【悲報】出品物の大きさと価値は、決して比例しない

Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話

フリマアプリやオークションを使って不用になった中古品を販売して発送するときに、一番ネックになるのがその商品の発送料ではないでしょうか。

当時の購入金額もそこまで高いものではなく、かつサイズの大きいものを出品しようものならその発送料で売り上げが吹き飛んでしまいます。
むしろ、使用するアプリの発送料関連のシステムについてよく理解してなかった場合、最悪のケースではこっちがお金を払って購入者に商品を渡してしまうということも起こりうるでしょう。

一生懸命ダンボールや梱包材などでパッキングしたのに、さらに数百円損するという初心者は結構実際にいるのではないでしょうか。

私の場合、まだフリマアプリを使い始めた頃にはよくそれこそ損はしませんでしが、発送料に対しての意識が低すぎたため予想していた利益よりもはるかに少なかったことに大変落ち込んだ記憶があります。

ただ、この残念な体験はこのあとこのアプリを活用していくという上においては、非常に有益なことだったと自覚しています。
ここでメインタイトルである「主品物の大きさと価値は、決して比例しない」という超重要な法則を知ることが出来たのです。

くわしくこの時の経緯をお伝えいたしますと、当時私が出品しようとしていたものは「IKEA」のアルミ製のラックでした。
組み立て式のラックで、もちろん分解も可能だったのでキチンと全てバラバラにしてから梱包をしました。

ただ一つ問題があり、購入時にもともと梱包に使われていた箱はすぐに破棄してしまったので手持ちの梱包材(Amazonやその他通販サイトで手に入れるダンボールなど)を駆使するしか方法がありませんでした。

バラバラにして重ねて梱包しようにも、ぴったり納めることができるダンボールなどそうそう無いものでしたから、切っては貼ってを繰り返したつぎはぎだらけの不恰好な仕上がりになってしまいました。
作業時間もなかなかなかで1時間から2時間もかけ、途中何度もめげそうになりながらやり切りました。
妙な達成感も当時感じていたと思います。

梱包が完了してすぐに配送業者に集荷依頼をかけました。
待つだけでいいとはなんて良い時代なんだと感じます。

この当時よりもさらに昔の話になるのですが、大量の本を古本屋さんに持って行ったことがあるのですが、あの時はその本を運ぶためだけにわざわざ車を借りてまで運んだ記憶があります。
大きいものや重いものを中古にだすのはかなり労力がかかるものだとこの時から潜在意識に植えつけられていたので、このフリマアプリと配送業者の連携からうまれた集荷サービスに出会った瞬間はまさに革命でした。

「これで物の大きさ重さも関係なく、断捨離がもっと気軽にできる」と、喜んだのはつかの間です。
それが配送料を知らなかった問題です。

先ほどヒイヒイ言いながら何時間もかけて梱包したこの「IKEA」のラックを売って、結局いくら手元に残ったのかというとなんと100円くらいでした。
こっちも不用なもので処分したいという目的もあったものですからまずまず納得はできたものの、フリマアプリの売り上げ金残高のところにたしかに100円が増えているのを見つけた時は発送するまでの苦労が一気にドッと蘇りました。
「集荷もしてくれるし、お金にもなるし何て良いサービスなんだ」と喜んでいるうちは本当に無知なんです。
「安くて大きい(もしくは、重い)ものは売ることは非常に難しい」というこの現実は、いつの時代も変わらない現実なのかもしれません。

ただこれでもう一つわかったことがあります。
それは、中古品で回して運用をするのであれば絶対に「小さくて、軽くて、高いもの」、これが最もこのシステムに適しているということです。

「いらなくなったら売ればいいや」が本当にその品物に通用するのかどうかを、今一度見直してみてはいかがでしょうか?

フリマアプリで高級ブランドの商品を出品した時のトラブル

私は不用品を時々フリマアプリに出品しています。

フリマアプリではリサイクルショップで引き取ってもらえなかった商品でも高額で売れることから、ここ最近はリサイクルショップの利用をやめてほぼ全ての商品をフリマアプリで売るようにしていました。

しかし一度だけ高級ブランドの財布を出品した時ちょっとしたトラブルがありました。

元々フリマアプリはもう処分すべきような商品でも求める人がいて、いいお小遣い稼ぎになっていました。

その中でも高級ブランドの商品は中古品で一部がボロボロになっていたりかなり古くなっていても買い手がすぐにつくという話を聞いて高額で引き取ってもらえると思っていました。

しかしこれに関してはちょっとしたトラブルがあったことから、それ以降はたとえ売値が割安になってもリサイクルショップに持ち込むようになりました。

その高級ブランドの財布は元々質屋を兼ねた個人経営のリサイクルショップで購入したもので価格は定価7万円程度に対して5万円で購入しました。

購入後約10年ほど使ってきたのですが端がほころんでところどころがはげてしまったことから新たなた財布を購入し、もう使わなくなったので出品しようと思いました。

買取希望者はすぐに現れるとは聞いたのですが、確かに出品してから数時間で買取希望する人が現れました。

相手は商品について熱心に質問してきて最終的には商品の状態にも価格にも納得したということで、私はすぐに商品を相手に送りました。

あとは相手からお金が振り込まれるのを待っているだけだったのですが、それから数日後に思いがけないことが起きました。

相手から突然連絡があり、届いた商品を高級ブランドに詳しい専門家に鑑定してもらったところ偽物である可能性が高いと言われたからすぐに返品したいという連絡があったのです。

