ゲームソフト@PlayStation出品時の苦労話

Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話

今でこそ、そこまで時間を割かなくなりましたが、私の趣味の一つにテレビゲームがあります。

特に学生時代は時間的な余裕があったこともあり、主にはPlayStationでRPGやアクション、シミュレーション、格闘ゲームなど様々なジャンルのゲームをプレイしてきました。

この頃はさほどお金を持っていなかったこともあり、数本クリアする(飽きてやめたものも多数ありましたが)度にオークションにソフトを出品して利益を得て、その利益を元手にまた新しいソフトを購入するということを繰り返していたものです。

私が初めてオークションにゲームソフトを出品した頃は、特に梱包に気を使わず大き目の封筒にそのままソフトを入れ、ガムテープでぐるぐる巻きにするだけの梱包をして出荷していたものです。

しかし時折、(特にPlayStation1の時代は)ケースにヒビが入っているということで購入者からクレームを受けることがありました。

生真面目な私は、せっかく楽しみにしてくれている購入者に残念な気持ちになってほしくない一心で、輸送中の衝撃を抑えるために100円均一で1枚105円のクッション材入りの封筒を購入しました。

これを使うことで、確かに封筒の中で商品が安定し、ショックも吸収できていそうでしたので、しばらくこれを利用し続けていました。

しかし、あるとき、冷静になると極めて当たり前のことに気づいたのです。

1,000円程度(場合によってはもっと安価)で落札された商品に一律105円のクッション材付の封筒を使う、、、非常にもったいない。

中古で購入したソフトは再販する際に1,000円以下となることもしばしばでしたので、利益の1割が梱包コストにもっていかれることになります。

これではさすがにもったいないと気づいた私ですが、それでも尚、購入者のことを考え、輸送中の衝撃を抑える必要があると思いました。

そこで、宅急便等で届いた荷物の中に同梱されているクッション材(俗にいうプチプチ)を大事に保管しておき、商品を梱包する際にそのクッション材を自ら裁断、通常の封筒の内側に糊付けすることで、100円均一で購入していたもの同等のお手製クッション材付梱を作ることに成功しました。

以降はこの手法を用いて梱包、出荷をすることになりました。

しかし、社会人になり、仕事が忙しくなるにつれて、ゲームをする時間が減ったことはもちろんですが、加えてオークションサイトに出品することすら煩わしくなってきました。

なるべく購入してもらうためには様々な角度から写真を撮り掲載し、ゲームの概要やお勧めポイントをライティングし、落札されたあかつきには、あのお手製クッション材付封筒を作って梱包し出荷する。

日中は仕事をして、夜は付き合いも増え、土日はその疲れを取ることに集中したいので、クッション材を綺麗に裁断し、きっちりと糊付けして封筒を作るという作業は苦痛でなかなかやるにはなれませんでした。

結果、時間をお金で解決するために一律105円のクッション材付封筒を100円均一で購入し利用するスタイルに戻ることになりました。

利益を上げるために手間をかけるのも良いですが、自分の生活スタイルに合わせてコストをかけるところにはかけるという重要なことに気づかされました。

しかしながら私はここでも、気づいてしまったのです、、、。

最近のゲームソフトはソフトケースになっているということを、、、。

PlayStationも昔はハードケースだったため、輸送時に損傷することがありましたが、昨今のゲームソフトは全てと言って良いくらいソフトケースに入っています。

ソフトケースは衝撃に強く少しあたったくらいでは損傷することはありません。

当然、中のディスクも守られるので、もはや輸送時の衝撃対策は不要と言えます。

生活スタイルに合わせてコストをかけることも重要ですが、そもそも何のためにコストをかけているのか一歩引いた目線で目的を見つめなおすことも大切だと気付かされました。

ネットで碁盤を処分した

インターネットでいらないものを処分できれば最高だということでいろいろとオークションに出品したことがあります。

小さいものであればそれなりに配達してもらうことも楽でしょうからこちらも包むものの梱包材などが小さくて済むのがありがたいのですが、大きなものですとかなり厳しいことも多かったです。

そうしたことの一つとしてあったのが碁盤です。
要するに囲碁をするための道具の一つであるわけですが、これが相当に重いです。

とにかく重く、そしてでかいというものでもありました。

それでも高級品でもありますから3万円くらいで売れるということがあったので良かったのですがとにかく何で包もうかということで困ったことがありました。

プチプチした包装材がいくらかあったのですがそれをまるっきり包むようなことができるような量がないということでどのように包もうとするべきであるのかという事に非常に迷ったわけです。

普通にダンボールに入れてしまうという手もあるのですがやはりかなり硬い木で出来ているのは確かであり、ぶつけられたとしても別に問題はなさそうという部分もあるのですがそれでも受け取った側はきちんと梱包されていた方が嬉しいでしょうからそのあたりを意識して梱包材を探しました。

しかし、結局自分では見つけることができないことが明確になってしまったので購入することにしました。

ですから、最終的にはホームセンターにいき、碁盤を包むことができる梱包材を購入する、ということにしたわけですが、意外と見つけるのに苦労しました。

ホームセンターでしっかりと梱包するためのビニールの袋のようなものが販売されているのは知っていたのですがなかなか見つけることができなかったので、店員さんに聞くことになりました。

