とあるフリマアプリでの経験

Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話

はじめまして、30代の主婦です。

フリマアプリを始める前に数年のオークション経験があったこともあり、アプリの開始やお手続きにあまり抵抗はありませんでした。

ですが、郷へ入ってはという言葉もあるので、失礼がないようにと出品前は、かなりの商品ページを閲覧しました。

個人的にいいなと思った方のマナーを参考にプロフィールページを作成し、参考にしている方のレビューを参考にお取引で気をつけることなどを決めました。

また、評価が低い方の特長を自分なりにまとめて、簡易包装にならないように気をつけたり、商品ににおいがつかないように気を付けました。

ですが…梱包をする場所は自宅のため、要点をまとめても色々と大変でした。

埃や髪の毛…どんなに気をつけていても、梱包をする商品によっては埃や髪の毛がついてしまいました。

開封時にお客様が不快にならないように、清潔に拭きあげたテーブルの上で、最終の確認も含めて、何度もチェックしました。

梱包材と送料の兼ね合い…出品商品もお得じゃないと購入をしてもらえないので、なるべく最安値にてご提案をするようにしているため、梱包を丁寧にしたくても、配送方法によっては商品を圧縮する必要がありました。

私個人ではトラブルは幸いありませんでしたが、他の方のページで圧縮にクレームをお出ししている方も見られたので、以降は説明文に記載するように心がけました。

出品よりも購入の方が大変だった…出品は、慣れてくると自分さえ気をつけて常識の範囲内でお取り引を行えば、クレームになることもありませんでした。

ですが…オークションサイトの時にはなかった悩みが、フリマアプリになってから出現しました。

オークション形式ではないため、低価格で販売する方が多いがゆえに、梱包に不案があったり、商品が写真と違うことが多々ありました。

商品が写真と違う…ほつれが多い、シミがある、臭いがきつい、動物の毛が付着しているなど…
写真では見られなかったことが梱包を開いてから分かり、こちらとしても楽しみにしていたので残念な気持ちになることがありました。

また、このフリマアプリでは返品やキャンセルについては相方で合意して申し出る規約だったので、出品者の方へ自分の出品ページを使用して不具合が見られた箇所を確認していただく必要がありました。

一時期、これがあまりにも多くて、出品者本人もそんなはずは無いと言った印象だったので、配送途中で開封されたのではないかと疑問に思ったこともありました。

ですが、確認する方法もなかったため、出品者の方へ素直にお話をして、合意キャンセルする運びとなることが多かったです。

梱包に不安がある場合…簡易包装での発送とは書かれていましたが、雨風対策はしていると思ってしまい、即購入をしてしまった時に、その梱包が雨が降っていたら商品が濡れていただろうと思うような梱包で残念な気持ちになりました。

他の方では、商品を圧縮するために商品を梱包している袋に穴をあけて、ショッピング袋に入れ、商品が見える状態でテープをして送ってこられた方もいました。

その時に購入した商品が食品だったので、返品のご連絡をせざるを得ませんでした。

オークションサイトの時にはこれらのトラブルはありませんでしたが…これらの労力に疲れたために、フリマアプリの使用はやめることになりました。

安く購入できて助かっていたので、こうしたトラブルがあったことは心底残念でした。

出荷で苦労したこともあったので、相手の気持ちも自分なりに理解したかったですし、お話した感じで本人も気付いていない様子だったので、話していて辛かったです。

確認した上で販売されている方はまだしも、気づいていない方や、本当にそんなことがあったんですか?と逆にこちらを疑う方もいたので、これらの労力に疲れてしまいました。

初めてのフリマアプリで

私は引っ越すために様々な家具や家電を新しくしようと思いフリマアプリに登録して売り捌いていました。
家具家電は簡単に売れたのですが、1番苦戦した物がベンチプレスセットでした。
昔から筋トレするのが趣味であり、昔のそのときの勢いで家の中にジムを作っていました。
初めは嬉しくて毎日のようにトレーニングをしていましたが、日に日になぜかジムに行くようになり部屋のベンチプレスは使わない日々が続いていました。
そんなこんなで新しいところに引っ越すことになったので一緒に持って行くよりもフリマアプリで売り捌いてみることにしました。
なかなか思うようにはいきませんでしたが、2人の方が買いたいと手をあげてくれました。
1人の方(Aさん)が自分の理想の金額となったのでその方に決めてやりとりをしていました。
もちろんもう1人の方(Bさん)ともやりとりをしていましたが、そこまで上手いこと話は進むことはありませんでした。
そういうこともありAさんと取り引きを終えて無事に譲り渡すことができ、私自身も1番難しいとされていた物を売ることが出来たので安心していましたが、そんなことは一瞬の束の間でした。
このベンチプレスセットは売れたということを自分のフリマアプリのところに書き込むと、数分も立たないうちにBさんから連絡が来ました。
「なんで売れたんだ」「俺ともやりとりはどうなったのだ」と売れる前と売れる瞬間で別人のような態度になっていました。
私も「他の方がいい値段を提示してくれたなので比べた結果こうなりました。
すみません。
」と言ったのですが、そんなことは知らないと言わんばかりで強く迫られてしまいました。
本心では「なぜそんなに怒る必要がある?」と疑問でしかありませんでしたが、何回も謝罪をして丸く収めようとしましたがBさんの怒りは一向に収まってくれません。
しかもこの怒りが数時間で私は終息すると考えていましたが、その考えも甘かったです。
3日間ぐらいは続きました。
私も一層のこと無視をすればいいとは思いったこともありましたが、さすがにそれはわざわざ連絡してくれたので申し訳なかったのでやりとりはしていましたがまさかここまで想像はすることは出来ませんでした。
そしてやっとのことでBさん自身の怒りが収まって今回の件は終わりましたが、私はとても怖い思いをしました。

