漫画本の出品について

Amazonの出品、納品、梱包、出荷などで苦労した話

今回は、フリマアプリで漫画本を全巻まとめて出品したときの大変だったことについて、お話ししたいと思います。
全巻まとめて売れたということで、売れた際の金額が高めにはなるのですが、実際に経験してみて、こんなにも大変なのかと正直驚きました。
また、送料負担での出品でしたので、重量も重いため、差し引いた売り上げが思いの外、少なくなってしまって、悔しい思いもしました。
大変だった内容について、詳しく解説していきます。
まずは、商品の写真撮影です。
商品の魅力や、汚れなどの保存状態が分かりやすいように、工夫して撮影するのですが、量が多いので、積み上げても、横に並べても全体を撮影するのが難しく、結局何枚にも分けて撮影して、分かりやすいように心掛けました。
そして、次に売れるまでの待ち時間です。
一度出品したものに対して、また本棚に戻してよいものかどうか悩みまして、部屋の隅に置き去りにされたまま、売れるまでの数日間、狭い部屋で過ごしました。
何セットも出品していたとしたら、やはり本棚に戻すといった作業も行わなくてはいけないなと感じました。
そして、いよいよ売れて、梱包作業に入ります。
漫画本数冊であれば、封筒などに入れて簡単に梱包できるのですが、数十冊ではどうしたらいいか考えました。
考えた結果、段ボールがいいのではないかと思いました。
そこで、まずはスーパーなどで、不要な段ボールを探していただいてきました。
日用品の段ボールが比較的きれいでおすすめです。
そして、その段ボールに漫画本をいれてみたのですが、ジャストフィットしないんです。
絶妙な隙間が生まれてしまって、配送の際に商品が傷ついてしまって、お客様に不快な思いをさせたらと思うと、何とかしなくてはと、また考えました。
そこで、梱包用のプチプチを使ってみました。
商品自体は包まれて、安定したのですが、隙間は埋まりませんでしたし、隙間にプチプチを詰めても、なんだか心許なくて、不安でした。
そこで、別の段ボールをカッティングして、隙間にフィットするようにはめ込み、その仕切りを固定するためにガムテープではったり、新聞紙を詰めたりして固定してみました。
その後に、蓋を閉めて少し段ボールを傾けたりしてみました。
すると、うまく固定されており、ほぼ動かないようになりました。
残すところは、配送です。
宅急便の会社に、持ち込みました。
重量がそこそこあるので、重い荷物を数キロ運びました。
宅急便の会社に着く頃には、腕がパンパンとなっていて、下手なトレーニングよりも、ハードなトレーニングでした。
先にも述べましたが、ここで初めて軽量をして、送料が分かるわけですが、送料を見てとても驚きました。
販売価格からこの金額を引くと、あまり利益が出ないのではないか、といった計算を咄嗟に頭の中でしてしまいました。
実際には、千円程度にはなったのですが、資材を調達したり、宅急便の会社まで持って行くことや、工夫を重ねた梱包作業などなど考えると、もう少し販売価格を考えてもよかったのかなと感じました。
その後、商品が無事にお客様のもとに届き、評価をしていただきました。
そのコメントを見ると、梱包がきれいにされていて、とても嬉しかったといった内容が書かれていました。
発送直後では、大変な思いをして、あまり利益が出ないといった、不満を感じていましたが、お客様からのコメントを拝見して、なんだか、今までの苦労がスッキリして、気持ちが晴れました。
今後出品する際には、もちろん、販売価格だけでなく、梱包や重量など出品にかかる費用も考慮していかなくてはいけないといったことも大事ですが、お客様にきれいに気持ちよく届けるといったことも意識していきたいと感じました。

商品が傷付かないように、梱包には気を使っています

私は漫画や本を読むことが趣味です。
色々なジャンルの本を読むので段々と買った本で部屋が埋め尽くされることもよくあり、定期的にフリマやオークションのサイトに出品しています。
逆に自分が中古の本を購入することもよくあるのですが、プチプチの有無等出品される方によっても様々で、自分でもそれらを参考にしつつ丁寧に商品を梱包するように心掛けています。

本自体はそこまで高価なものでなくても、届いた時にダメージがあったら非常にがっかりするものだと思います。
実際に自分が中古の本を買った時に、商品が入っている紙袋が破けてしまっていたり、折れ曲がってポストに入っていたりしてショックになったことがあるのでその気持ちはよくわかります。

たくさんの本を送る場合や大き目な本でなければ段ボールではなく、封筒等に商品を入れて、送料が安い定形外郵便やクリックポストで発送を行うことが多いのですが、段ボールに入れた場合と比べて封筒は強度が無いため、プチプチでしっかり商品を包むようにしています。
本は何かにぶつかって角等が折れ曲がりやすいので、プチプチといった緩衝材は必須です。
また、今はダイソー等でプチプチがあらかじめ内側に付いた封筒も売っているのでそれを利用することもあります。
大変便利です。

私自身が本の折れやすれ、よれが気になる方なので、発送して商品が落札された方のところに届くまでの間にそういった傷がつかないようにしなくてはと常々思っています。

また、段ボールに商品を入れて発送する場合も梱包には気をかけています。
段ボールにどんどん本を詰めて梱包するのですが、本と段ボールにちょっとした隙間が生まれることは多々あります。
ちょうど良くぴったりサイズの段ボールを用意できることもないので、どうしてもこういう事態になるのですが、隙間があると段ボール内で商品が動いて傷が付くこともありますので、隙間を埋めるようにプチプチや細かく丸めた新聞紙を詰めていきます。
指数本分といった中途半端な隙間が空いた時が一番面倒です。
新聞紙を細かくちぎってまた丸めて、どうにか商品が動くことのないように努めています。
一通り梱包作業が終わった時は、ガムテープで封をする前に段ボールを揺らしてみて、がさごそ音がしていないか、商品がぶつかり合う音がしていないか確認しています。

