売った商品はまさかの偽物!?

Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話

下駄箱の整理をしていたら、10年以上前に買ったブーツが出てきました。

とても有名なメーカーで、わたしもその時の流行りにのかってECサイドで購入したものでした。

でも、履く機会なく箱や袋に入って暗所保管されており、汚れもなく靴底の痛みもなく新品同様でした。

これは売れる!と確信し、フリマサイトに出品しました。

金額は事前にフリマサイトでの売れ筋を調べ妥当な値段を付けました。

思っていた通りすぐにいいね!や質問がありました。

時期的にも冬前だったのでちょうどいい頃だったと思います。

しばらくして値下げの交渉がありました。

売れ残っても仕方ないと思い、言い値で了承し、売れました。

お支払いもすぐにされましたので、私も次の日には発送しました。

2日後、到着し相手も満足だったようで、評価も高評価で受取通知されました。

「長期保管されていたとは思えないほど状態が良かったです。
いい買い物ができました」と。

その評価を見て、お互い気持ちよくお取引出来たと思いました。

しかし、次の日その方から連絡が来ました。

取引後2週間は相手との連絡はとれるシステムになっているようで、コメントが入っていました。

内容は、「とても失礼ですが、こちらの商品は正規店で購入されたものでしょうか?」という内容でした。

私は不信に思いました。

昨日高評価とともに、コメントで「状態が良かった」と言っていたのに、なぜ急に偽物かのような言い方をするのかと。

私は偽物とは思ってなかったし、当然本物と思って購入しているので、その旨を伝えました。

すると、「私が持っているものとファーの部分が違う、明日正規店へ行く予定なので聞いてくる」という連絡がありました。

そこまで確信があるのなら、本当に偽物なのかもしれないという思いが出てきました。

買ったのは10年ほど前で、本物と思って買ったとはいえ、正規店で買ったという確かな記憶はありませんでした。

なので、私もぜひ本物かどうか確認してほしいと伝えました。

万が一にも偽物だったら大変なので、と。

すると今度は、偽物である可能性がある条件をいくつか挙げてきました。

そして、最後に「すり替えたと思われたくないので」とありました。

逆に不信に思いました。

こちらにはもう商品はなく、確認するすべもない。

とってある写真も数枚だけ。

これは、偽物だったと難癖つけて返金してというつもりなのでは?と。

さらに「フリマサイトの運営側には連絡しませんのでご安心下さい」というのが余計に不信を煽りました。

でも、私も確信がない以上大きなことは言えないし、これ以上ややこしい事に巻き込まれるのも嫌だったので、もう返品してもらい返金し、この取引を終わりにしようと思いました。