しかし私がその商品を購入したのは高級ブランドの商品を扱う有名チェーン店だったことからお店の信頼に大きく関わることであり、そのはずはありませんでした。

偶然にも連絡を受けた場にいたフリマアプリに詳しい友人があることを警告してきました。

友人が言うにはフリマアプリで高級ブランドの商品を買ってその後に返品を希望する人の中には返品しようとする商品を偽物だとクレームを付けた上、実際に偽物にすり替えてくる場合が少なからずあるということを言われたのです。

そのため今回の返品を受け入れると同じようなトラブルが起きると思って、返品には応じないようにしようと思いました。

友人のアドバイスの元、まず最初にフリマアプリの運営元に今起きているトラブルについて連絡をしました。

私は商品を紹介する文章の中にノークレームノーリターンでお願いしますと記載していたことから、相手はそれを納得した上で購入しているということから返品には応じないようにとアドバイスを受けました。

また写真については、細部まで撮られたものがあるかどうかについて尋ねられました。

私は商品を買い取る人に参考になるようにと外側はもちろん、生産国の部分や細かい傷まで撮影した写真を持っていました。

これ以上クレームを付けてきたり返品を要求するようであれば、その写真があると伝えればいいということもアドバイスされました。

最終的には相手は引き下がってお金も支払ってもらえたことから偽物のすり替えではなく実際には商品が気に入らなくて返品を考えたのかもしれないと思いましたが、それ以降高級ブランドの商品は不用でもリサイクルショップに持っていくようになりました。

また商品を引き渡す相手については評価やプロフィールを参考にし、怪しそうであれば理由を付けて販売を拒否するなどして自己防衛しなければいけないと思いました。

中国の本を売ることにしました

中国語の本というのがウチにはたくさんありました。

そして、その中にも中国の将棋の本というのがあって、実は日本ではほとんど発行されていないものでした。

だからといってレアな本というわけではないです。

そういうものをどんどん家の片付けとともに処分して行こうと思ったのですが、せっかくなので売れるのであれば売って少しでもお金にしたいとも考えました。

ではいくらぐらいで売れるのかということを調べて出品しようとなったわけですが、同じ本というのが出品されていなかったのでなかなかいくらであるのかというのが分かりにくかったのですがとりあえずこの金額であれば捨てるよりはマシであろうというような値段設定にしました。

それほど大変なことというわけでもなかったのですがとりあえず写真をとって、中身がどのくらいの状態であるのかというのも文字に書いたりして、ということが手間にはなりました。

手間はかかったことではありませんがそれなりに楽しいことでもありました。

昔から、ネットオークションなどに物を出すということが意外と好きなタイプの人間でしたからこういうことをちまちまとやっていくことに、それなりの楽しみを見出すことができたというのも良かったところです。

中国の本ですからどうしてもそれらが読める人でなければなかなか売れないとは思っていたので出品していた間はなかなかウォッチリストに入れてくれるという人も出でこなかったです。

ですが、それでも最終的には落札されました。

これは実に有難いことでした。

とにかく売れた、というのは実に助かることでもありました。

競い合って落札されたというわけではないので高い金額になったということではないのですが、それでも捨てようと思っていたものですから売れたというだけでも基本的には嬉しいものではありました。

少しでも高く売りたい感じではありましたが、これ以上待ったりするのが面倒くさいですしそもそも入札があったわけですからその人に入らなければならないということでもあります。

さて、何かに包む必要性はありました。

包み込む、というのは要するにぬれないようにすることです。

本ですから紙で出来ているわけですから、しっかりと守るということが必要になりますので配達中に濡れないようにということの配慮のためにもしっかりとした梱包材に包み込むという必要性はありました。

これは中国語の本であろうとそうでなかろうと全く同じことであり、特に違いが出てくるということではないです。

どうやって包もうかな、ということを考えたわけですが、一つとしてサランラップで包むことにしました。

しかし、これはそんなによくなさそうではありましたから、一度包んだのですが剥がして違うものを探しました。

そこで探したのがアマゾンで本を買ったときに入ってきた袋が残っていたので、それを使うことにしました。

これが実によく、そもそも本を送るために使われていた梱包のものですから、それを転用することによって大分上手く行くことができました。

実はこの袋はぬれてもよい様に内側にビニールのようなものが張り付けられていて、それもプチプチしている緩衝材も張られていました。

これならばぬれることを心配することなく、送ることができるようになりました。

しっかりと相手から入金処理がされたあとに、こちらが送る、ということですべての取引を終えることができました。

それほど難しいことは一切なく、一応、梱包することに関して手間がかかったということはありましたが、それでも売れたのはよかったです。

もう何度も読んだ本ですから、いくらでも売れるだけでもよかったです。

手数料はとられることになりましたが、それでも手元には大分残ったのでまた新しい本が買えます。