また、今までに気を付けていたのは帯付きの本です。
帯は何かにひっかかって破けやすいのですが、以前梱包している時に別の本の表紙がひっかかってあやうく破けそうになったことがありました。
幸い破けはしなかったのですが、それ以来は帯に注意するようにしています。
帯付きの本を探しているという落札者の方もいらっしゃいますので、決して帯はおまけではなく商品の一部だと思っています。
自分自身の梱包ミスで傷付けてしまっては落札者の方に申し訳ないので、商品を梱包する時はいいかげんな扱いをせずにそっと優しく触るように心掛けています。
自分自身が細かい傷に気が付いてしまう性格なので、梱包する時は結構神経を使います。

また、一度に複数の取引があった時は、1個梱包作業を終えればまた次をやらなければとなって疲れることもありますが、商品を心待ちにしている落札者の方のことを思うと早く発送しないといけないと思います。
長くお待たせする訳にもいかないので、気合入れて頑張らないとと自分を鼓舞しながら発送までの作業を行っています。
気を使いながらも手際良く梱包していく術を今後身に着けていけたらもう少し楽になりそうですので、良い方法を見つけていきたいです。
もしくは、元々たくさん出品しないというやり方もありますので、自分自身が楽に続けていけるようにある程度考えることも必要なのかもしれません。

初めてのメルカリ送料のことなど頭になかった話

新型コロナの影響で、ふだんは百貨店で働いているのですが、すべての仕事が見事にキャンセルになってしまい、すごもり生活に。

もてあます時間にご多分に漏れず、わたしも断捨離を決意し、普段はなかなかやらないクローゼットの隅々までひっくり返す。

あーこんなん出てきたぁー懐かしい・・・と感傷に浸ってみたり、なぜ取ってあったかわけのわからないモノはこの際バスバス捨てていく。

しかし、まったく着ずに「箪笥の肥やし」になっていたたくさんの洋服たち。
さすがに捨ててしまうのは忍びない。

そこで、現在収入ゼロになってしまったついでにお小遣い稼ぎも含め、わたしもついにメルカリデビューしました。

まずは慣れない写真撮影。
もちろんGoogle先生に聞きながら、メルカリマスターたちのアドバイスを基に、ひとつの商品をいろんな角度から何枚も撮る。

洋服は、ひとつひとつ少しでも買ってくれる方にとってイメージがつきやすいように数か所採寸していく。

さらにその商品の魅力的な紹介文を考える。

いったいひとつのアイテムを出品するのに何分かかるんだ・・・。

心が折れそうになりながら、洋服3点、パンプス1点、ショルダーバック1点の計5点を出品完了。

いや、もっと出したいものあったんですよ?でも5点でわたしの心と目が限界に達しました。

さっそく通知が来て、「いいね!」が付き始め、気になってわたしはもうスマホから目が離せない(笑)

しかしいいね!が付くもののなかなか購入には至らないので、もう興味が薄れてきたころ(←早い笑)に、ついに購入者現る!
パンプスお買い上げ、ありがとうございます!!!

メルカリの指示に従って、購入者さまとの簡単なやり取りをして、入金待ちとなったのでした。

わーい!1500円ゲット!あれ?手数料引かれるのね。
10%も。

まぁーしょうがないよね。
と思いつつ、初の購入決定に浮かれ気味。

時間だけはたっぷりあるわたしは、初めてのいろいろな作業に浮足立ち、できるだけきれいに包装して、丁寧にパッキンしようと思ったそのとき、
え?うちにガムテープなんてなくない?と気づいたのです。

不要不急の外出を禁止されて自粛ムードの高まるなか、いそいそとガムテープだけを買うためにコンビニへ。

なんだかすいません、いやふだんはちゃんと自粛してるんですよ?と心の中でつぶやきつつ、ガムテープ購入。

パンプスは無事きれいにパッキンされ、いつでも発送OKな状態でスタンバイしてスマホをかたみ離さず持ち歩き、メルカリの
通知をひたすら待っていました。

そしてついに通知が!入金完了のお知らせです!

よーし、待ってました!すぐに発送しますねー!!!!

あれ?そういえばこのパンプスって、宅急便コンパクトに入るサイズじゃないよね?と今更ながら焦りだす。

しかしどう考えてもサイズ的には収まらず、そのまま発送することにしたのですが。

そもそも宅急便っていくらかかるの?もちろん送料は出品者が負担にしてるから、ここからさらに引かれるってことか?!

えーっ!送料700円!!!
1500円(商品金額)ー150円(手数料)-700円(送料)=残金650円

あぶなーい!なんとか少し残ったー!!!(笑)

そんなこんなで焦りつつ、その日2度目のコンビニへ向かい、無事発送完了。

軽い気持ちで始めてみたメルカリですが、箪笥の肥やしにしているだけじゃお金にならないモノたちがお金に変わるという素敵なシステム。

しかし、送料のことをまったく考えずに値段設定をしてしまったために、私の場合は労力と時間を使ったわりにたいした金額にも化けず。

紆余曲折ありましたが、このメルカリデビューはとても勉強になりました。

しかしながら、わたしにはサイズが合わず一度も履かれることのなかったパンプスが、購入者さまより「とても気に入ってます」との嬉しいコメントをいただいて、
値段よりも何よりもなんだかとっても幸せな気分になったのでした。