そこまで違うのであれば偽物なのかもしれません、と。

返金するので、返金方法などご指示下さいと伝えました。

しかし、相手はその必要はないと言ってきました。

ますます意味が分かりません。

そこまで本物の違いを羅列しているのにもかかわらず返金は必要ない、と。

困惑しました。

でも、そういうわけにもいかないので返金しますと伝えましたが、頑なに断られました。

それなら、と深く謝罪しお言葉に甘える事にしました。

これで終了かと思いましたが、次の日またコメントがありました。

「お店で確認しました。
偽物でした」と。

もしかしたらとは思っていましたが、はっきりそう言われてある意味ショックでした。

私自身、本物と思って買ったものが偽物とわかった事実が。

なので再度、返金しますと伝えました。

しかし、相手はまたしてもそれは拒否すると丁寧な言葉で言ってきました。

私はもうどうしていいのか分かりませんでした。

また丁寧に謝罪し、お言葉に甘えこれで終わるはずでした。

しかし、今度は私が出品していた同じメーカーのブーツを半額以下で買いたいと言ってきました。

私は、これも同じお店で買ったので偽物の可能性がある旨を伝え、その可能性がある以上私も売る事は出来ないと伝えました。

なのに、それでもいいと食い下がってきました。

なんだかもうわけが分からなくなって、もうこの人とのやりとりをしたくないと思いました。

相手が言う事が本当なら私が偽物を売ったのかもしれません。

でも、手元に商品がない今それが本当に偽物だったのか本物だったのか確かめる術もありません。

本物じゃないと言ってきたり、でも返金は必要ないと言ってきたり、それでも欲しいと言ったり・・・。

もう二度と関わりたくないと思い、その方はブロックする事にしました。

結局残っていたブーツを買い取り業者などで確認してもらったら、残っていたブーツは本物でした。

トラブル!?フリマサイトで難しかった事

私は着無くなってしまった洋服等を良くネットのフリマアプリで売るのが趣味。
今は一般人でも簡単にネットで不用品を求めている人にお譲り出来るので便利な時代になったものです。
今回も昔着ていたいたリズリサのワンピースを出品しました。

早速購入希望者の人がメッセージをくれて何度かのやりとりの後取引成立して発送までしました。

しかしその数日後購入者の人からまたメッセージが来たので何だろうと思いながら見てみると『写真に無い所にまでヨゴレがあったじゃない!』『こんなに汚いのに売りに出したなんて信じられない』『詐欺じゃないのよ!』とかなり長文の怒りのメッセージが。
かなりびっくりしました。

私は『全体的にヨゴレあり』と商品ページに書いてしっかりと布の状態を確認してから絶対気になるであろうある程度大きなヨゴレを複数枚ピックアップしてフリマサイトに出品掲載していたのですが、念入りにホームクリーニングをしていた事もあり小さなヨゴレは購入者さんが文章を読んで想像してくれるかなと信じ写真を撮らないで商品を出品してしまいました。

どうやらその購入者の人は写真の部分の全体にと勘違いしたらしくワンピースを購入してしまったようで、洋服全体の汚れを見て記載と差異に怒りを覚えて私にメッセージを送る事にしたそうです。

言葉のひとつひとつからわかってしまうくらい購入者の人が怒った事を感じられるかなりの怒りメッセージの文面に怖くなってしまった私はトラブルが大きくなるのも恐ろしかったのですぐさま謝って返金と返品対応をしたのですが、指摘してあった場所の汚れは余程神経質な人じゃないと気にならないような薄く、小さいものだったのでかなりびっくりしました。

しかしながら商品ページの記載の曖昧さでトラブルが生まれてしまったのも事実。

強い口調のお叱りメッセージなんて貰うのが初めてだったので読んだ当初は心臓がバクバクして焦ってしまったのですが、落ち着いて出来る範囲での対策を考えました。

今度はもう少し汚れている部分が見えやすいように写りやすい自然光で枚数も多めにしっかり写真を撮って『ワンピース全体に落ちないヨゴレあり。
着用に気にならない程度です。
』『神経質な方や気になりやすい方はおやめになった方がいいです』とより詳しく書いた説明も添えて再度出品しました。

今度も比較的すぐに新たな購入希望者の方から連絡が来て何度かのやり取りの後無事に発送をしました。

新しい購入者の方、ワンピース気にってくれると良いなぁと数日考えていましたが、間もなく『商品ページや連絡もかなり丁寧で満足した取引でした。
本当ありがとうございました。
また是非お願いしたいです。
』と高評価をいただく事が出来ました!この結果には私もひと安心です。

今回の事で私が学んだ事と言えばフリマアプリは文章のやりとりしか基本的には無いのでいかに文章で商品の状態やこちらの考えている取引のイメージが伝えられるのか工夫して書かなくてはならないという事です。

商品のアピールする為の文章について体感し学んだ私は、その後も読んで購入を考えてくれる人たちの為に見やすい商品の写真を多めに撮って掲載したり、商品の状態や取引の詳しい内容を丁寧に書いたり、メッセージをくれた購入希望者さんにも心地好い取引を互いにできるよう意識して連絡を取るようにしました。
そんな取り組みを続けていたらなんと!私のフリマアプリでの評価がグングンアップして出品に対しての購入希望者数も増えて行く事が出来ました!
最初は怒られてしまったから始めた事でしたが結果としてより良い結果につながったので不貞腐れず対応を考えて大正解でした。
フリマアプリでの文章の書き方は今後も気を付けたいと思います。

