値引きをするのも1つの方法です。

もう1つは「送料を込みにするか」です。
送料を別に設定すると購入者の負担が増えるので少し高くなった印象を受けられやすいです。
どうしても欲しいものであればそれでも購入されるかと思いますが、他にも選択肢があるものであればそちらを選ばれる可能性が高いです。

なので、送料を込みにした金額を値付けするのがとてもオススメです。

重さやサイズなどを考え、利益分も計算し値付けするのが1番大切なことです。
送る際の箱などもしっかりと検討しておきましょう。

さて、ここまでくればもう販売完了です。

後はお客様が来てくれるのを待ちましょう。