正直、最初からそうしていれば無駄に時間を過ごすこともなく、となっていたのが悔しいです。

それはともかくとして、プチプチの緩衝材みたいな梱包材を購入することにしました。

プチプチとついている空気の袋のようなものが中のものを衝撃から守ってくれるということになりますので極めてメリットのある梱包材です。

正直なところをお金をかけてそういうものを購入して包んで送るというのがちょっともったいないという気もしたのですが、それでも意外と高く売れましたのでそのくらいのことはしてやろうということで一応はしっかりと包んでやるようにしました。

これによってしっかりと郵送してもらうことができました。

送るときにはゆうパックを利用しました。

というのも、家の近くで最も簡単に送ることができるからです。

送料において最もよいやり方であるのか、というのはそんなにわからないことではありましたがとにかく碁盤が重いので多少安く送れるような方法があるからといって、持っていくのは面倒ということがありますから、とにかく家の近いところからお願いできるのであればそれにこしたことはない、と考えたわけです。

焦ることなく、しっかりと確実に、ということで歩いて持っていくことにしました。

ですから、送るまでに二日くらいかかってしまったということもありますが、とにかくしっかりと相手のほうに着いたようでしたからよかったです。

支払いもオークションサイトを介しているわけですから、とりっぱぐれということもありませんでしたし、上手く取引できた、ということは間違いないでしょう。

またゆうパックですから、配達トラブルなどがあったときにも補償されているということになりますからその手の心配もなかったのは精神的によかったです。

何か問題があっても補償はされますが面倒ごとが起きることは避けたいということが自分の中ではあったのです。

フリマアプリで苦労した送料にまつわる話

私はよく「断捨離」の一環としてフリマアプリを利用し販売をしていますが、過去に一番大変だったのは、きちんと送料を計算せずに値段設定を行ってしまい、利益がまさかの赤字になってしまったことです。
これはまだフリマアプリを利用し始めて間も無い頃の話です。
自分にとってごみとも言える不要なものが果たして売れるのだろうかと半信半疑で始めたところ、出品した商品があっさりと売れていったため、なんだか嬉しくなってあまり深く考えずに次々と出品していました。
するともちろん売れないものも出てきますし、購入希望の方から「こちらの商品は値下げ可能でしょうか。
」という質問や「いくらまで値下げしてくれたら即購入します。
」というコメントが来たりもしました。
とにかく売れることが嬉しくて仕方なかった当時の私は言われるがままに値下げを繰り返していたのです。
ただ、いつもアクセサリーや文房具などの小さくて軽い小物類を販売することが多かった為、送料もあまりかかっていませんでした。
しかし、この時に出品していた物はカバンで、いざ梱包し発送のため郵便局へ持って行くと私が出品した金額とほぼ同額の送料を請求されてしまいました。
実は、このカバンは取っ手の部分に金属が使用されたデザインだったので予想していたよりもかなり重かったのです。
出品した金額とほぼ同額の送料を支払ったため、フリマアプリへの出品手数料や梱包材の費用などを含めると私の利益は無く、それどころか赤字という結果になってしまいました。
ちなみにこうなってしまっても、送料を出品者負担で設定していれば購入者へ相談することももちろん出来ませんし、キャンセルの理由にも出来ません。
これではお金を払ってごみを捨てたようなものですし、それであれば普段通りにごみとして捨てた方がマシだと痛感しましたので、それ以来は同じ失敗を繰り返すことが無いように値段設定はとても慎重に行っています。
具体的な対策としては、当たり前ですが必ず出品を行う前に送料がいくらになるのかを計算しておくことが大切です。
また当時の私は「荷物を送る=郵便局」という考えしか浮かんでいなかったのですが、それも今思えば勿体なかったと感じます。
商品の大きさや重さによって、郵便局や他の宅配業者などの様々なプランがありますので、出品する物の大きさや重さを測り送料が一番安くおさえられる方法を調べてから、それを踏まえた上で値段設定をすることで私が過去にしたような失敗はしないはずです。

しかし、ここでもう一つ苦労することがあります。
それは商品がCDやDVDなどのしっかりと梱包をしなければ発送中に壊れてしまう可能性がある物の出品についてです。
CDやDVDなどはそのまま封筒や段ボールに入れるのではなく、プチプチなどを巻いてから梱包するのが一般的だと思います。
ただ、このプチプチをどれだけ巻けば商品が無事に購入者のもとへ届くのか考えると、心配性な性格の私はついつい多めに巻いてしまいます。
そうすると当たり前ですが商品はひと回り、ふた回りと大きくなってしまい、送料が高くなってしまいます。
だからといってそれを妥協して商品が壊れた状態で購入者のもとへ届いてしまっては全く意味がありませんので、いつも自分の中での葛藤があり苦労しています。
しかし「ありがとうございました。
」の言葉のみで済ませることも出来る取り引き後の評価の場面で、「商品が無事に届きました。
」「商品が丁寧に梱包されていました。
」などの言葉を頂けると本当に安心しますし、葛藤の末しっかりと商品を守ることを優先して良かったと思います。
また私自身、フリマアプリで商品を購入した経験もありますが、丁寧に梱包して下さると気持ちも良いですので、取り引き後に良い評価をもらう為にも重要だと思います。