もちろん相手は実際に会ったことのない人とやりとりするわけなので難しいことは初めから覚悟はしていましたが、色んな人が存在すると思い知らさせた瞬間でした。
もちろんフリマアプリには良い点も沢山あるのですが、ここまでのことは考えていませんでした。
もちろんそんなことは気にしなければ済む話かもしれませんが、私にはまだそのスキルは無かったようです。
とてもいい経験になりました。
もちろんAさんみたいに優しい方もいます。
もしかしたらAさんも取り引き出来なかったらBさんみたいになっていたのかも知れません。
自分自身も逆の立場だったら今はそんなことはないだろうと思っていますが、そのような状況に立たされた時にどうなってしまうのか予想もつきません。
多分冷静を装って終わるとは思いますが。
大袈裟かも知れませんが、自分自身が当たり前に思っていることが、他の人からすればおかしいと思うこともあります。
もちろん逆の考えもあるはずです。
今回の件で学んだことは「世の中色んな考えや人間がいる」ことです。
そんなことも当然のように聞こえますが、フリマアプリを通して人間の恐ろしさや内面の腹黒い一面が見ることが出来ました。
それが良いか悪いにしろ私にとってはいい経験でしたし、次同じようなことがあったときに大いに活かすことの出来る出来事でした。

折りたたみのテーブルが不用になったので

折りたたみのテーブルがいくつかあったのですが、部屋が手狭になってきたということもあったし、倉庫もそれなりにいっぱいになってきてしまったので、処分しないといけない、ということになりました。

売ろうかとも思ったので、とりあえず少しでも売れるのであればと考えたわけであってその時に利用したのがネットオークションでした。

もともとヤフーオークション自体はそれなりに使っていたわけですから、特に出品することに関して手間がかかるとかわからないので困ったというようなこともなかったです。

ですから、それはよかったのですがそんなによいものではなかったのですがどうしても売れにくいという感じにはなってしまったのです。

出品したのは良かったのですがなかなか入札が入ることはなく2ヶ月くらいそのまま出品し続けるということをやっていることになりました。

しかし、ようやく売れるときが訪れて、落札されたので今度はきちんと梱包をして送るという行為が必要になりました。

それなりに元々頑丈なものですからそのままダイレクトにダンボールで梱包するという手もあったのですがさすがにそれは見栄えがあまりにも悪すぎるということが頭をよぎったので、プチプチした梱包材などでまずは包むということにしました。

傷がつかないように、ということの配慮などもしたほうがよい、と考えていたわけです。

折りたたみテーブルというのはそんなに需要があるものではないとはわかっていたことではあるのですがこんなにも時間がかかるとは思っていませんでした。

途中、何度も売れないので捨ててしまおうかとも思ったくらいなのですが最終的に売れたので良かったです。

少しでも安く送料を、と考えていたのは間違いないのですが、基本的に送料はそちら持ちということになるので少しでも抑えようなんてことは考えないでできるだけ頑丈に、ということを意識して梱包するようにしました。

折りたためるのでそれなりにコンパクトにできるのではないかと考えかもしれませんがそういうタイプのものではなくて単純に足をたためるタイプというレベルのものなので、あんまりコンパクトにできるというものではなかったです。

しかし、とりあえずプチプチの梱包材で包み、ダンボールもそれに合わせてカットして上手く包み込むことができました。

どのように配達依頼をするのかということですが匿名配送というのができるので私はそれを選択していました。

相手の住所なども知ることなく、送ることができます。

相手もこちらの住所を知ることができないようにもなっているので何かと安心して取引を進めるということができます。

どのようにやるのかといえばコンビニに持って行き、事前に発行されたQRコードをかざして伝票のようなものを発行してもらうというようなことになります。

そしてそれをレジに持っていってあとは伝票を封筒のようなものに入れて配達物に貼り付けるだけということになります。

これで簡単に送ることができますから、実に簡単にオークションを利用して様々な処理を終了させることができるというのでかなりありがたいことでした。

少しでも高く売りたいという感じではあったのですがそもそも売れないということも考えていたものでもありましたから、とにかく売れてよかったです。

匿名で売れると言う事もあり、特にデメリットもありませんでしたから、これは普通に捨てるという選択肢をとらなくてもよかった、と考えていました。

必要のないものでしたから必要であるという人に少しでも役に立って使ってもらえるというのであれば道具としてもそれが嬉しいことでしょう。

それだけでもオークションに出品した意義があったものです。