思っていた以上に大変…

以前オークションサイトでuni色鉛筆100色セット(専用ケース付き)を販売した時のことです。

これが思っていた以上に大変で…今でもたまに梱包材を見るとふと思い出すほどです・・・・・・(苦笑)

元々専用のケース付きの商品だったので、特に何も考えずプチプチにくるんで定形外で送ればいいか~なんて思いながら落札者の方とやり取りをしていました。

そしていざ梱包のタイミングになった時に急に「やっぱり専用ケースはいらないので、色鉛筆だけバラで送ってくれませんか」との連絡が来ました。

ちょっと面倒だなあと思いつつも、落札金額はそのままで良いと仰っていたので、それなら・・・と了承しました。

しかし大変なのはここからでした。
もちろんオークションで販売するものなので私の使用済みの色鉛筆なのですが、結構好んで使っていたものとそうでないもので長さがまちまちなんですよね。

専用のケースに入っていた時はケースの底が若干斜めになっており、ペン先と逆側が上を向いている状態だったので長短はあまり目立たなかったのですが、いざケースの外に出してみると削り方もまちまちで、出した途端一気に見栄えが悪くなってしまいました。

プチプチに包むにしてもとりあえず長さを合わせなければ、そしてペン先をすべて同じ形になるように削り器で整えなければいけないなと思い、大体の長さごとに5つのグループに分割し、そこから手動の小さな削り器で100本分削り始めました。

とにかくこれがキツくて、電動削り器でもあればよかったのですが、作品を描くときに数本削るという用途しかなかったためそもそもそのような思考回路が無く…。

この作業だけでゆうに2時間以上はかかったと思います。
まだ梱包にすら入っていないのに…と弱冠後悔しつつ、整え終わった色鉛筆たちをプチプチに包む作業へ移りました。

これは別に大変じゃないな~なんて考えつつ5つの塊全てを包み終え、その形のあまりの統一感の無さに「これ、開けた時嬉しいかな…」と固まってしまいました。

色鉛筆の長さが近いものどおしで固めているのですから、本数の差が出てくるのは当たり前なのですが、かといってまた振り分け作業をするのも大変。

ということで、一番量の多い長さの色鉛筆を更に2分割し再度プチプチに包むと幾分かきれいになりました。

そしていよいよ梱包作業。
いつものように梱包用の段ボールの底面と同サイズのプチプチシートを箱内部の底に引き、その上に小さい綿菓子ほどの緩衝材を敷き詰めます。

大きいものだったらそこからすぐ商品を上に乗せればいいのですが、6つに分けられた細長い荷物なので緩衝材の間をするする抜けてしまいます。

ですので1枚大きなプチプチシートを準備し、そこに色鉛筆の束を包んでテープ止めし、敷き詰められた緩衝材の真ん中にセットしました。

良し!あとは周りにも緩衝材を敷き詰めて、上にはプチプチシートを置いて箱を布テープで閉じたら出荷前準備完了だ~と思って詰め込んでいると、落札者の方から連絡が。

「すみません…やっぱり専用ケースに入れて梱包してもらえますか?配達の時の衝撃とかが不安で…」とのこと。

だったら最初からそのまま送ってくれって言ってよ…もう全部個別に包んじゃったし出荷準備完了直前なんだよ…と軽くめまいを覚えつつ「分かりました」と返答し、すごい勢いでプチプチに包まれた色鉛筆を出し、専用ケースに色番号ごとにセットしなおし、先程の手順と同じく梱包しワレモノ注意のシールを張ってその手で出荷まで持っていきました。

色鉛筆なんてただ梱包して送ればいいと考えていたのに、行ったり来たりするご要望に応えているうちに恐ろしく作業量のかかる品物となってしまいました。

思いがけないトラブルと苦労を避けるために、今後は落札後の要望の変更などは一切受け付けないでおこう・・・と固く固く誓いました。